2015年3月30日月曜日

致死性心血管疾患10年間リスク 国別ばらつきかなりあり、 国別予測式作成必要

心血管疾患のt正確な推定式となるため、国毎の予測式

中国、チェコ、デンマーク、英国、イラン、日本、マラウイ、メキシコ、韓国、スペイン、米国
China, Czech Republic, Denmark, England, Iran, Japan, Malawi, Mexico, South Korea, Spain, and USA


A novel risk score to predict cardiovascular disease risk in national populations (Globorisk): a pooled analysis of prospective cohorts and health examination surveys
Kaveh Hajifathalian,  et. al.
The Lancet Diabetes & Endocrinology ; Published Online: 25 March 2015
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/S2213-8587(15)00081-9

リスクスコアは、内外評価者での判別良好で、C統計値は70%以上。

年齢、リスク要素はどの状況でも、推定10年致死性心血管疾患リスクの国別ばらつきあり

 致死性心血管疾患高リスク比率が少ないのは、韓国、スペイン、デンマークで男女とも10%リスク超の比率は、男女とも5-10%。3%リスク未満は男性 62-77%、女性 79-82%。

 逆に、最もリスクが高い人口比率の国は、中国とメキシコ。
中国においては、致死性心血管疾患10年リスク10%超の比率  男性33%、女性28%。
メキシコは、男性 16%、女性 11%。10年リスク3%未満比率は中国では男性 37%、 女性 42%、メキシコでは 男性 55%、女性 69%。


心血管疾患リスク予測式は国別に開発すべき


中国の不健康さ ・・・ 群を抜いている


http://www.m-junkanki.com/kennsinn/kennsinn_ND80_CV.html

野球:肘・膝損傷 ・・・ 身長高いほど、球速速いほど、試合チーム数多いほど悪化


http://www.sportsmed.org/Education/Meetings/Specialty_Day_2015/Specialty_Day/
2015 Specialty Day 3/28/2015 

American Orthopaedic Society for Sports Medicine's (AOSSM)のスポーツ医学記念日の報告

球速、プレイヤーの身長、多チームへの投球などが、肩や肘の外傷病歴と相関する。


身長が10cm高いほど外傷歴尤度10%増加、球速 10マイル/時間増すほど12%尤度増加、試合相手チーム数1つ増えるほど22%増加。


 3つの要素すれば、外傷病歴 77%の精度で、その病歴を予測可能。

変化球に関しては予測要素とならず、変化球ピッチャーでは球速は外傷歴と相関せず

http://www.eurekalert.org/pub_releases/2015-03/aosf-rhs032515.php 



がんばれタブチ君のヤスダが理想的?

逆流性食道炎は非感染性鼻炎のリスク要素

逆流性食道炎(GERD)は鼻炎/副鼻腔炎発症のリスク要素らしい


5417名、1945-1973生まれを対象に1999-2001年、2010-2012年質問にて非感染性鼻炎(NIR)発症のに関する年齢、性別、BMI、喫煙、喘息、夜間GERDに対するオッズ比を計算


Nocturnal GERD - a risk factor for rhinitis/rhinosinusitis: the RHINE study.
Allergy. 2015 Mar 24. doi: 10.1111/all.12615.

10年間の観察期間中、NIR発症 1034名 (19.1%)


1999-2010年ともに、夜間GERD患者は2010年におけるNIR比率多い  (2.8% vs 1.2%,p<0.001)。

1999年 逆流数/週間と、2010年 NIRのリスクに、量依存的有意相関あり p=0.02

 
 年齢、性別、BMI、喫煙と喘息要素補正による多変量回帰にて、1999年夜間GERD(夜間GERD/週 3回以上)は、2010年NIR発症のORとして 1.6 (95% CI 1.0-2.5, p=0.03)


 喫煙は、NIR発症  NIR (30.7% vs 24.0%(p < 0.001)と、夜間GERD発症ともにリスク増加と関連



アレルギー性鼻炎にはガイドラインも多く存在する(http://kaigyoi.blogspot.jp/2015/02/blog-post_3.html)が、非アレルギー性となるとやや微妙。non-allergic rhinitis ( vasomotor rhinitis)と記載される報告もある。



 では、非感染性とは・・・ アレルギー性鼻炎と vasomotor rhinitisということか?


PONDsの逆で、胃酸が鼻腔にまで影響をあたえるのだろうか?

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