2016年3月1日火曜日

ライオン株式会社への健康増進法に基づく勧告

臨床試験
ライオン(株)   
佐道 哲也ほか
Jpn Pharmacol Ther 2006 34(6) 723-35

プラセボ対照平行群二重盲検とのこと、ホントならかなり有益な報告なのだが・・・2006年の報告なのに・・追試がないことで信頼性担保されない

大豆・・・なんたらも同様だと思うが、降圧効果仮に真実であっても、出版バイアスで片付けられてしまう


http://www.lionshop.jp/wellness/tomatosu/







日刊新聞紙に掲載した広を問題にしており、上記Web広告は放置状態!


「日刊新聞紙に掲載した広告」に対する指導
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/syokuhin1529.pdf
本件商品は「本品は食酢の主成分である酢酸を含んでおり、血圧が高めの方に 適した食品です。」を許可表示とし、食生活の改善に寄与することを目的として、 その食品の摂取が健康の維持増進に役立つ、又は適する旨を表示することのみが 許可されている特定保健用食品であって、血圧を下げる効果があると表示するこ とについて消費者庁長官から許可を受けているものではなく、また、高血圧※2は 薬物治療を含む医師の診断・治療によらなければ一般的に改善が期待できない疾 患であって、薬物治療によることなく、本件商品を摂取するだけで高血圧を改善 する効果が得られるとは認められないものであった。 ※2 一般には、血圧値のうち収縮期血圧が140mmHg以上又は拡張期血圧が90mmHg 以上の者は高血圧とされ、年齢が高いほど、高血圧に該当する者の割合は高くなる傾向にあ る。また、高血圧は、薬物治療を含む医師の診断・治療によらなければ一般的に改善が期待で きない疾患である

失神既往は自動車衝突自己リスク増加と関連

確かに、失神既往のある場合の交通事故頻度は倍化する。

頭部外傷に関連しない意識消失に着眼し、一般住民との比較で検討

失神の原因は必ずしも中枢神経だけでない
http://emedicine.medscape.com/article/811669-overview


単純に、失神として一括り


Syncope and Motor Vehicle Crash Risk
A Danish Nationwide Study
Anna-Karin Numé, et. al.
JAMA Intern Med. Published online February 29, 2016.
doi:10.1001/jamainternmed.2015.8606
http://archinte.jamanetwork.com/article.aspx?articleid=2497782


デンマークの国内コホート 2008年1月1日から2012年12月31日
4,265,301登録中、41,039のEDもしくは病院初回失神診断同定

自動車交通事故率(非致死性、致死性衝突を含む)を、多変量Poissonモデル解析

失神患者41,039、年齢中央値 66歳(IQR, 47-78歳)、女性 51.0%、心血管疾患 34.8%
フォローアップ期間中央値 2年間(IQR, 0.8-3.3年間)、交通事故衝突 4.4% , 1791名
外傷ありは78.1%, 139名
死亡まで至ったのは 0.3%, 6名

自動車衝突事故粗発生頻度は、一般住民に比べ、失神既往では約2倍 20.6 / 1000 人年; 95% CI, 19.7-21.6 vs 12.1; 95% CI, 12.0-12.1)
年齢、性別、社会経済地位、合併症、薬物治療補正発生比較比率 (RR)は 1.83 (95% CI, 1.74-1.91)

男性は女性に比較して交通衝突事故多い  (RR, 1.91; 95% CI, 1.79-2.03 vs RR, 1.74; 95% CI, 1.63-1.87)

自動車衝突事故超過リスクはフォローアップ期間中一定

18-69歳年齢群での、失神後5年衝突事故リスクは8.2% (95% CI, 7.5%-8.8%)で、一般住民 5.1% (95% CI, 4.7%-5.4%) 


英国:高齢85歳スパイロメトリ十分実施可能・・・解釈には注意必要


英国85歳コホート

スパイロメトリ十分実施可能
ただ、徴候無視のスパイロメトリ指数だけの診断では誤診に繋がる


Respiratory health and disease in a UK population-based cohort of 85 year olds: The Newcastle 85+ Study
Andrew J Fisher, et. al.
Thorax 2016;71:255-266 Published Online First: 5 January 2016
doi:10.1136/thoraxjnl-2015-207249
http://thorax.bmj.com/content/71/3/255.abstract

【背景】85歳以上が年齢群として世界的に急増。
呼吸器系健康、呼吸器系疾患頻度、呼吸器診断のスパイロメトリ使用を85歳の住民ベースのコホートで評価し、社会でのこの高年齢層での呼吸器系健康・疾患実態の評価目的


【方法】 85歳単年の誕生コホート:自宅・施設評価:症状自己報告とスパイロメトリ測定。呼吸器診断と治療のGPカルテをレビュー


【結果】845名のうち、呼吸器系実態burdenは、カルテでのCOPD頻度 16.6%(n=140)

コホートの多くは、喫煙既往・現行喫煙 64.2%, n=539
職業性リスク要素 33.6%, n=269

信頼クライテリア一致のスパイロメトリ施行 87% , n=737


 COPD診断サブグループ n=123のうち、 GOLDクライテリア満たすのは僅か 75.6% , n = 93のみ
 

呼吸器徴候・診断なしの「 健康サブグループ」 , n=151 において
GOLD気流制限クライテリア一致 44.4% , n=67
 中等症以上COPDのNIH・Care Excellenceクライテリア一致 43.3% n=29


【結論】スパイロメトリは後期高齢の入り口85歳でほぼ施行可能で、COPDのような呼吸器疾患同定に役立つ
しかし、スパイロメトリ指数に基づく現行のCOPD定義を用いた場合解釈は困難で、一過性症状に対して過剰診断を引き起こす可能性有り





どっかの講演会で「ヨーロッパはスパイロメトリって何者?」って世界だと吹聴してた演者がいた。高齢者でもスパイロメトリ十分可能で、高齢者というだけでスパイロメトリあきらめる風潮をなげきたい
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/45025/Default.aspx

同時に、労作性呼吸困難などCOPD特有症状無視してスパイロメトリだけで診断する風潮も・・・

COPD急性増悪:静脈血サンプル評価で動脈血の肩代わり可能?

動脈血より静脈血採取の方が容易
初期評価として静脈血で肩代わりになる部分はないか?


COPD急性増悪患者で入院必要性検討患者

pHとHCO3-値としては動脈血も静脈血も相関性あり


Bland- Altman分析

Using venous blood gas analysis in the assessment of COPD exacerbations: a prospective cohort study
Tricia M McKeever, et.al.
Thorax 2016;71:210-215 Published Online First: 1 December 2015
doi:10.1136/thoraxjnl-2015-207573
http://thorax.bmj.com/content/71/3/210.abstract


pHとHCO3-値の差平均  0.03 、 −0.04, 一致限界 −0.05 〜 0.11 、 −2.90 〜 2.82
患者のSpO2<80%ならSaO2 もSpO2 も相関

採取痛は、静脈より動脈の方が強い  (平均疼痛スコア 4 (IQR 2–5) vs1 (IQR 0–2)、 p<0.001)

noteへ実験的移行

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