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2017年2月7日火曜日

糖尿病リスク:座位そのものよりテレビ視聴・BMIが問題

Apple Watchを作動していると、盛んに立位や指導された呼吸法を促されるが、車に乗ってたり仕事中でも無理強いコールされる(設定すればそれはないのだが・・・)





座りっぱなし(Sedentary behavior ; SB)は、1.5 MET以下の状況にある座位・リクライニング姿勢状況と定義

メタアナリシスによれば、2型糖尿病112%リスクを高める

  1. Wilmot EG, Edwardson CL, Achana FA, et al. Sedentary time in adults and the association with diabetes, cardiovascular disease and death: systematic review and meta-analysis. Diabetologia 2012;55:2895–905. 
だが、その内訳はテレビ視聴の殆どを占め、内容補正されたのは10の横断研究・前向き疫学研究の内1つのみ。



座位そのものが問題なのか・・・13年間の公務員コホートでの検討


Sitting behaviour is not associated with incident diabetes over 13 years: the Whitehall II cohort study
Emmanuel Stamatakis , et. al.
British Journals of Sports Medicine
http://dx.doi.org/10.1136/bjsports-2016-096723


モデル1:年齢、性別、民族、就労状況
モデル2:喫煙状態、アルコール摂取量・フルーツ/野菜消費量(週)、自己報告健康・身体状況
モデル3:身体活動性補正
モデル4:BMI補正




糖尿病発症頻度(ボトム群と比較) 

  • 座位時間総数 1.26; 95% CI 1.00 to 1.62; p=0.01)
  • テレビ視聴座位  1.33; 95% CI 1.03 to 1.88; p=0.05)

BMIで補正すると相関性減衰 (1.19; 95% CI 0.92 to 1.55; p=0.22, 1.31; 95% CI 0.96 to 1.76; p=0.14)




2015年12月3日木曜日

テレビ視聴長く、身体活動少ない20歳代 → 25年後知的機能を低下させる ・・・ 

体を動かそうとしない生活行動パターン、身体不活発性は世界的に増加し、健康アウトカムの重大なリスク要素となる

25年間のテレビ視聴と身体活発性と中年期認知機能の関連性を前向き研究(CARDIA研究)で検討



Effect of Early Adult Patterns of Physical Activity and Television Viewing on Midlife Cognitive Function
Tina D. Hoang,
JAMA Psychiatry. Published online December 02, 2015. doi:10.1001/jamapsychiatry.2015.2468

3247名の研究被験者ベースライン平均(SD)年齢 25.1 (3.6) 歳, 女性 1836 (56.5%) 、白人 1771 (54.5%) 、高校卒業以上 3015 (92.9%)



テレビ視聴すくない被検者に比べ、テレビ視聴高度な被検者では、、DSST 及び Stroop testにおける認知パフォーマンス低く(人種平均 1 SD未満)、補正オッズにおいて DSST, 1.64( 1.21 - 2.23 )、 Stroop test  1.56  ( 1.13-2.14 )、だが、Rey Auditory Verbal Learning Testでは差を認めなかった(年齢、人種、性別、教育レベル、喫煙、アルコール飲用、BMI、高血圧要素補正後)。


25年間身体活動性低下群(比率 16.3%、 528例/3247例)では、DSST上の不良パフォーマンスと有意に関連 :1.47 (1.14-1.90)


“テレビ視聴すくない&身体活動性高度"群“では、テレビ視聴多く&身体活動性低度“群(107/3247 , 3.3% )に比べ、パフォーマンス2倍  (DSST, 1.95 [1.19-3.22]、 Stroop test, 2.20 [1.36-3.56])



認知パフォーマンスというと曖昧だが、知的機能を低下させるって事


2015年11月2日月曜日

テレビ長く見るほど、早く死ぬ ;特定の死亡リスクは運動で相殺?

心身への有害作用甚だしいテレビ視聴・・・NHK受信料を全国民から分捕るなどもってのほか!


