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2020年11月11日水曜日

耳鳴:bimodal neuromodulation治療RCTにて効果判明


機器としては

https://www.neuromoddevices.com/company/technology


 

Bimodal neuromodulation combining sound and tongue stimulation reduces tinnitus symptoms in a large randomized clinical study

Brendan Conlon, et al.

Science Translational Medicine  07 Oct 2020: Vol. 12, Issue 564, eabb2830

https://stm.sciencemag.org/content/12/564/eabb2830

耳鳴りは脳内でコード化された幻の聴覚であり、人口の10~15%に影響を与え、煩わしい、または衰弱する可能性があります。現在のところ、この主要な健康状態に対して臨床的に推奨される薬物や装置による治療法はありません。

動物研究では、音と電気的体性感覚刺激の組み合わせが、耳鳴り治療のための脳内の広範な可塑性を駆動できることが明らかにされています。

ヒトにおけるこの bimodal neuromodulation approach を調査するために、我々は慢性的な自覚的耳鳴りを持つ成人326人を登録した無作為化二重盲検探索研究において、音を耳に、電気的刺激を舌に与える非侵襲的な装置を評価した。

参加者は、異なる刺激設定の3つの並行群に無作為に割り付けられました。

臨床的転帰は、12週間の治療期間と12ヵ月間の治療後の段階で評価された。

主要評価項目については、一般的に使用されている2つの結果指標、Tinnitus Handicap Inventory(Cohen's d effect size:両群間で-0.87~-0.92;P < 0.001)およびTinnitus Functional Index(-0.77~-0.87;P < 0.001)に基づいて、治療終了時に参加者は耳鳴り症状の重症度の統計的に有意な減少を達成した。

治療的改善は、これまで大規模コホートの耳鳴り介入では実証されていなかった特定の bimodal neuromodulation 設定で治療後12ヵ月間継続した。

また、この治療は高いコンプライアンスと満足度を達成し、治療に関連した重篤な有害事象は認められなかった。

これらの前向きな治療および長期的な結果は、 bimodal neuromodulation approach を耳鳴りに対する臨床的に推奨される装置治療として確立するための更なる臨床試験の動機付けとなった。


www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。


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とっとと日本で治験進めて臨床の場で使えるようにしてくれ

2015年4月27日月曜日

耳鳴 ・・・ 聴覚皮質を超えて脳全般に影響を与えているかも・・・ 

日常診療で「耳鳴り」の訴え多いが、診断・治療に関してお手上げ状態のため、臨床的興味を持っているが、門外漢なのでと言い訳、無理やり翻訳・・・


アイオワ大学の研究チームが開発した特有の脳モニタリング技術で、転換研究治療器具の応用らしい。
耳鳴り中の被験者の脳の活動性を検査し、弱いあるいは強いエピソードで分類。症状イミテーションを形成し脳の活動性パターンも調査。
最大の発見は、耳鳴りに関連する脳活動性は、脳の広汎部分に影響を与えることが分かったとのこと。他の神経システムへ影響を与え、さまざまな合併症もあるのではないかなどと考察される

脳内の責任領域が限定的でなく、広汎に接合した変化であるため、病巣把握困難という面もあり、経路やニューロフィードバックは複雑で、薬物治療困難と想定される。うつ、ストレス、緊張状態など困難さが関連することも多い。



Intracranial Mapping of a Cortical Tinnitus System using Residual Inhibition
William Sedley , et. al.
Open Access
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.cub.2015.02.075
http://www.cell.com/current-biology/abstract/S0960-9822(15)00278-X

