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2022年7月16日土曜日

SARS-CoV-2は冷凍肉や魚の中で最大1ヶ月間生存可能

SARS-CoV-2は冷凍肉や魚の中で最大1ヶ月間生存可能があることを代替的なウィルスにて検証

武漢肺炎ウィルスの起源は有耶無耶だが当初の食品市場からの流出の可能性があり、改めて考慮されるべきなのは食品からの感染ルートなのかもしれない


2020年7月20日月曜日

卵:(一般的に)2個以上をたべよう

“卵”に関わる記事はかなり多い


ウェブ上のサイトでもまだ、卵という食品中のコレステロール含量だけで持論展開しているサイトが多く、“食べ物が全て体内に吸収されそのまんま血中に流出する”という誤った知識レベルで解説されるもんだから、「たまご2個以上食べよう運動はプロパガンダ」などという陰謀論展開がウェブサーチ上上位を占めることになる。
ネット情報の玉石混交を前提の上リテラシーに期待したいというしかない

 

以下の論文の要旨は
「1966年から2020年までの研究を含む今回のメタアナリシスでは、卵の摂取と心血管疾患イベントのリスクとの間に有意な関連は認められなかったが、卵の摂取(1日1個を超える)が冠動脈疾患リスクの低下と関連していることが明らかになった。
同様に、8件の観察研究を対象とした以前のメタアナリシスでは、卵の摂取と心血管疾患イベントとの間に有意な関連は認められない。 
しかし、このメタアナリシスでは、含まれている研究の調整変数のため、かなりの不均一性が認められた。」
というもの

ただ、量依存的な検討としてはやや不十分な気がするが・・・少なくとも動脈硬化疾患予防のため【卵を食べるな】は間違い

以下の記事の序文であり繰り返しを含むが・・・
卵は栄養素が豊富(ミネラル、葉酸、ビタミンB群、脂溶性ビタミンなど)で、生理活性化合物(ルテイン、ゼアキサンチンなど)が豊富に含まれ、良質なタンパク質が含まれています(1) 卵に含まれる栄養素や生理活性化合物は、理論的には心血管疾患の改善に寄与する可能性があります(2)。
しかし、卵にもコレステロールが多く含まれており、例えば大粒の卵1個には約186mgのコレステロールが含まれています。
卵の摂取がコレステロール値の上昇につながるという直接的な証拠はありませんが、米国心臓協会(AHA)の食事療法ガイドライン改訂版2000では、血中コレステロールの上昇を最小限に抑えるために、一般の人がコレステロールの摂取量を300mg/日以下にすることが推奨されています(3)。
 興味深いことに、最近の「アメリカ人のための食事療法ガイドライン2015-2020」では、もはや卵の摂取量に制限を設けず、健康的な食事パターンとして卵の摂取を推奨しています(4)。
 
これまでの研究では、卵の消費と心血管疾患との関連性について一貫性のない結果が示されており、かなりの議論を呼んでいます(5-8)。 これまでのところ、卵の消費と心血管疾患のリスクに関する先行研究では、結論が出ていませんwww.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。


卵1個以上と訳されてが実際は2個以上だと思われる


Association Between Egg Consumption and Risk of Cardiovascular Outcomes: A Systematic Review and Meta-Analysis
Chayakrit Krittanawong, et al.
Published:July 09, 2020
DOI:https://doi.org/10.1016/j.amjmed.2020.05.046


序文
卵の消費と心血管疾患リスクとの関係については、かなりの議論が残っている。このシステマティックレビューおよびメタアナリシスの目的は、卵の消費と心血管疾患イベント全般との関連を探ることであった。

研究方法
1966年から2020年1月までのデータベース開始時から、OvidのMEDLINE、Ovid Embase、Ovid Cochrane Database of Systematic Reviews、Scopus、Web of Scienceで、卵の消費量と心血管疾患イベントとの関連を報告した観察研究を系統的に検索した。2人の研究者が独立してデータをレビューした。矛盾はコンセンサスによって解決された。ランダム効果メタアナリシスを使用した。異質性の原因を分析した。

結果
23件のプロスペクティブ研究を同定し、追跡期間中央値は12.28年であった。 
総症例数123,660例、心血管疾患イベント157,324件の合計1,415,839人を対象とした。 
卵の摂取なしまたは1日1個の摂取と比較して、卵の摂取量が多い(1日1個超)場合は、全心血管疾患イベントのリスクの有意な増加とは関連しなかった(プールされたハザード比、0.99;95%CI、0.93~1.06;p<0.001;I<sup>2</sup>=72.1%)。 
卵の消費量が多い(1日1個超)場合は、卵を消費しない場合や1日1個の場合と比較して、冠動脈疾患のリスクが有意に減少した(プールされたハザード比、0.89;95%CI、0.93-1.06;p<0.001;I<sup>2</sup>=0%)。



結論
我々の分析では,卵の消費量の増加(卵/日1個を超える)は心血管疾患リスクの増加とは関連していないが,冠動脈疾患リスクの有意な減少と関連していることが示唆された。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

