2012年12月1日土曜日

“日本維新の会”公約

日本維新の会
http://j-ishin.jp/

マニフェスト(維新八策)
http://j-ishin.jp/pdf/ishinhassaku.pdf

【医療】
• 公的保険の範囲を見直し混合診療を完全解禁 → 民間保険会社やりたい放題&公的保険崩壊

• 高コスト体質、補助金依存体質の改善 → 公的病院崩壊

• 公的医療保険給付の重症患者への重点化(軽症患者の自己負担増) → 一次予防の否定&“死ぬ前になって受診しろ” ;死に神政策


【年金】
• 年金一元化、賦課方式から積立方式(+過去債務清算)に長期的に移行 → 年金まじめに払ってた分・・・ちゃら 勤労意欲ゼロへ

• 高齢者はフローの所得と資産で先ずは生活維持(自助) → 年金払うものが負け 積み立て方式と矛盾

【雇用】
最低賃金制度の廃止 → 時給100円~300円でも、足りない分は国が負担するらしい;労働モラル崩壊・労働者全員生活保護状態


 予想通り・・・
"石原氏はまた、「俺は竹中(平蔵慶応大学教授)って好きじゃないんだよ。あれが、こういうものを全部書いている」と内幕を明かしました。"
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-12-01/2012120104_04_1.html 






・ 復興・安全インフラ全否定 ・・・ 絶句
・ 減税で企業投資加速という低能発想 ・・・ なら、すでに、日本は投資加速してるはず
・ 最低賃金だけじゃなく、解雇規制緩和 ・・・ 首切り自由 
・ 年金個人主義 ・・・ 社会保障システムでなく自己貯蓄システム変形版
・ 国家の否定(道州制、消費税地方税化) ・・・ 連邦制 まさに、米国連邦制度 離島・僻地を含む地方は崩壊 → 日本国の崩壊
・ 参議院を愚弄()
・ 脱原発(20年で・・・) → すでにあるプルトニウムをどう処理するんだ & 電気料金高騰による製造業破壊
・ 尖閣列島を“領土問題化” → 中国共産党を利するためだけの政治




【結論】 日本維新の会=日本国益を害する政党 、亡国の党



政党というには、乱暴で、粗雑すぎる。

こんな政党が、国政で第2、第3党になろうとしてるの?
ほんとに・・・  日本国民は、彼らの公約や主張を見聞きしているのだろうか?

“大阪維新の会” の 対日教組・教育委員会や対労組 で、国民に、実態と異なるイメージが行き渡ってるのではないか!


何万遍 憤慨・憤慨しても足りぬ、維新の会とやらの公約


付記(H24/12/4)

原子力発電というのは、今回の選挙において、党の主張をもっとも反映しているはずの項目
それを、このように、ごまかす“日本維新の会” ・・・ ほんとに、政党と言えるのだろうか?


“木走日記”さんも指摘してるが、“プレスリリース”をこっそり改ざんするいんちき“政党”
2012-12-03 あきれた日本維新の会の体質 
http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20121203/1354506756


某先生からの情報から知ったまとめ




“維新の会”と“みんなの党”は、医療関係サービスを、公的サービスからビジネスサービスへ ・・・ってのが基本らしい


アロマテラピー:効果は1時間内、越えると心血管系へ悪影響

タラソ・セラピー従業員と言えば、心情的に、 アロマテラピーにはシンパシーを感じる方々だろう。負の結果に関しては信用したくなる・・・




“solus por aqua”を直訳すれば“Health by water”。台湾のタラソセラピーみないのものか? その従業員100名を被験者に、アロマテラピーの血圧への効果をみたもの


“essential oil vapour generated from an ultrasonic atomizer ”とやらを連続2時間暴露。


安静時心拍(HR)、収縮期血圧(SBP)、拡張期血圧(DBP)を測定。試験中、総volatile organic compound (VOC) 濃度を測定

linear mixed-effect modelで、VOC濃度と、被験者の心拍、SBP、DBPの相関を検討。

The effect of essential oil on heart rate and blood pressure among solus por aqua workers
European Journal of Preventive Cardiology November 29, 2012 2047487312469474
http://cpr.sagepub.com/content/early/2012/11/21/2047487312469474.abstract


暴露開始15-60分で、VOC濃度は有意に15分後平均BP、HRと減少と関連。
1時間超から75-120分で、VOC濃度は15分間平均BP、HR増加と関連する。

アロマテラピーは、暴露1時間内は、リラクセーション方法として最も有効
だが、1時間超えると、心血管系への悪影響の可能性がでてくる。


盲検化されてない検討で、暗示的効果も考えられる実験系。
アロマテラピー的事業の従業員ということで、この療法への抵抗は比較的少ないと思われるが、それでも1時間超すとストレス反応なのか、血圧・心拍へ悪影響を及ぼすことが分かる。

VOC:揮発性有機化合物 (volatile organic compounds)って、片方では、“化学物質過敏症”と騒いでる人たちもいるのに、片方で、アロマテラピーとありがたがる人もいる。


Essential oil:
(植物性)精油,芳香油 《揮発性で香水などの原料》.
植物由来揮発性芳香成分を含む濃縮性疎水液状物
An essential oil is a concentrated hydrophobic liquid containing volatile aroma compounds from plants.

