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2020年1月8日水曜日

supplement tainting :サプリメント汚染 男性不妊への亜鉛・葉酸は効果無し

多くの製剤は、精子数と運動性から性欲と活力に至るまでの生殖能力に対する利点を主張しているが、米国食品医薬品局は市販後まで栄養補助食品を評価することを許可されておらず、安全性と有効性が証明されていない製品の大部分が規制されていない業界に貢献していることになる。さらに、医薬品のサプリメント汚染(supplement tainting )は、特に「性的増強」のマーケッティングなど顕著。その中で、男性の生殖能力のためのほとんどのサプリメントには、葉酸と亜鉛が含まれている



ここでは「男性不妊」への亜鉛、葉酸の効果否定の報告

という序文から分かるとおり、ある種の警告的意味も・・・




Effect of Folic Acid and Zinc Supplementation in Men on Semen Quality and Live Birth Among Couples Undergoing Infertility Treatment
A Randomized Clinical Trial
Enrique F. Schisterman, et al.
JAMA. 2020;323(1):35-48. doi:10.1001/jama.2019.18714
https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2758450









Yahooがひどいが・・・ 変な広告の多い事よ



こういうタイトルを垂れ流すマスメディアよ
男性の守り神「亜鉛」 正しくとれてる?
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO11728740W7A110C1000000/




動物実験では、亜鉛投与で急性肺障害抑制の可能性

Zinc supplementation ameliorates lung injury by reducing neutrophil recruitment and activity
https://thorax.bmj.com/content/early/2020/01/08/thoraxjnl-2019-213357
こういうのも、臨床治験を経なきゃ真価分からない

2019年9月10日火曜日

亜鉛と脳出血の関連

Nested Case-Control Study


 CSPPT (China Stroke Primary Prevention Trial):599初回卒中 vs 同数マッチ化対照



Baseline Plasma Zinc and Risk of First Stroke in Hypertensive Patients
A Nested Case-Control Study
Jingping Zhang, et al.
Originally published26 Aug 2019
https://doi.org/10.1161/STROKEAHA.119.027003
Stroke. ;0:STROKEAHA.119.027003




ベースライン亜鉛濃度 中央値 106.9μg/dL未満と比較し、それ以上の場合より初回出血性卒中リスクは有意に減少(多変量補正オッズ比, 0.45 ; 95% CI, 0.21-0.94)

さらに、ベースラインのBMI 25以上あるいは血中銅 100.1μg/dL未満では、血中亜鉛と初回出血性卒中は逆相関とくに強い (共に、Pinteraction < 0.05)

虚血性卒中との関連性は認めず;多変量補正オッズ比 1.16; 95% CI, 0.83-1.61


論文での考察として亜鉛とoxidative damageの関連性、特に銅濃度低下で、H2O2からのOH産生関与が考察されている。

でも、脳卒中にはなく、脳出血に関与する仕組みの説明にはなってない・・・

2018年4月6日金曜日

非認知症高齢者低亜鉛血症:多剤薬物使用と関連、集中力低下と関連

まあ、これも横断調査なので、conclusiveではない

スペイン・バルセロナ市と周辺州の横断研究での知見


  • 亜鉛濃度を、高齢者の機能、心理、認知機能において評価
  • 血中濃度は、MMSE測定上のconcentration ability(集中力)と相関
  • 亜鉛濃度は、polymedicationで低下
  • 亜鉛濃度は、うつ症状とは相関せず



Blood zinc levels and cognitive and functional evaluation in non-demented older patients
Tobías E. et al.
Experimental Gerontology Volume 108, 15 July 2018, Pages 28-34
https://doi.org/10.1016/j.exger.2018.03.003


老年学、心理計測学的検証を血中由来亜鉛(神経可塑性の鍵要素として)、機能的、心理学的、認知機能障害に関連するか、非認知症者において検討

亜鉛血中濃度と、MMSEサブカテゴリーは相関するも、MMSEスコア総数では相関せず
polymedication患者で有意に減少

血中亜鉛濃度とうつ症状(Yesavage scale)、Barthel指数に相関性認めず

うつ症状は、睡眠の質低下やpolymedicationと相関

末梢血亜鉛濃度は、認知機能の特定のドメインの生理学的異常に役割をはたしていることが示唆された。抗うつ治療下で老年でのうつ症状に相関性をみとめなかった。





2018年2月4日日曜日

アスリートと亜鉛:

アスリートは血中亜鉛濃度は指摘濃度に達してない可能性あり
摂取量は一般住民より多いにも関わらず・・・




この解離は、アスリートにおいては亜鉛代謝は通常と異なる可能性がある
今後、アスリートへの推奨量を検討する必要がある



Lower Serum Zinc Concentration Despite Higher Dietary Zinc Intake in Athletes: A Systematic Review and Meta-analysis
Anna Chu
Sports Medicine
February 2018, Volume 48, Issue 2, pp 327–336
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs40279-017-0818-8

12の研究のシステマティックレビュー

亜鉛血中濃度、アスリートで有意低下  [- 0.93 μmol/L, 95% confidence interval (CI) - 1.62 to - 0.23]
だが、食事による亜鉛摂取は一般住民より有意に多い (2.57 mg/day, 95% CI 0.97-4.16)

血中亜鉛濃度、尿中亜鉛はデータ不足で検討不十分

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...