2013年6月8日土曜日

【アルツハイマー病】動物モデルでFDA承認薬影響篩い分け: 13の心血管系薬剤で減少効果確認

特定の降圧剤は、アルツハイマー病マウス脳のアミロイド蓄積減少効果を認めた。
1600のFDA承認薬ふるい分けし、βアミロイド合成抑制・促進的要素どちらかなのか検討。
Aβ減少効果30% を超える効果が、13の心血管系薬剤で認められた。うち、7つの異なるクラスの薬剤、カルベジロール(アーチストなど)、プロプラノロール(インデラル など)、バルサルタン(いま世の中を騒がせてる薬)、ロサルタン(ニューロタンなど)、ヒドララジン、ニカルジピン(ペルジピンなど)、アミロライド(カリウム保持性利尿薬で、トリアムテレン(トリテレン・カプセル50mg(大日本住友製薬))は類似薬)では、濃度依存的に in vitroでのAβの減少効果認めた。


プロプラノール、ニカルジピン、カルベジロールをアルツハイマー様アミロイドを有するマウスへ投与1ヶ月後、約40%も脳内のAβ減少した。

普通の薬剤がアルツハイマー病にベネフィットあるいは有害性があるか検討可能であった。



Wang J, Zhao Z, Lin E, Zhao W, Qian X, et al. (2013) Unintended Effects of Cardiovascular Drugs on the Pathogenesis of Alzheimer’s Disease. PLoS ONE 8(6): e65232. doi:10.1371/journal.pone.0065232

βアミロイド(Aβ)への増加・減少効果があるか、FDA承認薬1600をふるいにかけ、アミロイド前駆蛋白プロセシングへの影響を検討。



結果、特定の降圧薬が、in vitro 及び in vivoでAβ影響を認めた。




http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0065232



逆に増加可能性薬剤は・・・フロセミド(ラシックス など)、トランドラプリル(プレラン など)

ACE阻害剤においてはクラス毎というより、薬剤個々で影響が異なるようだ
perindopril(コバシル など)はAβ減少可能性、Trandolaprilもだが、Quinapril(コナン など)、benazepril(チバセン など)は増加の可能性

対して、調査されたARBは全部減少傾向のよう・・

β遮断剤では、acebutolol(アセタノール など)、 Guanethidine sulfateが目立つ

アルツハイマー病を克服するヒントは「脳の自己再生力」にあった?

  この研究は、 ヒト成人の海馬 における 未成熟ニューロン の存在とその役割を最新の解析技術で解明したものです。科学者たちは、健康な高齢者、アルツハイマー病患者、および病理がありながら認知機能を維持している**「レジリエンス」**群の脳を比較しました。その結果、成人脳の未成熟ニ...