A Validated Prediction Tool for Initial Survivors of In-Hospital Cardiac Arrest ONLINE FIRST
Paul S. Chan,et. al.
the Guidelines–Resuscitation Registry Investigators
Arch Intern Med. 2012;():1-7.
院内心停止後の神経学的生存率の正確な推定は、医師、患者・家族へのクリティカルな情報伝達に役立つ。
551病院42957名(2000年1月から2009年10月)の院内心停止蘇生成功例の検討
CASPRI(Cardiac Arrest Survival Postresuscitation In-hospital)スコア
.
The Cardiac Arrest Survival Postresuscitation In-hospital (CASPRI)
score card and nomogram for favorable neurological survival. For this
in-hospital cardiac arrest risk score, points for each variable are
determined, and a summary score is obtained. The corresponding
likelihood of surviving to hospital discharge without severe
neurological disability is determined from the risk table or plot. CPC
indicates cerebral performance score; VF/VT, ventricular fibrillation or
ventricular tachycardia.
Figure 1.
Comparison of predicted vs observed outcome rate for the validation
cohort. Each data point represents a decile of risk for the outcome of
favorable neurological survival to discharge. CASPRI indicates Cardiac
Arrest Survival Postresuscitation In-hospital.
2012年5月29日火曜日
2型糖尿病:強化コントロールは臨床的問題予防には役立たたない、臨床的検査値改善維持に有効だが・・・・
2型糖尿病患者において、積極的血糖コントロールは腎障害予防に役立つか? ・・・
強化コントロールでは、血中クレアチニン(Cr)倍加期間、末期腎不全(ESRD)、腎疾患死リスクには影響を与えなかったという結論。
システミックレビューにて強化 vs 通常血糖コントロールのベネフィットを要約。
強化コントロールはHbA1c 6.0%未満をめざし、対照の通常コントロールは7.1%以下を目指すが、微小アルブミン(アルブミン尿 30-300mg/min over 24hrsr)・顕性アルブミン(300mg/min over 24hrs)
1950年1月1日から2010年12月31日までの言語非限定、ランダム化トライアルで、腎エンドポイント(微小アルブミン尿、顕性アルブミン尿)と臨床的腎エンドポイント(Cr倍加、終末期腎障害、腎疾患死)として、強化血糖コントロールvs通常血糖コントロール比較
Coca SG, et al "Role of intensive glucose control in development of renal end points in type 2 diabetes mellitus: systematic review and meta-analysis" Arch Intern Med 2012; 172: 761-769.
28065名の成人、2-15年モニター、7つのトライアル
通常コントロールと比較して、強化コントロールでは微小アルブミン尿リスク減少 (risk ratio, 0.86 [95% CI, 0.76-0.96]) 、顕性アルブミン尿減少 (0.74 [0.65-0.85])
しかし、血中Cr倍加l (1.06 [0.92-1.22])、ESRD (0.69 [0.46-1.05])、腎疾患死亡 (0.99 [0.55-1.79])は減少せず
メタ回帰検討によると、強化および通常コントロールでのヘモグロビンA1cの差は、微小アルブミン尿、顕性アルブミン尿に対して大きなベネフィットを示した。
微小アルブミン尿(23%)、顕性アルブミン尿(5%)の比較で、血中Cr値、ESRD、腎疾患死亡のプール化累積頻度は、それぞれ <4%、<1.5%、<0.5%と低い。
2型糖尿病と1型糖尿病では対照的・・・
1型糖尿病はより厳格に・・・ 腎障害リスク 2011年 11月 14日
強化コントロールでは、血中クレアチニン(Cr)倍加期間、末期腎不全(ESRD)、腎疾患死リスクには影響を与えなかったという結論。
システミックレビューにて強化 vs 通常血糖コントロールのベネフィットを要約。
強化コントロールはHbA1c 6.0%未満をめざし、対照の通常コントロールは7.1%以下を目指すが、微小アルブミン(アルブミン尿 30-300mg/min over 24hrsr)・顕性アルブミン(300mg/min over 24hrs)
1950年1月1日から2010年12月31日までの言語非限定、ランダム化トライアルで、腎エンドポイント(微小アルブミン尿、顕性アルブミン尿)と臨床的腎エンドポイント(Cr倍加、終末期腎障害、腎疾患死)として、強化血糖コントロールvs通常血糖コントロール比較
Coca SG, et al "Role of intensive glucose control in development of renal end points in type 2 diabetes mellitus: systematic review and meta-analysis" Arch Intern Med 2012; 172: 761-769.
