2015年8月26日水曜日

ランダム研究:高齢者への運動・食事療法介入により認知機能改善示せず

ランダム化介入知見エビデンス乏しいのに、認知症予防に食事・運動介入を絶対的是と断定する言動を繰り返す、「認知症」「アンチエイジング」「老年医学」関連学会の連中。

こういう否定的な報告に彼らは触れることはしないはず・・・





JAMAに、セデンタリー(運動不足)老人への身体活動介入前向きランダム化トライアル、加齢黄斑変性症:AMD発症リスク対照者への 食事介入(調査不飽和脂肪酸±ルテイン/ゼアキサンチン)二重マスクRCTでの認知機能への効果検討


いずれも、認知機能への有益性認めなかった



Effect of a 24-Month Physical Activity Intervention vs Health Education on Cognitive Outcomes in Sedentary Older Adults
The LIFE Randomized Trial
Kaycee M. Sink, et. al.; for the LIFE Study Investigators
JAMA. 2015;314(8):781-790. doi:10.1001/jama.2015.9617.


構造化中等度身体活動プログラム(ウォーキング、レジスタンス訓練、柔軟運動)818例 vs 教育ワークショップ/上肢運動ストレッチング 817名比較


 

運動不足老人への24ヶ月中等度運動プログラムでは、教育プログラムに比べ包括的あるいはドメイン特異的認知機能改善を優意に示せなかった。 






 Effect of Omega-3 Fatty Acids, Lutein/Zeaxanthin, or Other Nutrient Supplementation on Cognitive FunctionThe AREDS2 Randomized Clinical Trial
Emily Y. Chew, et. al.; for the Age-Related Eye Disease Study 2 (AREDS2) Research Group
JAMA. 2015;314(8):791-801. doi:10.1001/jama.2015.9677

長鎖不飽和脂肪酸PUFA  (LCPUFAs) (1 g) and/or ルテイン(10 mg)/ゼアキサンチン (2 mg) vs placebo を区分デザインで検証



加齢黄斑変性症高齢者において、経口LCPUFAsおよびルテイン/ ゼオキサンチンで認知機能有意に改善せず



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