2019年1月26日土曜日

揚げ物:全死亡率、心血管疾患死亡率増加

序文から、”揚げ物食品は全世界でひろく摂食されているが、揚げ物食品は調理過程として食品成分の変化をもたらす、酸化、重合、水酸化などが影響する。水分喪失・脂肪付加を伴う。さらに再利用によりさらに劣化し、揚げ物は食欲増進的に働き高カロリーをもたらす”

結論としては、揚げ物は心血管疾患、全死亡率悪化させる

discussionから
酸化水酸化にて油劣化し、リノール酸などの不飽和脂肪酸を喪失させ、トランス型脂肪酸増加。エネルギー摂取・トランス型脂肪酸摂取量を補正しても、補正できない要素がある。
一つは、終末糖化産物:AGEsで酸化ストレスや炎症を誘起、また、アクリルアミドが心血管系疾患やがんと関連可能性。Paraoxonase(PON1など)はHDLに結合しLDL酸化を抑制するが上げることでこの活性を低下させ、動脈硬化促進的可能性






WHI研究10万名超の閉経後女性(50-79歳)
1993年9月から1998年登録、2017閻魔でフォローアップ

主要アウトカム:全死亡率、心血管疾患死亡率、がん死亡率



Association of fried food consumption with all cause, cardiovascular, and cancer mortality: prospective cohort study
BMJ 2019; 364 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.k5420
https://www.bmj.com/content/364/bmj.k5420
 (Published 23 January 2019)

フォローアップ1,914,691人年中死亡発生1 558

揚げ物食品摂取量に関し、
週1サービング以上では、摂取なしに比べ多変量補正ハザードは

  • 全死亡率:1.08 (95% 信頼区間 1.01 to 1.16)
  • 心血管死亡:1.08 (0.96 to 1.22) 


個別食品について
フライドチキンに関し、
週1サービング以上では、

  • 全死亡率: 1.13 (1.07 to 1.19)
  • 心血管死亡率:1.12 (1.02 to 1.23) 



フライドフィッシュ/シェルフィッシュに関して

  • 全死亡率:1.07 (1.03 to 1.12) 
  • 心血管死亡率:1.13 (1.04 to 1.22)


全体あるいは個別揚げ物食品摂取量は、がん死亡率との一般的関連性は示せなかった







全く関係ない私語・・・

うちでは油汚れと油処理が嫌いだといわれ天ぷら食すことが少ない。自宅では、数年前自分で揚げ物作って食べたのが最後。フライドチキンは何年も食べてない・・・。フライドポテトは元々嫌いだ。
しかし、2日前も、とんかつ食べた。月1回は食べる。鹿屋のとんかつは別格にうまいもん・・・ (死期を早めてるのかもしれないが・・・)

2018年6月11日月曜日

キッチンタオルは食中毒の要因となりえる

1ヶ月もほっとくというのが何よりダメな気がする



AES LB11 ; Kitchen Towel As Risk Factor for Home Based Food Poisoning
http://www.abstractsonline.com/pp8/#!/4623/presentation/15470

背景: キッチンでのcross contamination(交差感染)が家庭環境ベース食中毒に影響を与えるか? キッチンでの交差感染におけるキッチンタオルの潜在的影響を検討

方法: 1ヶ月使用後の計 100のキッチンタオルを収集、細菌培養、標準生化学検査にて同定。アンケートにて寄与リスク要素検討するようデザイン化

結果: キッチンタオル 細菌培養 49%陽性で、家族のサイズ多いほど、子供の存在あるほど有意に増加

多目的タオルは単独使用目的タオルより多くのCFU(コロニー形成単位 (1.31 x 10 7  vs 6.60 x 104;  p <0.05)

<0 .05="" p="">humid towel(ウェットタオルと訳して良いのか、わからないので原文のまま)は dry towelよりCFY多い  (4.8 x 105 vs 0.5x 105p <0.05)

<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p="">タオルからの平均CFUは <0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p=""> 2.76 x 105
<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p="">コットンタオル<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p=""> (4.98 x 105<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p="">5)はナイロンタオル<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p=""> (1.64 x 10<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p="">5) より平均CFU多く、コットン・ナイロン混合では1.89 x 105


<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p="">細菌培養陽性49サンプルのうち、
  • coliforms(大腸菌群) 36.7% 
  • Enterococcus spp. 36.7% 
  • Pseudomonas spp. 30.6% 
  • Bacillus spp. 28.6% 
  • S. aureus 14.3%
  • Proteus spp. 4.1% 
  • coagulase negative Staphylococcus 2.0% 
社会経済レベル低い家庭、子供のいる家庭で、S. aureus同定確率高い p <0.05

<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p="">大腸菌群は dry タオルよりhumid towelでリスク2倍
<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p="">
<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p="">
CFU増加毎、大腸菌群、Enterococcus spp.、Proteus spp. 、Bacillus spp.同定確率増加する
<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p="">

<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p=""><0 .05="" and="" children="" nbsp="" p="" those="" with="">さらに、大家族ほど、Enterococcus spp. 、 S. aureus 同定頻度高い  <0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p=""><0 .05="" and="" children="" nbsp="" p="" those="" with=""> p <0.05

