2012年6月19日火曜日

高齢者喫煙でも死亡率増加と関連する

序文から
喫煙は有害であることは確立している。喫煙は、多くの慢性疾患、心血管疾患、がんなどの主要リスク要素の一つで、他の死亡原因上位の死亡率と関連し、全(原因)死亡率とも関連する。喫煙は脂肪と関連する10のリスク要素の一つで、WHOの推定によると、喫煙のリスクは、男性の死の10%、女性の死の6%に相当する。喫煙率不変と仮定すると、21世紀には10億人の死と関連することとなる。しかし、多くのリスク要素同様、中年成人を主体に検討がなされた疫学的エビデンスに基づくのがほとんどで、高齢者の喫煙インパクトのエビデンスは不充分であった。
ということで、高齢者に注目した喫煙と全死亡率の関連性レビュー記事


Review Article
Smoking and All-Cause Mortality in Older People
Systematic Review and Meta-analysis
Carolin Gellert; Ben Schöttker, et. al.
Archive of Internal Medicine June 11, 2012, Vol. 172 (11)


7ヶ国、17研究

すべての研究で、現行喫煙は、全(原因)死亡率増加と関連

非喫煙者比較相対死亡率は、研究横断的には1.2-3.3、メタアナリシスとしては1.83(95%CI 1.65-2.03)

現行喫煙者のRM.は、年齢と共に減少するが、死亡率はやはり最大年齢まで増加は続く。

さらに、量依存的相関が、喫煙量と早死との関係に見られる。

喫煙既往は死亡率増加と関連(メタアナリシス:RM 1.34;95%CI 1.28-1.40)

喫煙既往尤度は、死亡率増加を示す (メタアナリシス: RM, 1.34; 95% CI, 1.28-1.40)が、非喫煙者比較超過死亡に関しては、禁煙期間とともに明らかに減少する。

禁煙のベネフィットは80歳以上を含め 全年齢層で明らか

 Figure 2. 15研究メタアナリシス:現行喫煙と全死亡率

 




Figure 3. 喫煙既往と全死亡率について14研究のメタアナリシス

 Table 3. サブグループ・研究特性毎のメタアナリシス結果







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