2015年3月9日月曜日

オキシトシン鼻スプレーは食事量を減らす?

いずれも二次情報ソース


Oxytocin Nasal Spray Causes Men to Eat Fewer Calories
March 05, 2015
http://www.endocrine.org/news-room/current-press-releases/oxytocin-nasal-spray-causes-men-to-eat-fewer-calories

Oxytocin nasal spray causes men to eat fewer calories
http://www.sciencedaily.com/releases/2015/03/150305133027.htm




The Endocrine Society’s 97th annual meeting ( San Diego )

オキシトシン鼻スプレーにて健康男性のカロリー摂取減少効果が報告されたとのこと

オキシトシンスプレー(ノバルティス製造)はヨーロッパでは承認されてるが、米国ではトライアル以外承認されてない。分娩誘発静注という形で米国内静注製剤承認はある。


ローソン等は、平均連嶺 27歳、25名の健康成人男性、13名は健康体重、12名は過体重・肥満を対象に治験 (National Institutes of Health and a Massachusetts General Hospital Claflin Distinguished Scholar Award 研究費)


オキシトシン24IU  vs プラシーボ 絶食後 単回自己投与割り付け
1時間後、メニューからピックアウトされた朝食。
カロリー摂取量測定

実験を繰り返し、 オキシトシンとプラシーボを交代させたところ、前治療ステージと食事の差は無かった。

平均での比較では、 オキシトシンスプレー後では、プラシーボ投与後に比べ、122カロリー少なく、脂肪 9グラム少ない
オキシトシンは同時に、エネルギー源である体脂肪使用量増加も示された。
オキシトシンとプラシーボの間に重大副作用差なし

 オキシトシンは、自己記録食欲には影響なし、測定上の食欲張性ホルモンでも影響認めず

カロリー摂取への影響機序は不明。

ローソンは、臨床前段階において、脳の食欲調整作用に関連してるのではないかと想定 。女性ではどうか、そして、治療期間延長ではどうかなど検討すべきと


オキシトシンは、 "Love hormone"ということでも話題、また、ADHD/アスペルガー症候群への治験なども話題になっている

noteへ実験的移行

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