<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p=""><0 .05="" and="" children="" nbsp="" p="" those="" with="">食事は重要な要素
大腸菌、S. aureusは非ベジタリアン家族で多く、ベジタリアン家族ではEnterococcus群の同定が多い <0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p=""><0 .05="" and="" children="" nbsp="" p="" those="" with=""><0 .05="" nbsp="" p="">

結論:この研究から、キッチンタオルは細菌コンタミネーションの非常に重要なソースで、食中毒に寄与する可能性有り
<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p=""><0 .05="" and="" children="" nbsp="" p="" those="" with=""><0 .05="" nbsp="" p="">特に、タオルの多目的使用は避けた方が良い
<0 .05="" p=""><0 .05="" nbsp="" p=""><0 .05="" and="" children="" nbsp="" p="" those="" with=""><0 .05="" nbsp="" p="">


 
CFU単位で評価しているが、同じ10x5なのにその差を論議して良いのだろうか・・・ 気になった

2016年7月1日金曜日

ビスフェノールA:缶詰による環境暴露

缶詰の内側を被覆するエポキシ樹脂の中に存在するから、缶詰に注目?


https://ja.wikipedia.org/wiki/ビスフェノールA に「原料からの溶出」が良くまとめられている



ビスフェロールA(BPA)は、1960年代に使用承認された、内分泌攪乱特性を有する合成化学物質
ポリカーボネート・プラスティック(PC)やエポキシレジンのリンケージとして用いられ、食や環境中にユビキタスに存在。アメリカ国民では尿中に92.6%存在。居宅ゴミ・空気中、土壌にも存在するが、主な暴露源はおそらく食事。エポキシレジンの製造中不完全なポリマー化で食品中にmigrateしている。

生体内への影響を調査


The consumption of canned food and beverages and urinary Bisphenol A concentrations in NHANES 2003–2008
Jennifer C. Hartle ,et. al.
Environmental Research 150 (2016) 375–382
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0013935116302407
24時間内に缶入り製品1本使用は9%、2本以上は2% 
1本以上 vs 無 比較では、尿中BPA濃度 24% (95% CI 1.11, 1.38) 高と関連
2本以上 vs 無 比較では、54% (95% CI 1.27, 1.88) 
缶のタイプ毎 vs 無との比較
  • 野菜・フルーツ 41% (95% CI 1.23, 1.63) 
  • パスタ 70% (95% CI 1.18, 2.44) 
  • スープ 229% (95% CI 1.22, 4.30) 
  • 缶入り野菜はBPA濃度と相関せず








生体への影響がはっきりしないというが、子供への影響が大きいのは気にかかる

2016年1月29日金曜日

食物フラボノイド摂取は体重維持に好影響

フルーツのうち、ブルーベリー、りんご、なし、西洋なし、イチゴ、ぶどう、ピーマン、セロリなど体重維持に好影響との報告有り。
お茶などはフラバン-3-オールなどで脂肪取り込みよく成功かなど報告されている。
全てではなく、幾つかのフラボノイド・サブクラスは、カロリー摂取減少、in vivoでの筋肉内ブドウ糖取り込み増加、in vitro 脂肪細胞のブドウ糖取り込み減少報告されている

機序推定は成り立つが、どのフラボノイドが体重維持に有益かの検討もなされた


Dietary flavonoid intake and weight maintenance: three prospective cohorts of 124 086 US men and women followed for up to 24 years
BMJ 2016; 352 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.i17 (Published 28 January 2016)
Cite this as: BMJ 2016;352:i17
http://www.bmj.com/content/352/bmj.i17


Health Professionals Follow-up Study (HPFS)、Nurses’ Health Study (NHS), d Nurses’ Health Study II (NHS II) 124 086 名の男女

1986年から2011年までの4年間多次体重変化自己報告推移


食事・喫煙・身体活動性を含む他のライフスタイル要素の同時変化補正後、多くのフラボノイド・サブクラス、具体的には、フラボノール、フラバン-3-オール、アントシアニン、フラボノイド・ポリマーを含む消費量増加は、4年間に及ぶ体重変化と逆相関。

プール化結果後、相関の程度の大きいのは、アントシアニン (−0.23 (95% 信頼区間 −0.30 to −0.15) lbs per 標準偏差値追加毎, 10 mg), フラボノイド・ポリマー (−0.18 (−0.28 to −0.08) lbs 標準偏差値追加毎/day, 138 mg), and flavonols (−0.16 (−0.26 to −0.06) lbs 標準偏差値追加毎/day, 7 mg)


食物線維追加補正後もアントシアニン、プロアントシアニジン、総フラボノイドポリマーでは有意差残存するも、他のサブクラスでは維



飲食関係の数量表示にばらつき目立つ
英国でポンド (質量):lbsを学術論文に使用している
アルコール関係が特にひどい

2015年11月12日木曜日

「自然」「ナチュラル」とは・・・?