テレビ視聴は、我々の命さえ削る、不健康な行為であることを周知する必要がある





テレビ視聴は、「運動不足」習慣をもたらし、心血管疾患・がん死亡リスクを高めるわけだが、他の死亡原因などの詳細は不明。22万人超の前向きコホート、男性比率 57%、50−71歳の高齢者、ベースライン慢性疾患無し、白人93%、BMI 26.7% (SD 4.4)対象者

死亡率とテレビ視聴の長さに相関あり、そしていくつかの死亡原因があらたに明らかになった。


Causes of Death Associated With Prolonged TV Viewing
NIH-AARP Diet and Health Study
Sarah K. Keadle,  et. al.
Am J. Preventive Medicine Publishued Online July 24, 2015
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.amepre.2015.05.023


フォローアップ14.1年間、補正死亡リスクは、1日2時間視聴時間増加するほど以下の死亡率増加する(ハザード比 HR, [95% CI:信頼区間])

がん (1.07 [1.03, 1.11])
心疾患 (1.23 [1.17, 1.29])
慢性閉塞性肺疾患 (1.28 [1.14, 1.43])
糖尿病 (1.56 [1.33, 1.83])
インフルエンザ/肺炎 (1.24 [1.02, 1.50])
パーキンソン病 (1.35 [1.11, 1.65])
肝疾患 (1.33 [1.05, 1.67])
自殺 (1.43 [1.10, 1.85]






死亡率は、重要関連寄与要素補正後も、原因相関維持



中等度運動とテレビ視聴の長さに関して有意な関連性はなく、身体運動活発でも不活発でもテレビ視聴そのものが悪さをする。


以下は、テレビ視聴と中等度身体活動の関連性を、テレビ視聴と関連する9つの死因でまとめたもの


身体活動活発/テレビ高視聴と身体活動不活発/テレビ低視聴はおそらく同価
例えば、冠動脈疾患死亡に関して、身体活動活発/テレビ高視聴 1.21 (1.11, 1.34)、身体活動不活発/テレビ低視聴 1.08 (0.99, 1.17)





Joint effects of MVPA and TV viewing on selected mortality outcomes: NIH-AARP Diet and Health Study.




さらに

子供へのファストフード食誘導効果がある

Commercial Television Exposure, Fast Food Toy Collecting, and Family Visits to Fast Food Restaurants among Families Living in Rural Communities
Jennifer A. Emond, et. al.
J Pediatrics 20, Oct. 2015
http://www.jpeds.com/pb/assets/raw/Health%20Advance/journals/ympd/Emond.pdf






テレビというのは

・身体活動性を低下させ
・まわりにスナック菓子など過食の原因となり
・テレビの明かりにより体内時計の撹乱を生じさせ
・科学的根拠無きサプリメント・健康情報氾濫し
・暴力的プログラムにより、心身の悪影響を与え
・創作的思考・作業時間を削り
・中身空っぽな出演者たちを価値ある人間のように映し出し
・価値観の均質性を強要し
・寿命を削ぐものである

始末が悪いことに、テレビしか見ない人間には、テレビの有害性に気づかない
なぜなら、テレビに都合の悪いことは放送しないから・・・

NHKが本来そういう役割をすべきなのだが・・・


2015年1月7日水曜日

子供の睡眠:小画面デバイスにより睡眠不足、睡眠障害より著明 ・・・ テレビ視聴も

就寝前小画面デバイスを使用した場合、部屋のテレビをつけた場合より、睡眠時時間が短い。



Sleep duration, restfulness and screens in the sleep environment
Falbe J, et al 
Peds 2015; DOI: 10.1542/peds.2014-2306.