アロマテラピーに関する副作用のシステマティック・レビュー
Adverse effects of aromatherapy: A systematic review of case reports and case series
The International Journal of Risk and Safety in Medicine Volume 24, Number 3 / 2012 Pages    147-161
DOI    10.3233/JRS-2012-0568
http://iospress.metapress.com/content/9467q73255508464/?genre=article&issn=0924-6479&volume=24&issue=3&spage=147

副作用は、軽症~重症・致命的な例が1例有り
最も多いのは皮膚炎
ラベンダー、ペパーミント、茶樹木オイル・イランイランノキ( ylang-ylang )が最も多い副作用原因物質

アロマテラピーには、重篤副作用可能性がある。

副作用原因の可能性に着眼したアロマセラピーの有効性に関する十分なエビデンスは存在しないことに注意が必要である。




揮発性有機化合物(VOC)対策
http://www.env.go.jp/air/osen/voc/voc.html 



アロマテラピーの薬事法
http://www.forestwalking.com/horitsu.html

アロマテラピーにおける薬事法の注意事項
http://aromasukuru.joho117.com/2007/09/post_39.html


アロマテラピーの薬事法
http://aromasukuru.joho117.com/2007/09/post_41.html

・「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」「医療器具」と誤解されるような表示や広告、口頭での説明をすることはできません。

例1:「ラベンダーの精油は不眠症に効果があります」といって販売したり提供したりすると、医薬品の効果を勝手に示したことになり、無許可医薬品の取り締まりによって規制されます。

例2:「カモミールは保湿効果があります」といって販売したり提供したりすると、化粧品の効果を勝手に示したことになり、無許可化粧品の取り締まりによって規制されます。

国民生活センター:くらしの危険 アロマグッズの事故
http://www.kokusen.go.jp/kiken/pdf/292dl_kiken.pdf
 

転移性直腸結腸がん:KRAS遺伝子異常・BRAF遺伝子異常検査は コスト削減にはなるが、生存率改善にはつながらない

2009年、American Society of Clinical Oncology は転移性直腸結腸がんに関しては、抗EGFR治療予定なら、KRAS・BRAF遺伝子検査が推奨されている。変異では抗EGFR治療反応しないためである。

果たして、包括的にコスト対生存率改善に意味あることなのか・・・検討

 結論はコスト効果的ではあるが、増分・コスト対効果比は、許容性閾値である、 “$100 000/quality adjusted life year”を上回らない。

KRAS変異無しの抗EGFR治療ではベネフィットが限定されるため、治療受けない場合有害性やコストを回避し、ベネフィットをリザーブできるという考えである。
BRAF遺伝子変異腫瘍でも抗EGFR治療反応しないことが想定されるが、まだ確定的ではない。
遺伝子変異検査の cost-effectiveness analysisなどで、代替治療模索・切除など検討十分でない。

KRAS・BRAF遺伝子両者スクリーニングは、しない場合に比べ、全体的に、コスト $22033で生存 0.034年延長、結果、コスト対効果比は、1年間寿命延長あたり約 $650 000

非検査・抗EGFR治療比較で、KRAS検査塚により、患者1人あたり、約 $7500 節約
BRAF検査追加で  $1023節約。
だが、生存率には影響さほど与えず・・・

Cost-Effectiveness Analysis of Screening for KRAS and BRAF Mutations in Metastatic Colorectal Cancer







日本でも、コスト効果論が診療体系の基準になることがやっと議論されつつある。
費用対効果、「QALY」を基本に検討 対象技術の条件など、制度の基本的考え方決定  2012年7月20日 

しかしながら、 「社会保障国民会議」には、許容閾値検討できる医療関係専門家が含まれてないか、いても、ごく少数。

机上の空論で、表面的経済学者のみが跋扈し、医療施策を狂わそうとしているようである。

彼らがいかにばったものかわかるのは、コスト対効果比から考えてまったく根拠のない“***検診” を温存した場合だろう。そして、馬鹿の一つ覚え「ジェネリック移行」連呼だろう・・・。
これらが、“馬鹿の証”となると明言しておこう。

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note