COPDだけなのか、それ以外も同様なのか?
地中海都市部在住のCOPD患者のライフスタイルを重視し、文化的行動を広げ公共の場所を歩行することで、長期的に身体活動行動維持・増進を目的とした”Urban Training TM)"
慢性疾患の身体活動変容のための行動変容戦略による有益性に基づき、COPD研究ではこの主の介入がなされつつある、例えば、身体活動、歩数計、遠隔コーチング(コンピュータ・携帯テクノロジー)など4ヶ月目までは効果があるが、その後1年以上では研究も少なく、維持などはかなり少ない。。故により長期効果到達することが介入上の問題点の一つ。
生物学的心理的個別化要素にも続き介入するとしたら、患者の、社会的サポート・文化的行動など個別化考慮、(社会的、建物、自然)環境の影響要素にてカスタム化しなければならない。同居者、犬の散歩、孫の世話、活発な配偶者などは身体活動にプラスとなる。
Long-term efficacy and effectiveness of a behavioural and community-based exercise intervention (Urban TrainingTM) to increase physical activity in patients with COPD. A randomised controlled trial
Ane Arbillaga-Etxarri, et. al.
Eur Respir J 2018; in press (https://doi.org/10.1183/13993003.00063-2018).
ERJ Express. Published on August 30, 2018 as doi: 10.1183/13993003.00063-2018_
COPD患者では身体活動増加・維持必要。Urban TrainingTM intervention12ヶ月間の有効性・効果評価
ランダム化対照トライアル (NCT01897298)、COPD患者 407名
プライマリと病院で:通常ケア、Urban Training TM 1:1(n=205 : n=202)割り付け
Urban TrainingTM;動機づけインタビュー、戸外公衆スペースでのurban trail歩行助言、フィードバック・動機づけ・情報・サポートの他の至適化成分(歩数計、カレンダー、身体活動冊子、ウェブサイト、電話テキストメッセージ、運動グループ、電話番号)などから構成
プライマリアウトカム:12ヶ月の変化(acceloerometerによる歩数/日)
有効性解析 per protocol解析セット、割り付け介入アドヒアランス分類)にて、Urban training TM vs 通常ケアで +957(95% 信頼区間; CI, 184-1731)
有効性解析 ITTセット比較 12ヶ月完遂 n=280名(意欲なし、アドヒアランスなし患者含む)で2群間
歩行中下肢痛は他の副事象イベントには差が無いが、通常ケアよりUrban Training TMで多く報告
Urban TrainingTMは、スーパーバイズなしの戸外歩行の行動戦略で身体活動増加有効性高く、安全性懸念少ない
しかし、意欲なし・非アドヒアランス自己報告を含む場合は有効性乏しい
結局、やる気が無い、アドヒアランス不良ではやはり効果期待できない