Milk intake and risk of mortality and fractures in women and men: cohort studies
BMJ 2014; 349 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.g6015 (Published 28 October 2014)
Cite this as: BMJ 2014;349:g6015
2つの大規模スウェーデンのコホート、61433名(ベースライン 39-74歳、1987-90年)
食事回数アンケート初回。2回目1997年。
主要アウトカム項目:多変量生存モデル:ミルク摂取と、死亡・骨折までの期間。
結果:
平均フォローアップ 20.1年間
女性:死亡 15541名、 骨折17252名(股部 4259名)
平均フォローアップ 11.2年間
男性:死亡 10112名、 骨折 5066名(股部 1166名)
女性では、補正死亡率ハザード比比較、3以上のグラス杯/日では、1グラス杯未満/日に比べ、1.93(95%信頼区間 1.80 ~ 2.06)
ミルクのグラス杯数1増加あたり、補正ハザードは、女性で 1.15(1.13 ~ 1.17) 、男性で 1.03(1.01 ~ 1.04)
女性において、ミルクのグラス杯1増加あたり、全骨折形態に関しては 1.02(1.00 ~ 1.04)、股部骨折では 1.09(1.05 ~ 1.13)
男性において、同様、1.01(0.99 ~ 1.03)、 1.03(0.99 ~ 1.07)
2つの追加コホート、男性1コホート、女性1コホートのサブサンプルでは、ミルク摂取と、尿中8- iso - PFG2α(酸化ストレスマーカー)、血中IL-6(主要炎症マーカー)との正の相関性が見られた。