いずれにせよ、妊娠中抗生剤投与はそのこどもの肥満、過体重に発生を増加させる。
そして、肥満に関しては生下時体重重い方が、過体重に関しては生下時体重が軽い方が影響大きいという影響のばらつきがある
Prenatal exposure to systemic antibacterials and overweight and obesity in Danish schoolchildren: a prevalence study
A Mor, et. al.
International Journal of Obesity (16 July 2015) | doi:10.1038/ijo.2015.129
9886名の学童
うち、抗細菌剤の出生前暴露 3280(33%)
暴露関連標準化発症率比(性別特異的補正頻度比)は 過体重 1.26 (95% 信頼区間 (CI): 1.10–1.45) 、肥満 1.29 (95% CI: 1.03–1.62)
女児では、標準化発症率比は 過体重 1.16 (95% CI: 0.95–1.42) 、 肥満 1.27 (95% CI: 0.89 to 1.82)
男児では、標準化発症率比は、過体重 1.37 (95% CI: 1.13–1.66) 、 肥満 1.29 (95% CI: 0.96–1.73)
過体重についての標準化発症率比について、生下時体重3500g未満は、それ以上に比べ、関連性高い(aPR: 1.30, 95% CI: 1.05–1.61、1.18, 95% CI: 0.95–1.46)
逆に、肥満についての標準化発症率比では、3500g以上の方は、それ未満に比べ、肥満との関連高い (aPR: 1.35, 95% CI: 1.00–1.81、 1.16, 95% CI: 0.82–1.65)
microbiotaの概念が広がったため、この種の報告も不思議ではなくなった
2015年10月22日木曜日
非扁平上皮・非小細胞肺癌:ニボルマブ vs ドセタキセル
PD-1(Programmed cell death 1)研究は、日本の研究者たちが主役的役割を果たしている。そして、ニボルマブの悪性黒色腫及びそれ以外の癌への開発順調のため、某メーカーの株価が・・・
ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体 fully human IgG4 programmed death 1 (PD-1) immune-checkpoint–inhibitor antibodyのオープンラベル・ランダム化国際的第三相治験
非扁平上皮・非小細胞肺癌への治験
有効性・安全性は、ニボルマブ圧倒
Nivolumab versus Docetaxel in Advanced Nonsquamous Non–Small-Cell Lung Cancer
Hossein Borghaei, et. al.
N Engl J Med 2015; 373:1627-1639October 22, 2015
治療関連副事象イベント grade 3−4は、ニボルマブ 10%、ドセタキセル 54%
ヒト型抗ヒトPD-1モノクローナル抗体 fully human IgG4 programmed death 1 (PD-1) immune-checkpoint–inhibitor antibodyのオープンラベル・ランダム化国際的第三相治験
非扁平上皮・非小細胞肺癌への治験
有効性・安全性は、ニボルマブ圧倒
Nivolumab versus Docetaxel in Advanced Nonsquamous Non–Small-Cell Lung Cancer
Hossein Borghaei, et. al.
N Engl J Med 2015; 373:1627-1639October 22, 2015
包括的生存率中央値は、
ニボルマブ 292名 12.2 ヶ月 (95% 信頼区間 [CI], 9.7 to 15.0)
ドセタキセル 290名 9.4 ヶ月 (95% CI, 8.1 to 10.7)
(死亡ハザード比, 0.73; 96% CI, 0.59 to 0.89; P=0.002)
1年時点での包括的生存率は、
ニボルマブ 51% (95% CI, 45 to 56)
ドセタキセル 39% (95% CI, 33 to 45)
追加フォローアップにて、包括生存率(18ヶ月時点)
ニボルマブ 39% (95% CI, 34 to 45)
ドセキタキセル 23% (95% CI, 19 to 28) (P=0.02)
ニボルマブの無進行生存率は、ドセキタキセルを凌駕せず (それぞれ、2.3ヶ月、4.2ヶ月)、 1年後無進行生存率はニボルマブはドセタキセルより高率 (19%、 8%)
ニボルマブは、PD-1リガンドの腫瘍細胞膜発現の事前設定レベル (≥1%, ≥5%, ≥10%) 毎のサブグループでも同断的にドセタキセルより有効性あり
ニボルマブ 292名 12.2 ヶ月 (95% 信頼区間 [CI], 9.7 to 15.0)
ドセタキセル 290名 9.4 ヶ月 (95% CI, 8.1 to 10.7)
(死亡ハザード比, 0.73; 96% CI, 0.59 to 0.89; P=0.002)
1年時点での包括的生存率は、
ニボルマブ 51% (95% CI, 45 to 56)
ドセタキセル 39% (95% CI, 33 to 45)
追加フォローアップにて、包括生存率(18ヶ月時点)
ニボルマブ 39% (95% CI, 34 to 45)
ドセキタキセル 23% (95% CI, 19 to 28) (P=0.02)
ニボルマブの無進行生存率は、ドセキタキセルを凌駕せず (それぞれ、2.3ヶ月、4.2ヶ月)、 1年後無進行生存率はニボルマブはドセタキセルより高率 (19%、 8%)
ニボルマブは、PD-1リガンドの腫瘍細胞膜発現の事前設定レベル (≥1%, ≥5%, ≥10%) 毎のサブグループでも同断的にドセタキセルより有効性あり
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