有機、減農薬、オーガニックとか、「自然」とか「ナチュラル」とか食品などに使われているが、その定義は曖昧。

米国FDAなどもその取り扱いに困ってるようだ、「逆に聴こう」という次第か・・・
特に、
・「ナチュラル」という用語の定義は何が適切か?
・適切だとすれば、「ナチュラル」の定義を、当局側は、いかに行ううべきか?
・食品表示の適正用語の決定の手法はいかになされるべきか?

パブリックコメント募集中らしい

FDA Requests Comments on Use of the Term "Natural" on Food Labeling
http://www.fda.gov/Food/NewsEvents/ConstituentUpdates/ucm471919.htm





自然食品ではないが、コマーシャル広告では、自然・自然と・・・宣伝している


肝障害認めたため、専門医に紹介したら、「にんにく卵黄」によると思われる薬物性肝障害だったらしい・・・

2012年雑誌「肝臓」報告されている症例もある
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kanzo/53/11/53_748/_article/-char/ja/



2015年9月11日金曜日

【リンゴと青トマト】加齢関連筋力低下・萎縮原因メディエータ:ATF4 と その抑制物質ウルソール酸とトマチジン

ウルソール酸(リンゴの成分;五環トリテルペノイド )とトマチジン(緑トマト由来ステロイド骨格アルカロイド)

リンゴとトマトに注目! ・・・ ってことになりそうだけど



Identification and Small Molecule Inhibition of an ATF4-dependent Pathway to Age-related Skeletal Muscle Weakness and Atrophy
Scott M. Ebert , et. al.
The Journal of Biological Chemistry First Published on September 3, 2015, 

加齢は骨格筋筋肉量と筋力低下をもたらす、しかし、その分子的メカニズムは未知のままである。加齢関連骨格筋力低下・萎縮の分子学的メカニズムを、新しい介入手法と共にマウスモデルで検証

骨格筋力、質、筋肉量減少と関連する 2つの小分子、ウルソール酸(リンゴの成分;五環トリテルペノイド )とトマチジン(グリーン・トマト由来ステロイド骨格アルカロイド)を同定

小分子阻害剤は、疾患プロセスのメカニズム的考察に寄与する可能性を考え、 実験。
ウルソール酸 0.27%、トマチジン 0.05%をマウスに投与
2ヶ月後、ウルソール酸とトマチジンは加齢骨格筋でmRNA値のすこし変化。
2つの成分によるmRNA発現 signatureは、ほぼ同等


興味深いことに、ウルソール酸とトマチジンによるmRNAは、加齢筋肉において、 transcription factor ATF4による正に調整される。

 これらの所見をベースに、ATF4を加齢関連筋肉脆弱性・萎縮のメディエーター候補として検討。

ウルソール酸とトマチジンによるx骨格筋内の ATF4発現ターゲット化低下により、骨格筋筋力、質、量の加齢関連低下を抑制させた。


 上記の結果、ATF4が加齢関連筋力低下・萎縮のクリティカル・メディエータとしての役割明確となった。加え、ウルソール酸とトマチジンがATF4活性減少のための成分もしくはリード成分となる可能性示唆。



かつての「あるある大事典」、今の「ためしてガッテン」の大喜びしそうな話題


関連解説サイト
http://www.medicalnewstoday.com/articles/299212.php


その前に、体動かせよ


グリーントマトとは・・・赤トマトのunripe、要するに熟してないだけのようだ
http://alltomatoes.com/why-are-green-tomatoes-green/ 

故に、日本語では青トマトとなると解釈した ・・・知らんけど


自家農園に「みょうがと青トマト」あったのにこのレシピ気づかなかった


 Wikipediaみると、ヒトでは、「 tax-responsive enhancer element in the LTR of HTLV-1」とあり、意外とATL関連症状の説明に・・・ならないか・・・知らんけど

2015年7月23日木曜日

習慣的甘味飲料大量摂取と2型糖尿病発症;人工甘味飲料や果汁は健康的代替品ではない

習慣的甘味飲料大量摂取は2型糖尿病発症を導く、当たり前なのかもしれないが、システマティックレビューであらためて報告。さらに人工甘味飲料や果汁も決して無罪ではない。

論文の要約は

人工甘味飲料と果汁ジュースは2型糖尿病発症に悪影響はあるが、バイアスを含む可能性あり。大なり小なり、人工甘味飲料、果汁ジュースとも、2型糖尿病発症予防として健康的な代替品とは認めがたい
原因仮説として、年単位の糖添加飲料習慣摂取は、新規糖尿病発症数増加と関連している。
となっている。


Consumption of sugar sweetened beverages, artificially sweetened beverages, and fruit juice and incidence of type 2 diabetes: systematic review, meta-analysis, and estimation of population attributable fraction
Fumiaki Imamura,  et. al.5, Nita G Forouhi, group leader
BMJ 2015; 351 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.h3576 (Published 21 July 2015)


糖添加飲料摂取量との相関に関する人口寄与リスク(population attributable risk, PAR )のRandom effects meta-analysis 及び survey analysis