耳鳴りってのは、末梢神経系へのダメージが自発的脳活動に直結し、異常音として認識されるものと考えられている。多くの脳活動異常が耳鳴りと関連して居るであろうが、ファントム音それ自体へ以下に関連するか、関与要素や二次合併症への関連も不明。
”Core”耳鳴りは、その知覚が必要勝十分条件であり、(耳鳴り認識操作可能で、検験者報告が正確である)行動的パラダイムと結合した神経活動性の正確度の高い記録が必要とされる。これが可能となった。
音響シミュレーション後の耳鳴り音知覚後の短期修正中、覚醒、行動的耳鳴り患者の広汎脳内記録
耳鳴り関連低周波(Δ)oscillationを観察し、視床内低周波burstingがトリガーと考えられた。
予想外に、これらのΔ波は聴覚皮質領域を広がり、聴覚皮質ほぼ全体にプラスして、側頭葉、頭頂葉、感覚運動、辺縁系皮質にまで広がった。
個別の聴覚、海馬傍回、下部頭頂葉”Hub”領域において、これらのΔ波Oscillationは、中間周波(α)と高周波(β、γ)活動と関連し、タイトに結合した密着したシステムを形成し、記憶野認識を含む高レベルな機能とも関連する。

2014年8月18日月曜日

カフェイン摂取: 耳鳴り発生抑制?

「耳鳴」 ってのは、その訴え、評価、原因、治療も、一般医家には難問題。


NHSII(30-44歳、女性)でのカフェイン摂取と耳鳴り発症の関連性調査。


前向き研究にて、カフェイン 150mg/日(コーヒー 8オンスカップに相当:237ml)未満の摂取者に比べ、450-599 mg/日では、その多変量補正ハザード比 0.85(95% 信頼区間 0.78 - 0.95)。
さらに、 600mg/日以上では、 0.79 ( 0.68 - 0.91)。


A Prospective Study of Caffeine Intake and Risk of Incident Tinnitus
Jordan T. Glicksman, et. al.
The American Journal of Medicine Volume 127, Issue 8, Pages 739–743, August 2014 DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.amjmed.2014.02.033




カフェインの覚醒作用が関連しているのではないかとの考察もあるが、機序不明。
http://www.viralglobalnews.com/health/caffeine-consumption-linked-reduced-incidence-tinnitus-women/14173/

2012年5月30日水曜日

耳鳴治療:臨床心理・運動療法を含む専門家治療ベースでQOL、耳鳴り重症度・障害改善効果

耳鳴りは成人の21%まで発症し、不快で聴覚的問題と関連するが、コスト的問題の無い薬物手段や標準的手法は存在せず、問題の長期化が存在する。



Specialised treatment based on cognitive behaviour therapy versus usual care for tinnitus: a randomised controlled trial
The Lancet, Volume 379, Issue 9830, Pages 1951 - 1959, 26 May 2012

耳鳴の重症度・聴力障害で層別化
4つのブロック化
・音に焦点を当てた耳鳴再訓練治療を伴う認知行動療法の特異化ケア
・通常ケア
コンピュータ割り付け1:1

患者・評価者には割り付けマスク

プライマリアウトカムはHRQOL、耳鳴重症度(アンケートスコア)、耳鳴による障害程度(耳鳴ハンディキャップ一覧スコア)、治療開始前、3ヶ月後、8ヶ月後、12ヶ月後


2007年9月から2011年1月まで、741名のスクリーニング患者のうち492(66%)を登録・治療。

通常ケア割り付け 247名。245名特異的ケア割り付け

特異ケアにて、12ヶ月でHRQOL改善 (群間差 0.059, 95% CI 0.025 ~ 0.094; effect size of Cohen's d=0.24; p=0.0009)、耳鳴重症度減少 (−8.062, −10.829 ~ −5.295; d=0.43; p<0.0001) 、耳鳴障害改善 (−7.506, −10.661 ~ −4.352; d=0.45; p<0.0001)

治療は初期の耳鳴重症度と関連無く有効なようで、このトライアルでは副事象認めず

通常ケアと書かれてはいるが、耳科学的リハビリテーション、耳科学的フォローアップやsocial workとそのフォローアップを含むケアである。
一方介入群は、多職種的チーム医療、臨床心理士、運動療法士を含む介入である

こういう Multidisciplinary team 医療ってのは、日本のもっとも不得意な分野、医療制度上も資格制度上も・・・

こうやって、耳鳴りの訴え放置される事例多数・・・

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...