小画面デバイス を近くにおいて眠った子供は、非使用子供と比べ 睡眠時間20.6分p (95% 信頼区間 [CI], −29.7 ~ −11.4) 短く、休息・睡眠不十分と自覚する比率が多い  (発生頻度, 1.39; 95% CI, 1.21 ~ 1.60)

テレビのある部屋で寝た子供も、テレビのない部屋で寝る子供に比べ、18.0分 (95% CI, −27.9 to −8.1)ほど睡眠時間短い。


TV やDVD視聴 、コンピュータゲームプレイは、睡眠アウトカム悪化と関連 (p < 0.01 )

ヒスパニック、非ヒスパニック黒人、年長においてより相関性が高い (heterogeneity p < 0.05) 

2014年4月7日月曜日

テレビドラマの喫煙シーン:成人にも影響を与える ・・・って言うが、

タバコ嫌いの私からみても、ほんとかなぁと、疑いの目で見てしまう。


テレビドラマの喫煙シーンが減ったから、喫煙数が減った・・・と



寄与要素補正は、 成人・人頭割り喫煙数を相関性・時間経過的手法により行ったと言うことにはなっているが・・・結論乱暴すぎないか?


Portrayal of tobacco use in prime-time TV dramas: trends and associations with adult cigarette consumption—USA, 1955–2010
Tob Control doi:10.1136/tobaccocontrol-2012-050896 



テレビに於ける喫煙場面は、その影響は子供に限定されず、成人へも充分影響を受ける。

1995から2010年のプライムタイムのテレビではその場面は減少しており、1時間に約5インスタンスであったが、0.29となっている。

成人の喫煙摂取量も減少している。

プライムタイムの タバコのインスタンス少なく毎に、米国成人ンは平均2パック弱(38.5本)ほど年間に減少。


解説:http://www.medpagetoday.com/Pulmonology/Smoking/45119

2014年3月4日火曜日

テレビ:寝室内に存在することが、その視聴時間より影響大きく、さらなる体重増加をもたらす

テレビというのは、放送内容の愚劣さ・偏在性も問題だが、あの光により概日リズムを狂わせ、不連続な音により入眠や中途覚醒を生じさせる。


寝室にテレビが存在することは、すなわち、米国内子供・思春期の 年間 870万kgの体重増加をもたらす。



米国内random-digit前向き電話調査
自己報告・両親報告の体重・身長に基づく年齢-、性-補正BMI2年間・4年間フォローアップ


寝室テレビの存在は59.1%

多変量解析にて、寝室テレビの存在はBMI超過 2年間  0.57(95% CI, 0.31-0.82)、4年間 0.75(0.38-1.12)と関連し、2年次から4年次までのBMI増加に関して0.24(0.02-0.45)と関連。

テレビ視聴時間の影響より寝室テレビの存在がより体重増加と関連する。



Association of a Television in the Bedroom With Increased Adiposity Gain in a Nationally Representative Sample of Children and Adolescents
Diane Gilbert-Diamond,  et. al.
JAMA Pediatr. Published online March 03, 2014. doi:10.1001/jamapediatrics.2013.3921

2014年2月8日土曜日

テレビドラマ Dr. House をヒントに診断

Dr. House DVDボックス・シーズン1、随分、安くなったので、リスニングの勉強をかねて、視聴開始しはじたところだった。


Cobalt intoxication diagnosed with the help of Dr House
The Lancet, Volume 383, Issue 9916, Page 574, 8 February 2014