事前特異化情報を17コホート(38,253症例/10,126,754人年)から抽出
糖添加1サービング/日摂取増加毎 肥満症補正前後で、18%増加 (95% 信頼区間 9% 〜 28%, I2 for heterogeneity=89%)、13% (6% 〜 21%, I2=79%)
人工甘味添加1サービング/日摂取増加毎  肥満症補正前後で、25%増加 (18% 〜 33%, I2=70%) 、 8% (2% 〜 15%, I2=64%)
フルーツジュース1サービング/日摂取増加毎 肥満症補正前後で、 5% (−1% 〜 11%, I2=58%) 、 7% (1% 〜 14%, I2=51%)

不均一性(heterogeneity)、バイアスの潜在因子は糖添加飲料の影響は明確でない。
人工甘味飲料では、出版バイアスと潜在共役要素が示唆された。
フルーツジュースでは、2型糖尿病を対象とした研究では有意差認めず  (P for heterogeneity=0.008)

特異的項目あたりの摂取量の人口寄与リスクへの影響は、USAで10年間で、2型糖尿病2090万人 (絶対的イベント発生率 11.0%)、人工甘味飲料に関しては、180万人(絶対的イベント発生率  8.7%, 95% 信頼区間 3.9% 〜12.9%); UKでは 260万イベント(絶対的イベント発生率  5.8%)、人工甘味飲料に関して 79 000 (人工寄与区分 3.6%, 1.7% 〜 5.6%)





2015年6月12日金曜日

ナッツ類:心血管疾患に限らず、癌・卒中・呼吸器系・脳疾患など死亡率減少に寄与

ナッツ摂取で、死亡率減少するも、心血管疾患死亡い以外についてと、量依存関係不明。


比較的少ない量でも、ナッツ類摂取で死亡率減少させる。心血管疾患死亡率減少に限らず広汎な疾患による死亡率、癌、卒中、呼吸器系、脳疾患による死亡率に関して減少効果。
ナッツ好きには朗報。だが上限も存在し、さらに、ピーナッツバターには効果が無い。



オランダのコホート研究、12万超の55−69歳男女


Relationship of tree nut, peanut and peanut butter intake with total and cause-specific mortality: a cohort study and meta-analysis
Piet A van den Brandt ,et. al.
Int. J. Epidemiol. (2015) doi: 10.1093/ije/dyv039


ナッツ総摂取量は包括的死亡率・病因特異的死亡率(癌、糖尿病、心血管疾患、神経変性疾患、他原因)で男女とも減少と関連。

摂取量 0.1−<5 0.66="" 0.88="" 10="" day="" g="" nuts="" trend="0.003)<br">原因特異的ハザード比は、神経変性疾患死亡率 0.56 から 心血管疾患死亡率 0.83まで

死亡率に関して、restricted cubic splineで、非線形量依存関係を認めた。

ピーナッツとツリー・ナッツは死亡率に関して逆相関示したが、ピーナッツバターは示さない。

メタアナリシスによれば、最大vs最小摂取比較要約ハザード比は、がん死亡率で0.85、 呼吸器系死亡率で0.71

2015年6月8日月曜日

Framingham Heart Study: 加糖飲料は脂肪肝と相関

CTによる肝臓低密度域評価による脂肪肝判断、 Framingham Offspring and Third Generation cohorts被験者 2634名


加糖飲料もしくはダイエットソーダ 月1サービング単位〜週1サービング単位未満、 1日1サービング単位未満、1日1サービング単位以上の3カテゴリーに分類





Sugar-sweetened beverage, diet soda, and fatty liver disease in the Framingham Heart Study cohorts
Jiantao Ma, et. al.
Journal of Hematology DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.jhep.2015.03.032

年齢、性別、喫煙状態、Framingham cohort、エネルギー摂取、アルコール、食事繊維、脂肪(%エネルギー)、蛋白(%エネルギー)、ダイエットソーダ摂取量、BMI補正後 、脂肪肝オッズ比は、加糖飲料カテゴリー横断的に増加 1、 1.16 (0.88, 1.54)、 1.32 (0.93, 1.86)、  1.61 (1.04, 2.49)   (p trend = 0.007)

ダイエットソーダと、脂肪肝の有意関連性認めず

定期的な加糖飲料摂取量と、脂肪肝リスクは、過体重・肥満者で有意相関認めるが、ダイエットソーダ摂取では脂肪肝指標と相関性認めず







2015年4月18日土曜日

代謝脳フィードバックシステム:ショ糖(砂糖の主成分)はストレス影響低下、故に、過剰摂取となりやすい;人工甘味料と異なる



ショ糖(砂糖の主成分) 添加飲料摂取はコーチゾルホルモン抑制し、脳のストレス反応を抑制する
Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism誌 記載
人工甘味アスパルテームで影響のない、ショ糖独特のヒトへの脳内ストレス抑制作用
オピオイド反応性亢進も生じる

解説: https://www.endocrine.org/news-room/current-press-releases/sugar-sweetened-beverages




Excessive Sugar Consumption May Be a Difficult Habit to Break: A View From the Brain and Body
Matthew S. Tryon,  et. al.
JCEM  Published Online: April 16, 2015 