28065名の成人、2-15年モニター、7つのトライアル
通常コントロールと比較して、強化コントロールでは微小アルブミン尿リスク減少 (risk ratio, 0.86 [95% CI, 0.76-0.96]) 、顕性アルブミン尿減少 (0.74 [0.65-0.85])
しかし、血中Cr倍加l (1.06 [0.92-1.22])、ESRD (0.69 [0.46-1.05])、腎疾患死亡 (0.99 [0.55-1.79])は減少せず
メタ回帰検討によると、強化および通常コントロールでのヘモグロビンA1cの差は、微小アルブミン尿、顕性アルブミン尿に対して大きなベネフィットを示した。
微小アルブミン尿(23%)、顕性アルブミン尿(5%)の比較で、血中Cr値、ESRD、腎疾患死亡のプール化累積頻度は、それぞれ <4%、<1.5%、<0.5%と低い。
2型糖尿病と1型糖尿病では対照的・・・
1型糖尿病はより厳格に・・・ 腎障害リスク 2011年 11月 14日
USPSTF:ホルモン補充療法ベネフィットよりリスクが上回る
ホルモン補充療法について、ここ10年ほどの研究でもやはり、ベネフィットより、リスクが上回るとU.S. Preventive Services Task Force (USPSTF) 結論づけ。
Nelson H, et al "Menopausal hormone therapy for the primary prevention of chronic conditions: a systematic review to update the U.S. Preventive Services Task Force recommendations" Ann Intern Med 2012.
関係学会は、エストロゲン単独・少量では有害性確認されてないと主張している(参照 2009/3 2009/4)。
だが、WHIトライアルでは、単独で卒中リスク増加(HR, 1.36 [CI, 1.08 to 1.71])がみられている。
合剤vs単剤トライアルされておらず、単剤・少量なら有害性が少ないという根拠は乏しい。
専門的学会ってのは、利益相反に、真正面から向かい合ってるのだろうか?
泌尿器科学会のPSA、婦人科関係学会のホルモン補充療法、検診関係学会の検診全般・・・
Nelson H, et al "Menopausal hormone therapy for the primary prevention of chronic conditions: a systematic review to update the U.S. Preventive Services Task Force recommendations" Ann Intern Med 2012.
エストロゲン+プロゲスチン及びエストロゲン単独でも、骨折リスク減少効果あるが、卒中・血栓塞栓イベント、胆石疾患、排尿障害リスク増加をもたらす。
エストロゲン+プロゲスチンは、乳がんリスクを増加させ、認知症疑診例リスク増加するが、エスとれ現単独では乳がんリスクを減少させるかもしれない
関係学会は、エストロゲン単独・少量では有害性確認されてないと主張している(参照 2009/3 2009/4)。
だが、WHIトライアルでは、単独で卒中リスク増加(HR, 1.36 [CI, 1.08 to 1.71])がみられている。
合剤vs単剤トライアルされておらず、単剤・少量なら有害性が少ないという根拠は乏しい。
専門的学会ってのは、利益相反に、真正面から向かい合ってるのだろうか?
泌尿器科学会のPSA、婦人科関係学会のホルモン補充療法、検診関係学会の検診全般・・・
子供の放課後の運動量は友人ネットワークに影響をうける
疾患と関連する生活習慣では、社会的ネットワークとの関連性が注目されている。
特に、子供達は友人のまねをする傾向があり、肥満などへの影響も大きいと想定される。
放課後の運動に関しても友人の影響が大きいはず・・・ということで、やはりという結論。
The Distribution of Physical Activity in an After-school Friendship Network
Gesell, et al.
Pediatrics peds.2011-2567
肥満は大規模社会ネットワークを通じて“感染”し広がる 2007年 07月 26日
肥満・糖尿病は隣人から感染する? : 高貧民地域から低貧民地域への引っ越しで糖尿病・肥満減少 2011年 10月 21日
特に、子供達は友人のまねをする傾向があり、肥満などへの影響も大きいと想定される。
放課後の運動に関しても友人の影響が大きいはず・・・ということで、やはりという結論。
The Distribution of Physical Activity in an After-school Friendship Network
Gesell, et al.
Pediatrics peds.2011-2567
就学児童終業後データの3波調査
(n = 81; 平均 [SD] 年齢, 7.96 [1.74] 歳; アフリカ系アメリカ人 40% ,白人 39%, ラテン 19%)
name generator survey手法を用いて子供毎のソーシャルネットワークを作成、accelerometerで身体活動性を評価。
ソーシャルネットワーク・行動に関する推定主体モデル化
子供たちは、身体活動性レベルベースに応じて友人関係の形成や解消することはないが、友人関係は身体活動性の子供のレベルには影響を与えた。
放課後の中等度から高度の運動時間に最も影響を与えたのは、身近な友人の運動レベル。
子供は、子供の仲間の運動レベルから10%以上の補正的影響を受ける (オッズ比 [OR] = 6.89, P < .01)
年齢 (OR = 0.92, P < .10) と肥満状態(OR = 0.66, P < .10) は有意差として境界域で、身体活動性への影響は少ない。
性別は直接活動性に影響を与えない。
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