USPSTFにおいて、50-59歳は心血管疾患・大腸癌リスク一次予防のための低用量アスピリンの使用を推奨度”B”となった
USPSTF推奨原案では、生存予後10年以上あり10年以上アスピリンを使用する気があるなら、出血リスクのない場合を対照に、10年心血管疾患リスク10%以上の場合のみ適応とするとなっている。
60-69歳では、10年間心血管リスク10%超でもネット・ベネフィットすくなく、推奨度”C”となった
http://www.uspreventiveservicestaskforce.org/Page/Document/draft-recommendation-statement/aspirin-to-prevent-cardiovascular-disease-and-cancer
2015年9月15日火曜日
SUMMIT失敗?:心血管疾患既往・リスク状態有りのCOPDへのレルベアpIIIトライアル 主要測定効果しめされず
大仰なトライアルネーム、それに反して、こっそりと失敗が報じられている
Study to Understand Mortality and MorbidITy (SUMMIT)
Study to Evaluate the Effect of Fluticasone Furoate/Vilanterol on Survival in Subjects With Chronic Obstructive Pulmonary Disease
NCT01313676
報道:http://lungdiseasenews.com/2015/09/14/gsk-and-theravances-summit-copd-cv-survival-study-fails-to-achieve-primary-endpoint/
43ヶ国、16485名のCOPD&心血管疾患既往/リスク患者の販売承認前pIII試験
Relvar/Breo Ellipta(R)、すなわち、フルチカゾン・フランカルボン酸/ビランテロール
プライマリエンドポイントである死亡率は、12%低下であったが統計学的有意性がなかったようだ
セカンダリエンドポイントの心血管イベント(死亡、心筋梗塞、卒中、不安定狭心症、TIA)では減少効果認めず。
COPD重症度の重症治療指標改善は見られたらしい。
併発症ありのCOPD患者でのはじめてのトライアルという意味でかなり重要な意味あいのあるトライアルだったのだが・・・
Study to Understand Mortality and MorbidITy (SUMMIT)
Study to Evaluate the Effect of Fluticasone Furoate/Vilanterol on Survival in Subjects With Chronic Obstructive Pulmonary Disease
NCT01313676
報道:http://lungdiseasenews.com/2015/09/14/gsk-and-theravances-summit-copd-cv-survival-study-fails-to-achieve-primary-endpoint/
43ヶ国、16485名のCOPD&心血管疾患既往/リスク患者の販売承認前pIII試験
Relvar/Breo Ellipta(R)、すなわち、フルチカゾン・フランカルボン酸/ビランテロール
プライマリエンドポイントである死亡率は、12%低下であったが統計学的有意性がなかったようだ
セカンダリエンドポイントの心血管イベント(死亡、心筋梗塞、卒中、不安定狭心症、TIA)では減少効果認めず。
COPD重症度の重症治療指標改善は見られたらしい。
併発症ありのCOPD患者でのはじめてのトライアルという意味でかなり重要な意味あいのあるトライアルだったのだが・・・
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