BMI 20−34の18−40歳19名女性

ショ糖添加飲料と、アスパルテーム添加飲料を2週間毎日3回摂取

 唾液コーチゾルと、 Montreal Imaging Stress Taskの脳領域反応試験
 
ショ糖限定でアスパルテームには見られない現象だが、ストレス誘導コルチゾール減少と相関する (P = .024) 
ショ糖群はナルトレキソンへの反応性有意低下し、 吐気減少(p=0.041)、低コルチゾール傾向 (P = .080) をもたらす

 結論としては、代謝ー脳ーネガティブフィードバック系は、糖により影響され、ストレス下にある特定の人に対して糖への固着が商事、肥満関連となりやすい状況を作る可能性がある。




2014年10月29日水曜日

たくさん牛乳飲むと、早死に、骨折しやすくなる ・・・ という大規模研究報告

ミルク摂取大量なら、男女とも死亡率・骨折と関連


Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: cohort studies
BMJ 2014; 349 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.g6015 (Published 28 October 2014)
Cite this as: BMJ 2014;349:g6015

2つの大規模スウェーデンのコホート、61433名(ベースライン 39-74歳、1987-90年)
食事回数アンケート初回。2回目1997年。

主要アウトカム項目:多変量生存モデル:ミルク摂取と、死亡・骨折までの期間。


結果: 
平均フォローアップ 20.1年間
女性:死亡 15541名、 骨折17252名(股部 4259名)

平均フォローアップ 11.2年間
男性:死亡 10112名、 骨折 5066名(股部 1166名)

女性では、補正死亡率ハザード比比較、3以上のグラス杯/日では、1グラス杯未満/日に比べ、1.93(95%信頼区間 1.80 ~ 2.06)

ミルクのグラス杯数1増加あたり、補正ハザードは、女性で 1.15(1.13 ~ 1.17) 、男性で 1.03(1.01 ~ 1.04)

女性において、ミルクのグラス杯1増加あたり、全骨折形態に関しては 1.02(1.00 ~ 1.04)、股部骨折では 1.09(1.05 ~ 1.13)

男性において、同様、1.01(0.99 ~ 1.03)、 1.03(0.99 ~ 1.07)



2つの追加コホート、男性1コホート、女性1コホートのサブサンプルでは、ミルク摂取と、尿中8- iso - PFG2α(酸化ストレスマーカー)、血中IL-6(主要炎症マーカー)との正の相関性が見られた。



2014年7月30日水曜日

野菜果物にも、効果上限・閾値あり ・・・ 5サービング/日

サービング数


この報告のキモ:There was a threshold around five servings of fruit and vegetables a day, after which the risk of all cause mortality did not reduce further. 



5A DAY運動は正しい!



Fruit and vegetable consumption and mortality from all causes, cardiovascular disease, and cancer: systematic review and dose-response meta-analysis of prospective cohort studies
Xia Wang, et. al.
BMJ 2014; 349 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.g4490 (Published 29 July 2014) Cite this as: BMJ 2014;349:g4490

16の前向きコホート研究をメタアナリシスに含め、フォローアップ期間は4.6年間から26年間、総死亡数は5万6千423(心血管疾患原因死 11512、 がん死 16817)、全被験者 83万3千234 
果物・野菜摂取量多い場合、死亡率減少 

野菜・くだもの 1サービング/日増加で 全原因死亡プール化ハザード比 0.95 (95% 信頼区間 0.92 to 0.98)  
フルーツ 1サービング/日増加で、0.94 (0.90 to 0.98)  
野菜 1サービング/日増加で、0.95 (0.92 to 0.99)





野菜・果物摂取量と、全原因死亡リスク



これは閾値が有り、野菜・果物 1日5サービングであり、それ以上摂取してもリスク減少望めない

摂取量との関連性



果物・野菜の高摂取はがん死亡リスクと適正な関連性は認めないが、心血管死亡率の有意な逆相関が、果物野菜付加摂取毎に見られる(追加摂取によるハザード比 0.96, 95% 信頼区間 0.92 to 0.99)

2014年7月4日金曜日

末梢動脈疾患:ダークチョコレートで、歩行時間・距離、血管拡張関連マーカー改善

NADPHの触媒サブユニットNOX-2は、活性酸素、ROS形成の鍵役割で、FMDの障害を示唆することもある。ダークチョコレートは、NOX2-介入酸化ストレスのdown-regulatingを通して、動脈拡張的に働く。臨床的にも、末梢動脈疾患(PAD)患者の歩行autonomyを改善することがしめされた。


ダークチョコレートを食べるだけで、歩行距離1-2割増加と言うだけでもすごい!