和製Huluだと、英語字幕ないので、DVD買わざる得ない・・・


表層的善人でないところが気に入ってる


日本のクソドラマは見る気がしない ・・・ 白い巨塔に始まり、おとぎ話より空想的だし、勧善懲悪ものだらけだし・・・底の浅い偽善主義だらけ



ドラマじゃ無いけど、NHKの【総合診療医】もひどかったし・・・ 神経内科専門医だったろと突っ込みたくなるケースが多かった

2013年10月29日火曜日

米国小児科医学会ポリシーステートメント:「 小児・青年期とメディア」

「AAP:American Academy of Pediatrics :米国小児医学会」から、ポリシーステートメント

Policy Statement ;Children, Adolescents, and the Media

COUNCIL ON COMMUNICATIONS AND MEDIA
「 小児・青年期とメディア」
 テレビジョンから、携帯電話、iPad、ソーシャルメディアを含む新しいメディアまでメディアは、子供の生活に支配的影響を与える。テレビジョンは、未だに、小児・青年期において主要な支配的メディアで、新しいテクノロジーメディアも次第にポピュラーになっている。AAPは、メディアメッセージや画像からの悪影響に関心を向け続けるつもりであるが、一方、メディアのポジティブな、向社会的な効果に関しても認識すべきであろう。
小児科医は、メディアとの関わりを聴取し、2つのメディア質問を健康状態の比較的良い小児へ毎受診毎問いかけることを 勧める。
・毎日どの程度の娯楽視聴時間なのか?
・子供の心室にテレビジョンセットがあるか?インターネット接続デバイスがあるか? 
親は、全てのメディアへの関わり合いについて家庭内の取り決め・プランを確立することを推奨する。メディアの子供・10代への影響について、学校、行政、製品宣伝、娯楽制作者に その認識を持ってもらわねばならない。

解説:Managing Media: We Need a Plan 10/28/2013
http://www.aap.org/en-us/about-the-aap/aap-press-room/Pages/Managing-Media-We-Need-a-Plan.aspx



Media Kit: Children and Media
 http://www.aap.org/en-us/about-the-aap/aap-press-room/aap-press-room-media-center/Pages/Media-Kit-Children-and-Media.aspx

・4歳の子供に漫画をみせると即時的、9分でネガティブな行動を起こす
The Immediate Impact of Different Types of Television on Young Children's ExecutiveFunction                                                                                                                  Angeline S. Lillard, Jennifer Peterson  Pediatrics October 2011; 128: 4 644-649



ビデオゲーム(テレビゲーム)依存は他の依存行為と同様で、数年間持続する。合併する疾患の一所見ではない
Pathological Video Game Use Among Youths: A Two-Year Longitudinal Study
Douglas A. Gentile, Hyekyung Choo, Albert Liau, Timothy Sim, Dongdong Li, Daniel Fung, Angeline Khoo
Pediatrics Feb. 2011; 127: e319-e329

・動画視聴時間ルール及び運動活動への参加は、子供の動画視聴時間へ影響を与える。
 Influence of Limit-Setting and Participation in Physical Activity on Youth Screen Time
Susan A. Carlson, Janet E. Fulton, Sarah M. Lee, John T. Foley, Carrie Heitzler, and Marion Huhman
Pediatrics July 2010; 126:1 e89-e96

・メディア視聴7時間を超す場合、寝室にテレビ・コンピュータ・ネット環境・テレビゲーム装置、携帯電話がある場合、、攻撃性、性行動、薬物依存、病的食行動、学習困難に影響を与える
Health Effects of Media on Children and Adolescents (review article)
Victor C. Strasburger, Amy B. Jordan, and Ed Donnerstein
Pediatrics April 2010; 125: 756-767.

2013年2月19日火曜日

テレビ視聴:3ヶ月未満でも子供に影響 母親の教育レベルなどに問題


テレビニュースを見ていたら、バトルロワイアルと佐世保の事件の関連性を真っ向否定する印象の報道がなされていた。マスメディア関係者は、この問題を誠実に対応するつもり全くないということがよくわかった。否定した後、この凋落激しいテレビ局は同様の仲間の殺人を促すバイオレンス映画の宣伝をしやがった。
メディアバイオレンスのレビューとガイドライン Lancet 2005年 02月 20日
http://intmed.exblog.jp/1674859/


米国小児科学会ではテレビ視聴などのメディアの子供への影響に関する報告を間断なく掲載している。
 2歳未満を問題にしていたが、今回は3ヶ月未満の子供にも影響を与えているという報告。

Maternal Characteristics and Perception of Temperament Associated With Infant TV Exposure
Amanda L. Thompson,  et. al.
Pediatrics 2013; 131:e390-e397

3ヶ月未満の子供で、テレビ・ビデオ平均暴露2.6時間、12ヶ月齢までにほぼ40%が3時間を超える視聴

母親のテレビ視聴と、母親肥満・子供の活動性・fussiness(ぐずり)・泣きは、乳幼児のテレビ視聴の多さと相関。
母親の教育程度・乳幼児活動性は食事中のテレビ視聴と関連する。
乳児が活動的で、よりぐずる傾向であると認識されるほど、テレビ視聴されている
特に、テレビ視聴の多いことのリスク要素が母親に多いほど認める。


