2019年1月30日水曜日

レジオネラキット「リボテスト レジオネラ」

レジオネラキット「リボテスト レジオネラ」の販売開始について
2019年1月28日 旭化成ファーマ株式会社
https://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2018/me190128.html


 「リボテスト レジオネラ」は、旭化成株式会社が開発した抗体技術(L7/L12)を用いて、当社が製品化したレジオネラ症の診断補助のための迅速診断キットです。レジオネラ症はレジオネラ・ニューモフィラに代表されるレジオネラ属菌に起因する感染症ですが、レジオネラ・ニューモフィラによる感染症は進行が早く、重症化しやすいため、早期診断と適切な初期治療が重要です。従来の迅速診断キットはレジオネラ・ニューモフィラ血清型1のみを検出する目的で使用されていることから、レジオネラ・ニューモフィラのすべての血清型(1~15)が検出可能なキットの開発が望まれていました。






全ての医師が、全ての患者の発生について届出を行う感染症
4類感染症
感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-39.html

厚労省:Q&A
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00393.html
レジオネラ症は、感染症法上の四類感染症に分類されております。全数報告対象であるため、診断した医師は直ちに最寄りの保健所に届け出なければいけません。



自主検査で レジオネラ属菌が検出された際の対応マニュアル (営業者用)
https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f3seikatu/documents/reji-manual.pdf

武田のデング熱ワクチン

Takeda dengue vaccine meets main goal of trial; detailed results to come
https://www.reuters.com/article/us-takeda-pharma-vaccine/takeda-dengue-vaccine-meets-main-goal-of-trial-detailed-results-to-come-idUSKCN1PN1JS

サノフィのDengvaxiaは既感染例での重篤化と、既にフィリピンで80万名の児童に用いられているが事前に被検者に抗体価を測定してなかったという愚のため、今回の武田 TAK-003でのデータ開示が待たれる。

フェーズⅢのTIDES試験(アジア・ラテンアメリカ:4歳から16歳、2万人)では血液サンプル採取されている。


サノフィのワクチンと武田のワクチンは異なるようだ・・・
While Sanofi’s vaccine was based on a Yellow fever virus with dengue genes added in, 
TAK-003 is based on a weakened dengue 2 virus plus genes from the three other dengue types




実は、こっちの記事の方が気になったの

https://www.reuters.com/article/us-usa-fda-korea/fda-urges-removal-of-korean-seafood-products-idUSBRE85D1NT20120614


Yahoo 関連記事
糞尿汚染水域で採取された韓国産貝類缶詰、米FDAがNO通告
1/30(水) 7:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190130-00000011-pseven-kr

ベンゾジアゼピン:卒中後1ヶ月以降肺炎も増加

最近台湾からの報告目立つ気がする

chronic-onset poststroke pneumoniaの意味がよく分からない
序文から・・・
肺炎は卒中後の最も多い重篤な合併症一つで、3分の1程度まで罹患する可能性、2つに発症時期で分類、急性発症は卒中後1ヶ月以内、慢性発症は1ヶ月後以降に生じる肺炎
・・・ということで、1ヶ月後からかなり期間経過後まで含む肺炎発症と思われる


台湾国内医療保険研究、ベンゾジアゼピン(BZD)と慢性的発症卒中後肺炎リスク

BZD被処方患者 3758名、非被処方 3758名の比較

4.4年間フォローアップ平均
卒中1ヶ月後肺炎リスクは BZDコホート 1,027名、非BZDコホートでは 478名
年齢、性別層別化後も有意差あり

Association between benzodiazepine use and risks of chronic-onset poststroke pneumonia: a population-based cohort study
Lin S-M, et al. BMJ Open 2019;9:e024180.
 doi:10.1136/bmjopen-2018-024180
http://dx.doi.org/10.1136/bmjopen-2018-024180




GABA modulatorとしてのベンゾジアゼピンは不眠、不安、筋痙攣、てんかんなど多くの症状対応に用いられる。ただ、肺炎リスク、sedation効果、誤嚥リスク、さらには免疫系への悪影響も示唆されている。

Pharmacological Basis and Experimental Research
Speculation linking benzodiazepines to infections originally began when multiple in vivo pharmacology studies demonstrated immune dysfunction and bacterial infections of greater frequency among rodents exposed to diazepam . Despite these results, the immunopharmacology of peripheral and central benzodiazepine GABAA receptors remains complex as other in vitro studies have shown potentiation of immune response from triazolo-benzodiazepines such as alprazolam and triazolam . This begs the question as to whether there is a true ‘class effect’ of these agents or if there are indeed indisputable immunopharmacological differences between them.
. 2017 Dec; 17(4): 493–507.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5694420/



卒中後のBZD使用はしかたない部分もあるが、肺炎リスクには注意が必要

今まで安易に使われすぎた事への重大な警告の一つだろう

noteへ実験的移行

禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note