Medium-term impact of COVID-19 on pulmonary function, functional capacity and quality of life
Fabio Anastasio,et al
European Respiratory Journal 2021 58: 2004015;
DOI: 10.1183/13993003.04015-2020
https://erj.ersjournals.com/content/58/3/2004015
背景
Coronavirus disease 2019 (COVID-19) は世界中で流行しており,医療システムに劇的な影響を与えている。本研究の目的は、COVID-19が呼吸器機能に及ぼす中期的な臨床的影響を評価することである。
方法
379人の患者を、重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)の診断から4カ月後に評価した。患者はCOVID-19中の肺炎の有無により2群に分けた。臨床状態、生活の質、症状、6分間歩行テスト、スパイロメトリーによる肺機能テスト、一酸化炭素に対する肺の拡散能を分析した。データはCOVID-19期間中の臨床経過(急性呼吸窮迫症候群の発症、侵襲的機械換気の必要性、部分的酸素飽和度(SpO2)/吸気酸素分率(FIO2)比、肺炎重症度指数(PSI))と比較した。
結果
中央値135日後、379名の患者のうち260名(68.6%)が少なくとも1つの症状を訴えていた。COVID-19期間中に肺炎を発症した患者では、安静時のSpO2(p<0.001)、6分間歩行試験時のSpO2(p<0.001)、総肺活量(p<0.001)、0.1秒後の気道閉塞圧(P0.1)(p=0.02)が低かった。 02)、P0.1/最大吸気圧比(p=0.005)、Borg category-ratio scale (p=0.006)およびmodified Medical Research Council breathlessness scale(p=0.003)が、肺炎のない患者に比べて高かった。SARS-CoV-2肺炎時のSpO2/FIO2比およびPSIは、安静時および6分間歩行試験時のSpO2(p<0.001)、残量(p<0.001)、総肺活量(それぞれp<0.001およびp<0.003)、強制肺活量(それぞれp=0.004およびp=0.03)の中期的な変化と直接関連していた。
結論
COVID-19での肺の損傷は、急性感染症の4か月後の肺機能の低下と相関している。
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