大気汚染:PM2.5、PM10、NO2長期暴露と、卒中発症 2011年 10月 03日
PM2.5:70マイクログラム超で注意喚起 環境省方針
毎日新聞 2013年02月27日 11時57分(最終更新 02月27日 12時31分)
環境省は、中国からの飛来が懸念されている大気汚染源の微小粒子状物質「PM2.5」について、大気中濃度が環境基準値の2倍に当たる「1日平均1立方メートル当たり70マイクログラム」超が予測される場合、外出自粛などの注意喚起をするとの暫定指針案をまとめた。27日の専門家会合に提示する。
環境省は、健康の保護を図るための環境基準として、1立方メートル当たり▽年間平均で15マイクログラ ム以下▽1日平均で35マイクログラム以下−−を同時に達成するとしている。中国に地理的に近い西日本を中心に環境基準を上回る日が相次いでいるため、自 治体から住民に注意喚起する際の指標の策定が求められていた。
米国は、日本と同様の環境基準に加え、大気中の濃度に応じ注意喚起する指標を設定。「1日平均で 65.5マイクログラム以上」は、健康に悪影響を与える恐れがあるとしている。環境省はこれを参考にした。環境基準値をそのまま採用することは、「一時的 でも超えると、健康影響がでるとの誤解を与える恐れがある」として見送った。
さらに、専門家会合の委員らが過去の国内の観測データを分析した結果、早朝1時間の濃度が85マイクロ グラムを超えると統計的に1日平均で70マイクログラムを超えるケースが多いことが分かった。観測や注意喚起を担う自治体に対し、参考にするよう提案する ことも検討する。【比嘉洋】
大気汚染に係る環境基準
http://www.env.go.jp/kijun/taiki.html
SPM(浮遊粒子状物質) = PM10 ≠ PM2.5
1時間値の1日平均値が0.10mg/m3以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/m3以下であること。(48. 5.8告示)
濾過捕集による重量濃度測定方法又はこの方法によって測定された重量濃度と直線的な関係を有する量が得られる光散乱法、圧電天びん法若しくはベータ線吸収法
微小粒子状物質に係る環境基準
http://www.env.go.jp/kijun/taiki4.html物質 | 環境上の条件 | 測定方法 |
---|---|---|
微小粒子状物質 | 1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。(H21.9.9告示) | 微小粒子状物質による大気の汚染の状況を的確に把握することができると認められる場所において、濾過捕集による質量濃度測定方法又はこの方法によって測定された質量濃度と等価な値が得られると認められる自動測定機による方法 |
微小粒子状物質(PM2.5)について - 環境省
http://www.env.go.jp/policy/assess/5-4basic/basic_h23_6/mat_6_4_2.pdf
微小粒子状物質(PM2.5)測定データについて
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/monitoring.html
微小粒子状物質(PM2.5)の成分分析ガイドライン - 環境省
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/ca/110729/no_110729001b.pdf
第5章 大気中微小粒子状物質(PM2.5)成分測定暫定マニュアル
http://www.env.go.jp/air/report/h19-03/manual/m05_0.pdf
以下の実況報告・・・PM10, PM2.5, SPFが混在してることに注意必要
そらまめ君
http://soramame.taiki.go.jp/山口県
http://homepage2.nifty.com/yamaguchi-taiki/taikihour/taikihourindex.htm福岡県
http://www.fihes.pref.fukuoka.jp/taiki-new/Nipo/OyWbNpKm0151.htm佐賀県
http://www.saga-taiki.jp/pc/itemize.php熊本県
http://taiki.pref.kumamoto.jp/kumamoto-taiki/taikiHourItem/020/taikiHourItemvalueindex.htm鹿児島県
http://kagoshima-taiki.life.coocan.jp/Map/OyWbMap51_1.htm鹿児島市
http://www.city.kagoshima.lg.jp/_1010/shimin/4kankyoricicle/pollution/_38509/4-3-11taiki.html