https://www.apple.com/covid19/mobility
このまま、COVID-19収束遷延すれば行政の対応遅延批判は免れないだろう
当初から、厚労大臣の顔や声が全く見えない
地域によっては現時点では臨床的判断での即時検査必要な時期になっていると思う・・・
phase が変わったことに迅速に対応できてるとは思えない現行行政
以下、インフルエンザ肺炎との病態・病像比較報告
本研究では、ARDS患者におけるCOVID-19とインフルエンザA(H1N1)肺炎の異なる臨床症状について検討した。レトロスペクティブ症例対照研究は、COVID-19(n = 73)またはH1N1(n = 75)のいずれかに感染したARDS患者の2つの独立したコホートを比較するように設計された。これらの患者の臨床症状、画像診断の特徴、治療法、予後を分析し、比較した。H1N1患者と比較して、COVID-19患者の年齢中央値は高く、COVID-19コホートでは男性の割合が高かった。COVID-19とH1N1のいずれかに感染したARDS患者の臨床症状には多くの違いが見られた。COVID-19に感染したARDS患者は、H1N1患者に比べて、発症時の重症度スコアが低く、SOFAスコア調整死亡率が低かった。
Comparison of Hospitalized Patients With ARDS Caused by COVID-19 and H1N1
Xiao Tang, et al.
DOI: https://doi.org/10.1016/j.chest.2020.03.032
https://journal.chestnet.org/article/S0012-3692(20)30558-4/pdf
背景:2019年12月に中国でコロナウイルス疾患2019(COVID-19)が発生して以来、その解明にかなりの注目が集まっている。しかし、臨床医や疫学者がCOVID-19をインフルエンザウイルスなど他の呼吸器感染症と区別することも重要である 。
RESEARCH QUESTION:本研究の目的は、ARDS患者におけるCOVID-19とインフルエンザA(H1N1)肺炎との間の異なる臨床症状を探ることであった。
研究デザインおよび方法:この分析は、レトロスペクティブな症例対照研究である。COVID-19(n=73)またはH1N1(n=75)のいずれかに感染したARDS患者の2つの独立したコホートを対象とし比較。それらの臨床症状、画像の特徴、使用された治療および予後を解析し比較検討した。
結果:COVID-19患者の年齢中央値はH1N1患者よりも高く、COVID-19コホートでは男性の割合が高かった(P < 0.05)。
COVID-19患者は、H1N1患者よりも非湿性咳嗽、疲労およびGI症状の割合が高かった(P < 0.05)。
H1N1患者は、COVID-19問6の患者よりもSequential Organ Failure Assessment (SOFA) scoreが高かった(P<0.05)。
PaO2/FIO2比は、COVID-19の方がH1N1コホートより高く 198.2 mm Hg vs 107.0 mm Hg (P < .001)
すりガラス状陰影はCOVID-19でH1N1より多い (P <.001).
COVID-19患者に投与された抗ウイルス療法の種類が多かった H1N1 患者と比較して、COVID-19 患者の院内死亡率は 28.8%であった。
COVID-19患者の院内死亡率は28.8%であった。一方、H1N1患者の死亡率は34.7%(P = .483)であった。
H1N1患者のSOFAスコア調整死亡率はCOVID-19患者よりも有意に高く、その比率は2.009(95%CI、1.563-2.583;P <0.001)であった。
知見:COVID-19 と H1N1 のいずれかに感染した ARDS 患者間では、臨床症状に多くの違いがあった。H1N1患者と比較して、COVID-19に感染したARDS患者は、提示時の重症度スコアが低く、SOFAスコア調整死亡率が低かった。
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テレビで医療機関内部の事情を報道していたが、ちょっと気になった【すりガラス状陰影】と称していた場面でのCT画像あれは末梢優位コンソリデーションだったと思う。
用語のコンセンサス一致させていた方が良い