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2016年4月12日火曜日

血液型非OはO型にくらべ血栓イベントなりやすい





ABO Blood Group and Risk of Thromboembolic and Arterial Disease
A Study of 1.5 Million Blood Donors
Senthil K. Vasan,  et. al.
Circulation. 2016; 133: 1449-1457Published online before print March 3, 2016,

SCANDAT2 (Scandinavian Donations and Transfusions) database を用いた、111万2072名の検討

血液型Oに比較して、非O血液群は静脈・動脈血栓塞栓イベントリスク増加

妊娠関連VTEが最も影響有り:罹患率比(incidence rate ratio, 2.22; 95%信頼区間, 1.77–2.79
深部静脈血栓:罹患率比, 1.92; 95%信頼区間, 1.80–2.05
 肺塞栓:罹患率比, 1.80; 95%信頼区間, 1.71–1.88




O型はO型でなりやすい病気もある

2014年9月11日木曜日

血液AB型は認知障害になりやすい?

血液型AB型で、第VIII因子様抗原(FVIII)高値の場合、認知障害リスク増加(年齢、人種・地域、性別補正)


もともと「第VIII因子様抗原(フォン・ヴィレブランド因子抗原)は、血液型O 型の場合、生理的に25~35%低値を示すため、血液型を考慮して判定」することが知られている。


AB型とFVIIIとの関連性を検討したところ、VIIIとさほど関連せず


ABO blood type, factor VIII, and incident cognitive impairment in the REGARDS cohort
Kristine S. et. al.

Neurology , Published online before print September 10, 2014, doi: 10.1212/WNL.0000000000000844Neurology 10.1212/WNL.0000000000000844

症例対照報告


年齢、人種・地域、性別補正後、認知機能障害との関連性
ABO群 オッズ比 1.82、 95% 信頼区間 [CI] 1.15 - 2.90
高FVIII(40 IU/dL高値)群:1.24 95% CI , 1.10 - 1.38

AB型の平均FVIIIは 142 IU/dL   (142 IU/dL; 95% CI 119–165) vs O型 (104 IU/dL; 95% CI 101–107)

FMIIIは、AB型群の18%分しか認知障害発生に寄与しておらず、有意差もなかった (95% CI for mediation −30% to 68%)。



2014年1月4日土曜日

白人では、血液型によりARDSリスク増加関連性有り


ABO血液型を決定する glycosyltransferases catalyze antigen(糖転移酵素触媒抗原)は、様々なグリカン、糖蛋白に影響を与える。
AおよびB抗原は、それぞれAおよびB転移酵素によって触媒される化学反応により生合成されます。但し、酵素反応の共通の受容基質であるH抗原は、また別 の糖転移酵素(α1-2 fucosyltransferase)によって触媒される化学反応により生合成されます。一般的に言って、複合オリゴ糖構造は単一の酵素による反応より もむしろ複数の糖転移酵素によって触媒される一連の反応によって合成されます。;参考 https://sites.google.com/site/abobloodgroup/47.2

血液型Aは、血管疾患リスク増加と関連し、炎症や血管内皮と関連する様々な循環血中蛋白濃度と関連する。重大外傷及び重症敗血症患者におけるARDSのABO血液型との関連性を検討


この検討では、白人特有で黒人には見られない、血液型AとARDSリスク増加の関連性が見られた


ABO Blood Type A is Associated with Increased Risk of Acute Respiratory Distress Syndrome in Caucasians Following both Major Trauma and Severe Sepsis
John P. Reilly, et. al.
Chest. 2014. doi:10.1378/chest.13-1962

都市部3次救急、レベル1外傷センター前向きコホート

外傷患者732名中、ARDS発症 197(27%)
 血液型Aは、白人でのARDSリスク増加と関連 (37% vs. 24%, 補正オッズ比(OR) 1.88, 95% 信頼区間 (CI) 1.14,3.12, p=0.014),
しかしアフリカ系アメリカ人では 関連せず (補正OR 0.61, 95% CI 0.33,1.13, p=0.114)


 重症敗血症 976名 のうち、ARDS発症 222(23%)
 血液型Aは、白人でのARDS発症リスク増加と関連 (31% vs. 21%, 補正 OR 1.67, 95% CI 1.08,2.59, p=0.021)、しかし、アフリカ系アメリカ人では関連せず (補正OR 1.17, 95% CI 0.59,2.33, p=0.652)

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