Dark Chocolate Acutely Improves Walking Autonomy in Patients With Peripheral Artery Disease Lorenzo Loffredo, et. al.
J Am Heart Assoc. 2014; 3: e001072
doi: 10.1161/​JAHA.114.001072


FMD、血中 isoprostanes、 nitrite/nitrate (NOx) 、 sNOX2‐dp、血中 NOX2 活性、最大歩行距離、最大歩行時間を20名のPAD(男性14名、平均年齢 69±9歳)

ダークチョコレート40g(ココア85%超)と、ミルクチョコレート40g(ココア 35%以下)に割り付け
単盲検


ベースラインと、チョコレート摂食後2時間を比較。


ダークチョコレート摂食により、最大歩行距離 11%、最大歩行時間 15%、血中NOx 57%増加し、血中イソプロスタン濃度 -23%減少、 sNOX2-dp -37%減少。

ミルクチョコレートでは上記指標有意差無し

多線形回帰分析にて、Δ最大歩行距離は、Δ最大歩行時間、ΔNOXと相関する。
in vitro研究にて、ポリフェノール混合物培養HUVECで、優位にNO増加させ、E-selectin減少、VCAM1減少が示された

2014年4月25日金曜日

2型糖尿病:コーヒー摂取量が増えればリスク減少、減ればリスク増加

Changes in coffee intake and subsequent risk of type 2 diabetes: three large cohorts of US men and women
Shilpa N. Bhupathi , et. al.raju
Diabetologia DOI 10.1007/s00125-014-3235-7

ダウンロード:http://www.diabetologia-journal.org/files/Bhupathiraju.zip



序文:コーヒーと茶の摂取は、2型糖尿病リスク低下と関連するとされるが、コーヒーと茶の摂取量変化(コーヒー・お茶を飲む量が減った、増えた)が2型糖尿病リスクに与える影響は不明。4年間のコーヒー、茶の摂取の変化に関わり、2型糖尿病の4年フォロー変化を検討。


 前向き48,464名、NHS、47,510名のNHSII、27,759名のHPFS研究
 食事はアンケート包で各4年毎評価、自己報告2型糖尿病発症と、追加質問で確認

結果:1,663,319人年フォローアップ期間中、2型糖尿病7,269症例記載
1カップ/日を超えるコーヒー摂取4年間増加(1.69カップ/日中央値)では、その後の4年間の2型糖尿病発症を、コーヒー摂取量の無変化群に比べ、11%(95%信頼区間、CI; 13%〜18%) 減少。
コーヒー摂取量1カップ/日を超えて減少した場合(中央値2カップ/日)、17%2型糖尿病リスク増加。



ティーの摂取量変化と2型糖尿病発症に関しては関連性認めず


結論:
コーヒー摂取量多ければその後4年間の2型糖尿病発症リスク軽減、コーヒー摂取少なければ2型糖尿病発症リスク増加。




考察:
コーヒー摂取と2型乏尿病リスク減少効果は1日1杯につき7%相対的減少というメタアナリシス結果に基づき解釈すると、コーヒーの抗糖尿病効果を確認したものと筆者等。



だが、コーヒー摂取に関わる寄与要素関与は否定できないと思う

低脂肪乳製品、主にヨーグルト摂取は、2型糖尿病発症リスクを低減できる



低脂肪乳製品、主にヨーグルト摂取は、2型糖尿病発症リスクを低減できると前婿コホート研究

Dietary dairy product intake and incident type 2 diabetes: a prospective study using dietary data from a 7-day food diary
Laura M. O, et. al.
Diabetologia May 2014, Volume 57, Issue 5, pp 909-917,




EPIC-Norfolk Studyのnasted case-cohort研究(4千名)のランダムサブコホートと症例は糖尿病発症例(n=892, サブコホート143例を含む) 11年間フォローアップ


7日間の食事日記:乳製品摂取(g/日)を3.9%以上の高脂肪、3.9%未満の低脂肪にカテゴリー別、サブグループとして、ヨーグルト、チーズ、ミルクに分ける


総乳製品摂取、高脂肪酪農品、ミルク、チーズ、高脂肪乳製品摂取は、糖尿病発症と関連せず

年齢・性別補正解析にて、低脂肪乳製品摂取は、2型糖尿病発症と逆相関 (tertile [T] 3 vs T1, HR 0.81 [95% CI 0.66, 0.98])、体組成測定・食事性・糖尿病要素補正後この関連性減衰)

加え、糖尿病と低脂肪発酵乳製品とに逆相関
(T3 vs T1, HR 0.76 [95% CI 0.60, 0.99]; p trend = 0.049)

特に、ヨーグルト摂取が多変量解析で関連性が示された
(HR 0.72 [95% CI 0.55, 0.95]; p trend = 0.017)






2014年2月8日土曜日

低脂肪発酵乳製品、特にヨーグルトは2型糖尿病発症を抑制する?

