米国ではジャガイモ食はクリティカルな公衆衛生的問題で、政府スポンサーフードプログラムに加わっており、カリウム含有故心血管ベネフィットあるだろうと想定されていた
高血圧発症に関してリスキーな存在になろうとは・・・ glycemic loadがその説明となっているが、炭水化物一般に言えるのでは?
Potato intake and incidence of hypertension: results from three prospective US cohort studies
Lea Borgi, et. al.
BMJ 2016; 353 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.i2351 (Published 17 May 2016) Cite this as: BMJ 2016;353:i2351
ベークド・ポテト、ボイルポテト、マッシュドポテト、フレンチフライいずれも、ジャガイモは、成人大規模コホート(女性:Nurses’HealthStudy 62 175 、女性:Nurses’HealthStudyII 88 475 、男性:HealthProfessionalsFollow-upStudy 36 803)において独立した高血圧症発症リスク増加
週4サービング以上を月1サービング未満摂食と比べたランダム効果プール化ハザード比
ベークド・ポテト、ボイルポテト、マッシュドポテト:1.11 (95% 信頼区間 0.96 to 1.28; P for trend=0.05)
フレンチフライ:1.17 (1.07 to 1.27; P for trend=0.001)
ポテト・チップ:0.97 (0.87 to 1.08; P for trend=0.98)
非炭水化物野菜1サービングを同量 ベイクド、ボイルド、マッシュドポテトに置き換えると、高血圧リスクは減少 (hazard ratio 0.93, 0.89 to 0.96)