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2021年7月1日木曜日

片頭痛:食事療法が高価な薬剤と同等の意義?

プライマリアウトカムで立証できなかったが、カルシトニン遺伝子関連ペプチドのモノクローナル抗体(エムガルディ エムガルティ(ガルカネズマブ) | 日本イーライリリー株式会社 医療関係者向けサイト Lillymedical.jp)など、最近承認された片頭痛予防の薬物療法の臨床試験では、プラセボと比較して、介入群で1カ月あたり約2〜2.5日の頭痛が減少されている。


今回の試験では、食事による介入も同等以上の効果が得られることが示唆されたとの捉えられるとのこと


慢性および反復性の片頭痛を持つ成人を対象に、n-3 EPA+DHAとn-6リノール酸の平均量(米国)を含む対照食と比較して、2つの積極的な食事(n-3 EPA+DHAを単独で増加させるもの(H)と、n-6リノール酸を同時に減少させるもの(H-L))の生化学的および臨床的効果を調査した。両食事療法によって、循環中の17-HDHAが増加し、他の抗侵害受容性オキシリピンが変化して、頭痛の痛みの頻度と重症度が減少し、その結果、生活の質に与える頭痛の影響が改善されるという仮説を立てた。さらに、H-L食はH食に比べて、より顕著な生化学的変化と痛みの軽減をもたらすという仮説の検証

2019年8月9日金曜日

片頭痛とカフェイン入り飲料の関連性:非線形オッズ増加

カフェイン入り飲料1日3サービング以上ならその日以降数日頭痛発症と関連
1−2サービン津程度では同日頭痛と関連せず





Prospective Cohort Study of Caffeinated Beverage Intake as a Potential Trigger of Headaches among Migraineurs
Elizabeth Mostofsky,  et al.
American Journal of Medicine.
DOI: https://doi.org/10.1016/j.amjmed.2019.02.015
https://www.amjmed.com/article/S0002-9343(19)30210-4/fulltext

目的
カフェイン入り飲料摂取の当日及びそれ以降の日の片頭痛トリガーとしての役割

方法
前向きコホート研究で101名のエピソード的片頭痛で連日朝夕電子日記
98名6週以上の日記 2016年3月〜2017年10月
毎日被験者はカフェイン入り飲料摂取と他のライフスタイル要素、片頭痛性頭痛毎のタイミングと特性を記録
カフェイン入り飲料摂取の日の片頭痛頻度と摂取しない日の同一個人の片頭痛頻度をどの曜日かを斟酌
条件付きロジスティクス回帰を用いオッズ比と95%信頼区間使用


結果
98名(女性 86名)、平均年齢 35.1歳、白人 83%、ヒスパニック・ラテン10%、頭痛開始時年齢平均 16.3歳
トータルで、観察 4467日の間で 825の片頭痛
カフェイン入り飲料摂取の数とその日の片頭痛発生オッズに統計学的に非線形相関あり (P-quadratic trend = .024)
摂取量レベル毎の推定値は統計学的有意に至らず
相関性は習慣的摂取と避妊治療によりばらつき


結論
カフェイン入り飲料摂取と当日片頭痛発生オッズに非線形の相関有り
これはカフェイン入り飲料摂取がその日の片頭痛トリガーとなることを意味している






2016年10月20日木曜日

片頭痛:口腔内細菌叢との関わり




亜硝酸塩は、心臓疾患治療薬や食物にも含まれ、頭痛の引き金とされる。亜硝酸塩の一酸化窒素への変換メカニズム、いわゆる脱窒、この機能と関係する通性嫌気性細菌が口腔内に存在し、 salivary nitrate-nitrite-nitric oxide pathwayにてNO濃度のトリガーとなる


American Gut Projectで、PICRUSt と呼ばれるbioinformatic toolを用い、片頭痛患者では、亜硝酸塩をmodifyする能力を持つ口腔内・腸内微生物叢が多いことを見いだした。
片頭痛持ちでは、口腔内に、nitrate、nitrite、 "nitric oxide reductase gene"が多く存在。糞便中は有意だが差は少ない。



Migraines Are Correlated with Higher Levels of Nitrate-, Nitrite-, and Nitric Oxide-Reducing Oral Microbes in the American Gut Project Cohort
Antonio Gonzalez, et. al.
mSystems
DOI: 10.1128/mSystems.00105-16



解説:

https://www.asm.org/index.php/mbiosphere/item/3050-your-next-migraine-might-be-thanks-to-your-mouth-microbes




https://www.eurekalert.org/pub_releases/2016-10/asfm-msh101416.php

片頭痛なしの心血管疾患にも役立つ習慣として、"magical probiotic mouthwash"って発想をもってるらしい。

2015年5月26日火曜日

前兆無し片頭痛と、大血管系・心原性卒中と関連重複遺伝子

片頭痛と虚血性卒中の遺伝子感受性共有性

20万例近い大規模メタ分析で、特定の遺伝子座を検討

前兆無し片頭痛(MO)と大血管系卒中(LAS)で強力なオーバーラップが見られる (LAS; p = 6.4 × 10−28 for the LAS polygenic score in MO) 、MOと心原性卒中とのも同様  (CE; p = 2.7 × 10−20 for the CE score in MO)


Shared genetic basis for migraine and ischemic stroke
A genome-wide analysis of common variants
Rainer Malik,  et. al. ; For the METASTROKE Collaboration of the International Stroke Genetics Consortium
http://www.neurology.org/content/84/21/2132.abstract

2014年3月12日水曜日

米国FDA承認:片頭痛予防電気刺激デバイス

FDAが片頭痛予防デバイス承認


デバイスは、プラスティック製ヘッドバンドに類似し前頭部から両耳を横断し、前頭部中心に接着性電極を用い三叉神経を刺激したもの

患者は、しげきやマッサージ漢各区を感じ、18歳以上の20分以上毎日頭痛発作有る場合の適応 

臨床研究は、1ヶ月2回を超える片頭痛発作被験者67名にて片頭痛日数有意減少報告。
患者満足度53%。重大副事象認めず。


http://www.stx-med.com/






プラセボ対照なのだけど、sham-placeboされたかどうか確認必要。通電が分かれば意味がないし・・・



この疑念は払拭できたのだろうか? → http://www.skepticnorth.com/2011/10/evaluating-cefaly/

noteへ実験的移行

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