NOACs vs VKAs
Efficacy and Safety of the Novel Oral Anticoagulants in Atrial Fibrillation: A Systematic Review and Meta-Analysis of the Literature
Circulation. 2012;CIRCULATIONAHA.112.115410published online before print October 15 2012,
包括的死亡率・心血管死亡率、卒中、全身性塞栓、虚血性卒中、重大及び頭蓋内出血、心筋梗塞に関してデータ収集。
12研究回収(dabigatran(プラザキサ) 3、 rivaroxaban(一般名リバーロキサバン:イグザレルト) 4、 apixaban(ファイザーから国内申請) 4、edoxaban(リクシアナ) 3)
54875名の患者
NOACsは有意に総死亡率低下 (5.61% vs 6.02%; RR 0.89; 95%CI, 0.83-0.96)、心血管死亡率低下 (3.45% vs 3.65%; RR 0.89; 95%CI, 0.82-0.98) 、卒中・全身性塞栓減少 (2.40% vs 3.13%; RR 0.77; 95%CI, 0.70-0.86)
重大出血イベント減少傾向RR 0.86; 95%CI, 0.72-1.02)、頭蓋内出血は有意な減少 (RR 0.46; 95%CI, 0.39-0.56).
心筋梗塞の差は認めない
現時点では、副作用事象が問題となり、これらの専門の医者以外なかなか手をだしがたい薬剤群だが、ワーファリンより安全というのが確定すれば、これらの薬剤に移行するのは時代の流れなのかもしれない。
「心房細動における抗血栓療法に関する緊急ステートメント」
http://www.j-circ.or.jp/guideline/pdf/statement.pdf
プラザキサ:適正使用のお願い
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/kigyo_oshirase_201106_2_1.pdf
イグザレルト:適正使用情報
http://xarelto.jp/ja/home/product-information-area/proper-usage-information/
リクシアナ:効能効果:“下肢整形外科手術施行患者における静脈血栓塞栓症の発症抑制、 膝関節全置換術、股関節全置換術、股関節骨折手術”のみ