Predictive Performance of the STOP-Bang, Epworth Sleepiness Scale, and Modified Flemons Score in Identifying Sleep Center Patients With Obstructive Sleep Apnea
Colin Smith, et. al.
Chest. 2014;146(4_MeetingAbstracts):939A. doi:10.1378/chest.1985313
【目的】
STOP-Bang、 Epworth Sleepiness Scale (ESS)、Modified Flemons Score (MFS) questionnaireの閉塞型無呼吸(OSA)患者、特に中等度重度リスク症例の検出能力評価
MFSは4項目モデルで、頸部周囲径、高血圧・いびき・夜間窒息・あえぎgasping型(短い吸息と呼息からなる呼吸運動が長い休止期をおいて周期的に現れる呼吸型)エピソードの補正に基づくもの
【方法】
MedStar Georgetown University Hospital スリープセンター451名の成人の便宜サンプル
STOP-Bang、ESS、MFSアンケートを無呼吸センターテクニシャン補助で施行。3つのスコア記録患者のみ比較。
【結論】
STOP-Bang アンケートは中等度・重度 (93.4%) 、重度 (97.8%) OSAの検出感度最も高度。
ESS は、中等度・重度 (63.4%) 、重度 (60.7%) OSA検出で高感度
MFS questionnaire は、中等度・重度 (83.6%) 、重度 (52.3%) OSA検出で高感度
【結論】 STOP-Bang アンケートは、OSAリスク同定感度最も高く、ESS、MFSアンケートより良好。
麻酔科医は、将来合併症リスクを重要視するのでSTOP-Bangのような高感度ツールを好むだろう。
http://www.sleepapnea.org/assets/files/pdf/STOP-BANG%20Questionnaire.pdf
日本で使われるなら、頸部径やBMIなどは使えないだろうし、やせ形・標準体型OSAが多い日本でそのまま使えるかは疑問
2014年11月21日金曜日
重度飲酒の9割以上がアルコール症にあらず・・・
プライマリソース:
http://www.cdc.gov/pcd/issues/2014/14_0329.htm
解説:http://www.cdc.gov/media/releases/2014/p0626-excessive-drinking.html
ポピュラーな意見と異なり、重度飲酒米国民の10名に一人未満しかアルコール症に罹患してないと、木曜日の米国連邦の報告。
多くの人は大量飲酒のヒトはアルコール症と考えるが、疑念に思っていた医療専門家もいた。
女性では週8ドリンク、男性では15ドリンク以上を重度飲酒とすると、重度飲酒の90%では、アルコール症クライテリアを満たさない。
アルコール症の定義は、アルコール量減量もしくは禁酒できない、家族・仕事上の問題の原因となってもやめられない、連日飲酒時間が相当占める場合。
解説:http://www.cdc.gov/media/releases/2014/p0626-excessive-drinking.html
ポピュラーな意見と異なり、重度飲酒米国民の10名に一人未満しかアルコール症に罹患してないと、木曜日の米国連邦の報告。
多くの人は大量飲酒のヒトはアルコール症と考えるが、疑念に思っていた医療専門家もいた。
女性では週8ドリンク、男性では15ドリンク以上を重度飲酒とすると、重度飲酒の90%では、アルコール症クライテリアを満たさない。
アルコール症の定義は、アルコール量減量もしくは禁酒できない、家族・仕事上の問題の原因となってもやめられない、連日飲酒時間が相当占める場合。
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