2016年7月9日土曜日

睡眠時無呼吸症候群:重症度と心血管合併症頻度は逆相関する

元気で、屈強な人間ほど強い吸気流量で気道虚脱を強く生じ、閉塞型無呼吸の重症度指数増加する

この当たり前のことは、一見矛盾するようにも思える


ある高血圧の講演会で
「難治高血圧は睡眠時無呼吸症候群合併が多い」・・・ここまでは同意
「診断しnCPAP治療すれば降圧コントロール良好となる」 ・・・ここは不同意


time-factorが重要だと思う・・・様々な動脈硬化性要因蓄積・積分の上に心血管合併症があるわけで、リスク一側面だけで、有病率を議論することに無理がある



Protective Cardiovascular Effect of Sleep Apnea Severity in Obesity Hypoventilation Syndrome
Juan F. Masa,  et. al.
Chest. 2016;150(1):68-79. doi:10.1016/j.chest.2016.02.647


横断研究
OSA重症度とCVM(心血管合併症) burdenの関連性

CVM頻度は、連続変数並びに3分位としてのODIに基づくOSA重症度有意減少と関連
OSA重症度とCVM発症頻度の逆相関関係は、高ODI三分位で見られ、多寄与要素補正後も関連性持続
慢性心不全は特にODI最高三分位で負相関著明
CVMリスク有意差なしは、第1・第2三分位ODI
最大三分位ODI患者は最小三分位ODIより若年、主に男性、肥満多く、過睡眠で、夜間・昼間ガス交換悪く、高血圧頻度少なく、運動耐容能良好、入院日数少ない

noteへ実験的移行

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