日本外の小児科学会においては、テレビ・ビデオなどメディアからの心身面の影響に関して一つのテーマとなっていて、一定のガイダンスが示されている。
e.g.) http://www.aap.org/en-us/advocacy-and-policy/aap-health-initiatives/Pages/Media-and-Children.aspx

Media Kit: Children and Media
http://www.aap.org/en-us/about-the-aap/aap-press-room/aap-press-room-media-center/Pages/Media-Kit-Children-and-Media.aspx
  • Media Education
    Council on Communications and Media
    Pediatrics November 2010
  • Media Violence
    Council on Communications and Media
    Pediatrics Nov. 2009; 124: 1495-1503


テレビゲームにおいても・・・
e.g.)http://www.aap.org/en-us/about-the-aap/aap-press-room/pages/Violent-Video-Game-Content-More-Attractive-to-Youth.aspx


2013年2月5日火曜日

テレビばかり見て、運動しなければ精子が減る

18−22歳、189名の Rochester Young Men's Study (2009–2010)での研究

Physical activity and television watching in relation to semen quality in young men
Br J Sports Med doi:10.1136/bjsports-2012-091644 
精液濃度と 総精子数は、運動量と相関(p-trend=0.01 、 0.04)

運動の軽度から強度群(週15時間以上)の最大四分位 群は、運動最小四分位 群(週4時間未満)に比べ、73%の精子濃度(95%CI 15%〜160%)


テレビ視聴は精子濃度や総精子数と逆相関(p-trend=0.05, 0.06)


テレビ視聴最大四分位 (週20時間以上)は、最小四分位 (0時間)に比べ、精子濃度44%減少(95%CI 15−63%)

運動時間・レジャー時間の測定は精子の運動性・形態とは有意な相関認めず

テレビほど不健康な代物はない・・・ 

テレビ視聴は心血管疾患のリスク要因である  2007年 11月 15日

テレビ視聴時間が長いほど、親や友人に薄情になる  2010年 03月 02日

子供から大学生まで、テレビ視聴・テレビゲームで注意力障害増加  2010年 07月 05日

2012年12月13日木曜日

5-18歳の子供の研究:寝室テレビの存在は肥満と相関する


寝室にあるテレビ及びテレビ視聴時間に関し、369名の子供・思春期5-18歳を対照に解析。

Television, Adiposity, and Cardiometabolic Risk in Children and Adolescents
Amanda E. Staiano, et. al.
(Am J Prev Med 2013;44(1):40–47) © 2013 American Journal of Preventive Medicine
http://www.ajpmonline.org/webfiles/images/journals/amepre/AMEPRE_3629%5B3%5D-stamped.pdf

多変量モデルで、テレビの寝室での存在、テレビ視聴時間は、ウェスト径(OR 1.9-2.1)、皮下脂肪量(OR 2.0-2.5)と有意相関(p< 0.05)。

一方テレビ5時間以上視聴は、内臓脂肪量増加(OR 2.0)と有意相関。

寝室テレビは、 心血管疾患リスク(OR 2.9)、高中性脂肪血症(OR 2.0)と有意相関。


結論としては、寝室テレビの存在・テレビ視聴時間は、ウェスト径・脂肪良・腹部皮下脂肪量増加と有意相関。
テレビ視聴時間は、内臓脂肪と相関。寝室テレビの存在は子供の心代謝系リスク要素増加と関連し、その程度は運動や不健康食補正しても関連性は残る。



