2014年2月22日土曜日

COPD患者のADL測定 → 臨床アウトカム評価へ利用されるべき

COPD患者について、ADL指標がいくつかあるが、BADLsもしくはIADLs、両者の選択、検査の種類(疾患特異的 vs  一般化、自己報告 vs パフォーマンス実践ベース)、情報の深さの程度を評価したシステマティック・レビュー


COPD患者の生活に応じたADLの程度の評価は、マネージメント上の臨床的アウトカム評価にももっと多く取り入れられるべきだろうとご託宣。


Measurement of Activities of Daily Living in Patients With COPD: A Systematic Review
Tania Janaudis-Ferreira, et. al.
Chest. 2014;145(2):253-271. doi:10.1378/chest.13-0016




GOLD report でも、ADL評価記載ほとんど無し
http://www.goldcopd.org/uploads/users/files/GOLD_Report2014_Feb07.pdf

抽出ビタミンはガン促進性に働く:セレニウムあるいはビタミンEサプリメント服用男性は、前立腺ガンリスク倍に!

毎度おなじみ、ビタミン有害作用示唆報告。



シアトルにある Fred Hutchinson Cancer Research Center のCancer Prevention Program研究


昨年の報告:血中セレニウム濃度高濃度では、進行期前立腺ガンを倍に!
Advanced Prostate Cancer Risk in Relation to Toenail Selenium Levels
Oxford JournalsMedicine JNCI J Natl Cancer Inst Volume 105, Issue 18Pp. 1394-1401

さらに、 SELECT(Selenium and Vitamin E Cancer Prevention)研究で、
マルチビタミンとして、ビタミンEも、前立腺ガンリスク倍という報告。
これは、セレニウム低濃度でもリスク増加が示された。
12年間計画のトライアルだったが、リスク推定のため、早期中断トライアル。

その後顧的追加検討という次第だと思う。

症例 2840名、前立腺ガン無しの対照3117名の症例対照研究で、エビデンスレベルは低い。


http://www.philly.com/philly/health/topics/HealthDay685137_20140221_Vitamin_E__Selenium_Supplements_Might_Double_Chances_of_Prostate_Cancer.html#YaDDFKekfdKXYs8f.99


noteへ実験的移行

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