 EPIC-Norfolk Study(nested case cohort)で、後顧的解析なので、決定的結論とは言いがたい。


Dietary dairy product intake and incident type 2 diabetes: a prospective study using dietary data from a 7-day food diary
DiabetologiaFebruary 2014
 トータルの乳製品、高脂質乳製品、ミルク、チーズ、高脂質発酵乳製品の摂取では、糖尿病発症率と相関せず

低脂肪乳製品摂取 は、年齢-、性別-補正解析にて、糖尿病と逆相関する(3分位(T) 3 vs T1 、ハザード比 0.81 [95% CI 0.66, 0.98])、しかし、身体測定値補正後、この関連性は減弱した。

多変量解析では、逆相関に加え、糖尿病と低脂肪発酵乳製品摂取と逆相関  (T3 vs T1, HR 0.76 [95% CI 0.60, 0.99]; p trend = 0.049) 、 特にヨーグルト摂取と逆相関 (HR 0.72 [95% CI 0.55, 0.95]; p trend = 0.017)

2013年12月18日水曜日

1日りんご1個:スタチン治療効果を凌駕!

BMJクリスマス・エディション


プレスリリース
http://www.bmj.com/press-releases/2013/12/17/apple-day-keeps-doctor-away


原文がみつからないのだけど、
50歳以上の住民レベルで、スタチンより、リンゴ一個が有効という、Oxford大学の研究チームの計算モデル

コンプライアンスを70%、総カロリー摂取不変と仮定
英国では、520万名現行スタチン治療中、1760万名がスタチン服用してない

計算によると、年次数9千400名の死亡回避可能となる
50歳以上英国民の70%が食酢と8千500名の死亡回避となる

スタチンによる筋症状で推定1千名以上、糖尿病超過発症が1万名

30歳以上付加モデルだと、スタチン・りんご共に、年次血管疾患死亡3%減少し、副作用数は倍となる。

Comparing apples and oranges: a randomised prospective study
BMJ 2000; 321 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.321.7276.1569 (Published 23 December 2000)
Cite this as: BMJ 2000;321:1569


無理矢理な計算だが・・・昔自分たちがやった推定を思い出した。
これもスタチン一次予防による推定
http://www.cminc.ne.jp/hitonowa/siryou4-4.htm
Oxford大学の一員だったらクリスマス特集・論文で採用されてたのかもしれない。

2013年11月12日火曜日

いんちき?真実:酸性食品は2型糖尿病発症リスク増加と関連?

タイトルの報告だが、酸性食品とか、アルカリ性食品とか、久しく聞いてない。
マイナスイオンもそうだった。1950年代当時、一般には、電気が特別な存在で、荷電という当時最先端の科学的知識だったころ、それが健康によいという仮説( Albert P. Krueger)が一気に検証無く広がる。一般には、 インチキと認識され、一時廃れてたが、それが1990年代後半から、現時点で検証できてない新しい概念、作為的・非作為的に、電機メーカーが再び持ち込み、付加価値ねらいの商売をはじめた。
そもそも、都市伝説って概念もインチキ臭いが、この「酸性食品・アルカリ性食品」概念もこの都市伝説とされているものの一つだろう。

「○○は健康に良い・悪いという dichotomy判断には注意が必要」と私は思う。

Medpageをみても、従来の不健康食と重なっただけとも思えるし・・・あえて、寄与要素補正として、動物性蛋白・脂肪摂取という要素を補正しているようにも思えない。あだ花概念となることも否定できないと思う。



以下の報告のベースは、Ströhle らが、2010年それまでの概念を発展させ、酸・塩基バランスと健康への影響に着眼したものの延長。

例えば、酸性食品は野菜でもこと細かく分かれている
http://goaskalice.columbia.edu/which-foods-are-acidic

    pHフルーツ
    2 - 3レモンジュース、ビネガー
    3 - 4りんご、ブルーベリー、チェリー類、グレープ、グレープフルーツ、ネクター類、ピーチ、なし、パイナップル、プラム、ラズベリー
    4 - 5バナナ
    6メロン
野菜はpH 4-6.8で、比較的酸性度の高いものは、escarole(エンダイブ)、ピメント、トマト、ビネガー加工野菜(缶詰アンチチョーク、缶詰ビート、缶詰ピクルス、缶詰サワークラウト)
酸性食事は、「脂肪・動物蛋白」摂取量増加、「炭水化物」摂取量減少を含み、これらはリン酸、カルシウム、ナトリウムを多く含み、マグネシウム少ないというもの





French E3N-EPICコホート・女性 66,485名を食事アンケートとともに糖尿病発症リスク調査(14年間フォローアップ、2型糖尿病発症率1372名)

疫学的研究ベースの食事性酸性食品負荷量推定(potential renal acid load : PRALスコア (http://www.saeure-basen-forum.de/pdf/IPEV-Food_table.pdf)、net endogenous acid production (NEAP)スコア)

結論としては、PRALスコア、NEAPスコアとも2型糖尿病発症と関連あり
・ PRAL ハザード比 1.71 (95% CI 1.40 to 2.07)
・ NEAP ハザード比 1.74 (95% CI 1.44 to 2.11)

リスクはBMI補正後現弱するも、有意差残存

メカニズム不明だが、筆者らは 、酸/塩基ホメオスタシス仮説を主張

Source reference: Faherazzi G, et al "Dietary acid load and risk of type 2 diabetes: The E3N-EPIC cohort study" Diabetologia 2103; DOI: 10.1007/s00125-013-3100-0.

http://www.medpagetoday.com/Endocrinology/Diabetes/42850

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「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...