2018年7月17日火曜日

副作用報告がいいかげんなプロバイオティクス(Probiotics)

プロバイオティクス(Probiotics)ってのは食品としての取り扱いだから治験において副事象報告は不要では? ・・・ってのが潜在的ピットフォールになっている可能性あり
でもこれでは、安全性担保されてないことになる



ところで、”R-1”の広告 息を吹き返してんだなぁ・・・meijiって製薬メーカーじゃなかったっけ?
明治R-1 5年経ってもステマ
https://kaigyoi.blogspot.com/2018/04/r-15.html



Ann. Int. Med.によれば、有害性事象は4割弱に一般的事項の記載があり、ほぼ全ての報告で副事象イベントの定義、重篤事象定義されてないため、副作用・安全性報告はほぼゼロ。







Harms Reporting in Randomized Controlled Trials of Interventions Aimed at Modifying Microbiota: A Systematic Review
Published: Ann Intern Med. 2018.
DOI: 10.7326/M18-0343


Ann. Int. Med.誌掲載記事で、 probiotic・prebiotic・synbiotic介入使用報告で安全性データ不十分という報告



ランダム化対照トライアルのシステマティック・レビューにて1つ以上 probiotic・prebiotic・synbioticの安全性有効性

384トライアルを登録し、健康ボランティア対象136研究、何らかのいくつかの病的状況患者の248研究検討、内、339が専門ジャーナルでの出版報告
probioticsが最も研究された報告で、69%を占める


トライアルの28%、37%で、有害性関連、安全性結果報告されず
トライアルの80%では重篤な副事象イベント数さえ含まれていない

システマティック・レビューの結果は、有害性関連結論を示唆するものであり、37%は副事象イベントを記載する”一般的事項の記載”であり、16%は”不適切な測定基準”というものであった。
トライアルの98%で、副事象イベントや重篤副事象の定義なされてない



noteへ実験的移行

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