2003年と、2001年の医療アクセスと経済的対策についてレビュー
Trends in access to health services and financial protection in China between 2003 and 2011: a cross-sectional study
The Lancet, Volume 379, Issue 9818, Pages 805 - 814, 3 March 2012
世帯数で、2003年57023、2008年45456、2011年18822インタビューし、回答率は98.3%、95.0%、95.5%、個人数は193689、177501、59835名
2003年から2011年まで保険カバー率は29.7% (57 526 / 193 689) から95.7%(57 262 / 59 835)へ増加 p<0.0001
入院経費の保険からの平均払い戻しは、14.4(13.7-15.1)から46.9(44.7-49.1)へ増加
病院入院分娩率は2011年98.8%(1219/1272)
入院数は2.5倍(2011年 8.8% (5288 / 59 835, p<0.0001) ←2003年 3.6% (6981 / 193 689)
2011年医療費の世帯での壊滅的増加が報告
帝王切開率は 19.2%→36.3%
医療保険と入院費用支払いはその使用量・カバー率の増大により著明に増加。もともと、
中国内地域内に於ける保険カバー、アクセスのばらつきが大きいが、近年に成り、特に田舎と病院でのサービスの増加による影響が大きい。基本となる医療サービス、主に入院費用、外来・入院の増大がある。
世帯毎の爆発的医療費増大への対策として、リスク防止への対策に多大なる関心を向ける必要がある。医療保険スキームの深度・範囲を如何に広げるか、そして、医療や医療従事者に代替する手段があるか検討段階に入っている。QOL、efficiency、客観的医療アウトカム、特に孤独な状況に陥った場合での支払いに関してより検討が必要。
中国の高齢化率は、一人っ子施策のため、日本を凌駕するほど急速・・・
http://www.nationmaster.com/country/ch/Age_distribution