2014年9月4日木曜日

IBIS-4 trial:クレストール大量療法、プラーク比率は減少したが、形態変化観察微妙

クレストール40mg 13ヶ月間使用の効果

STEMI患者非ターゲット領域のI動脈プラークのIVUSとRF-IVUS評価容積を減少させた
しかし、プラークの形態の変化は乏しい。


Effect of high-intensity statin therapy on atherosclerosis in non-infarct-related coronary arteries (IBIS-4): a serial intravascular ultrasonography study
Eur Heart J (2014) doi: 10.1093/eurheartj/ehu373 
First published online: September 2, 2014


2009年9月から2011年1月まで、プライマリPCI成功例後の2つの非梗塞関連epicardial coronary arteryのIVUSと、RF-IVUS

13ヶ月間、高度強化ロスバスタチン(40mg/日)
連続冠動脈内画像解析を146のnon-infarct-related epicardial coronary arteries (non-IRA)を有する82名の患者に応用しマッチ化部位解析を行った。

プライマリIVSエンドポイントは、パーセントアテローム容積の変化。

13ヶ月後、LDL-Cは3.29から1.89 mmol/Lと減少、HDLーCは1.10から1.21へ増加( P<0.001)

non-IRAのPAVは-0.9% (95% CI: −1.56 to −0.25, P = 0.007)減少。


non-IRAの一つでも退縮した患者数はしなかった患者数より多い (74% vs 26%)

necrotic core比率は不変 (−0.05%, 95% CI: −1.05 to 0.96%, P = 0.93)、RF-IVUS定義thin cap fibroatheromaでも不変 (124 vs. 116, P = 0.15)





a plaque prone to rupture(60~75%):薄い線維性被膜を持つ,破れやすいプラ
ーク(Thin cap fibroatheroma:TCFA)
http://www.eisai.jp/medical/region/radiology/rt/pdf/041/13.pdf

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