糖尿病の診断基準値、国際標準に変更へ
http://www.asahi.com/national/update/0120/TKY201201200469.html
日本糖尿病学会などは20日、糖尿病の診断に広く用いられているヘモグロビンA1c(HbA1c)と呼ばれる値の読み替えを発表した。表記を国際標準に合わせる。4月以降の一般診療で実施する。 HbA1cは、過去1~2カ月の平均的な血糖値を反映する測定値。日本ではJDS値と呼ばれる数値が「精度が高い」として使われてきたが、海外ではNGSP値と呼ばれる値が一般的で、「日本だけ異なる表記のままだと、研究や治療に重大な不利益となる」として変更する。 NGSP値はJDS値より約0.4ポイント高い。「糖尿病が強く疑われる」数値はこれまでの6.1%以上から6.5%以上となる。 ただし、特定健診(メタボ健診)はシステムの変更など影響が大きいため、2012年度まではJDS値のみを使い、13年度以降については今後、協議する。・・・新聞記事
で、糖尿病学会の説明は・・・
日常臨床及び特定健診・保健指導におけるHbA1c国際標準化の基本方針及びHbA1c表記の運用指針
http://www.jds.or.jp/jds_or_jp0/modules/news10/article.php?storyid=45#45http://www.jds.or.jp/jds_or_jp0/modules/news10/article.php?storyid=45#452012年4月1日より日常臨床等においてもNGSP値「HbA1c(NGSP)」の使用を開始いたしたいと考えております。これらの経緯ならびに詳細 を下記の基本方針及び運用指針として掲載致しました。なお、学会誌「糖尿病Vol.54 No.12」の巻頭にも同様のものを掲載しております。重要なお知らせ:日常臨床及び特定健診・保健指導の於けるHbA1c国際標準化の基本方針及びHbA1c表記の運用指針(平成24年1月5日 日本糖尿病学会 糖尿病関連検査の標準化に関する検討委員会) pdf