2022年10月24日月曜日

高齢者ブースター接種効果減衰:広範な機序が推定される

Atypical B cells and impaired SARS-CoV-2 neutralisation following booster vaccination in the elderly

Isabella A.T.M. Ferreira, et al.

doi: https://doi.org/10.1101/2022.10.13.22281024

https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2022.10.13.22281024v1

SARS-CoV-2感染後の入院や死亡は、ワクチン接種者であっても年齢が大きな危険因子となる。 高齢者では、一次接種コースに対する反応が不十分であることが報告されているが、ブースター3回目の接種に対する反応に対する年齢の影響に関する情報はほとんどない。

AZD1222の2回投与スケジュールのprimaryワクチン接種した70歳以上の対象者では、70歳未満の対象者に比較してSARS-CoV-2スパイクpseudotyped virusの中和抗体価は有意に低い。ブースター接種1カ月後の血清結合抗スパイクIgG抗体濃度およびスパイク特異的B細胞頻度には年齢群による差は認められなかった。 

しかし、高齢者のpost-3rdスパイクワクチンの抗体の親和性および多様性(potency or breadth of the overall memory antibody compartment)低下は、特異的CD11cとFCRL5の発現循環中B細胞のenrichmentと相関していた。単細胞RNAsequencingで、 B cell activation/receptor signalling pathway geneのenrichな高齢者でのTBX21-、ITGAX-発現B細胞のexpansionが確認された。

重要なことは、ブースター後の高齢者において、SARS-CoV-2スパイクペプチドに対するT細胞応答はIFNγとIL2分泌の両面で損なわれており、またT細胞受容体シグナル伝達経路遺伝子の減少も観察されたことである。

このようなatypical B細胞のexpansionやT細胞応答の障害は、高齢者では3回目以降の投与で親和性の低い成熟した抗体が生成され、中和能が低下する一因になっている可能性がある。

以上より、高齢者におけるワクチン接種後のワクチン応答障害の程度とそのメカニズムが明らかになり、高齢者のCOVID-19感染感受性を高める一因となっていることが示唆された。

血中などからのCirculating tumour DNA

血中だけではないが、circulating tumour DNAと称され、解説されている。

できれば、早期発見に利用できればよいのだろうが、消化器系がんの管理利用について報告されている。   


Circulating tumour DNA — looking beyond the blood

Ann Tivey, Matt Church, Dominic Rothwell, Caroline Dive & Natalie Cook 

Nature Reviews Clinical Oncology volume 19, pages600–612 (2022) 


過去10年の間に、様々なリキッドバイオプシー技術が、従来の組織生検サンプルの分析に代わる実行可能な方法として出現してきた。このような代替「生検」には、連続したサンプルの取得が比較的容易であることや、腫瘍の全体像を反映していない可能性のある1つまたは複数の小さな組織サンプルを解釈する問題を克服することなど、多くの利点がある。今日まで、リキッドバイオプシーの分野における研究の大半は、血漿由来の循環腫瘍DNA(ctDNA)を主に用いた血液ベースのバイオマーカーに焦点が当てられてきた。しかし、ctDNAは血液以外の様々なソースから得ることができ、これらは血漿ctDNAよりもユニークな利点を提供する可能性がある。本総説では、尿、脳脊髄液、胸水・腹水に焦点を当て、血液以外からのctDNAの解析の進歩について述べるが、その他のctDNA源についても考察する。これらの代替供給源は、血液のctDNA分析とは異なるが補完的な役割を果たすことができ、血液以外のctDNAアッセイ開発における様々な技術的側面について考察している。また、血液以外のctDNAが血漿ctDNAと異なる利点を提供できる環境について考察し、これらの代替分析法を学界から臨床応用に移す際の課題について検討する。



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