就寝時のテレビ視聴は、入眠時間・概日周期を乱す。そして、代謝系への悪影響をもたらす。


小児:テレビ視聴長いと、外面化問題行為(注意欠陥・多動・攻撃性、反社会性)多くなる 2012/10/10

夜中のPC/iPad操作、テレビ視聴・・・ ipRGCを介し、うつ、学習能力低下、ストレス増加・・・  2012/11/19

2012年10月10日水曜日

小児:テレビ視聴長いと、外面化問題行為(注意欠陥・多動・攻撃性、反社会性)多くなる

Externalizing Problem:外面化問題と訳している

Davison & Neale (1994) は幼児期後半から青年期までの子どもの状態を‶externalizing/internalizing problem" の二つに大別している。‶externalizing problem" は、注意欠陥・多動傾向、攻撃的・反社会的傾向、過度の反抗傾向などを指し、‶internalizing problem" は、過度の不安や恐怖、心身症状、抑うつなどを指す(http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/9683/1/12_4.pdf)




 Television Viewing and Externalizing Problems in Preschool ChildrenThe Generation R Study
Marina Verlinden, et. al.
Arch Pediatr Adolesc Med. 2012;166(10):1-7. .

テレビ視聴を住民ベース・3913名の子供で調査
主要アウトカム測定は、 Externalizing problem(外面化問題)

24ヶ月時点での評価した、テレビ番組内容・時間によっては、36ヶ月時点での外面化問題発生頻度を予測できず (odds ratio, 2.24; 95% CI, 0.97-5.18)

しかし、テレビ視聴レベルが高いことを反映する暴露時間のパターンは、外面化問題頻度と関連し(odds ratio, 2.00; 95% CI, 1.07-3.75)、外面化問題持続性とも相関 (2.59; 1.03-6.55)。




子供を健全に育てたいなら、テレビから引き離しなさい


子供から大学生まで、テレビ視聴・テレビゲームで注意力障害増加 2010年 07月 05日

テレビ視聴時間が長いほど、親や友人に薄情になる 2010年 03月 02日

テレビを見るほど寿命が短くなる 2010年 01月 12日

テレビ視聴は心血管疾患のリスク要因である 2007年 11月 15日

子供へのテレビの影響: ファーストフード宣伝になじみがあるほど肥満増加 2012/5/1

ゲーム・ネット使用が若者の睡眠不足の原因 2011年 05月 16日

番組きっかけの乳がん検診 TBSに医師らが中止要望 2010年 06月 10日

2012年5月1日火曜日

子供へのテレビの影響: ファーストフード宣伝になじみがあるほど肥満増加




Tanski SE, et al "Alcohol marketing and underage drinking behavior" PAS 2012; Abstract 2740.6.


PAS:
http://www.pas-meeting.org/2012Boston/default.asp


ファーストフードとアルコールのテレビ宣伝が若年者・子供へ悪影響を与えているという実態の報告が、米国の小児科学会年次集会でなされた。

広告暴露に関する電話・ウェブ-ベース評価
15-23歳まで 2359名の回答者、トップ25の食品会社から、500以上のうち、20の広告をランダム・サブセット照会。

ブランド化除外のため 、デジタル処理した画像を示し、広告認識された場合 あるいは他の類似宣伝と認識した場合 1点、、ブランドを当てた場合を2点とする。

体重とfamiliarity scoreと相関(P=0.03)、正常体重 21.4%
過体重 22.3% vs 15.7%、 肥満 23.7% vs 13.6%



広告認識スコアが1点増加する毎、統計学的に、肥満リスクが増加する(年齢、人種、性別、教育、ソーダなどの糖甘味飲料使用量、運動、テレビ視聴中スナック食補正後)





アルコール宣伝に関する認識は、肥満と相関せず、故に、食品の宣伝に関して特異的な減少と結論。





ファーストフード店の宣伝だけで無く、子供向けお菓子の宣伝に関しても注意が必要だろう。

テレビ宣伝などに、おとなも無防備だが、子供は なおのこと無防備子供の心をつかむように作られたフレーズやキャラクターが子供の身体に悪影響を与えることがある。

コマーシャルなどの子供の健康への悪影響に関する配慮が、日本には足りない
・関係各学会、たとえは、小児科学会や精神科学会などはこういう話題を大きく取り上げない。
・消費者庁が本来こういう仕事をすべきなのになにも行ってる形跡がない。

2012年4月11日水曜日

胃瘻議論喚起なら、クソドラマも多少、役には立つのかもしれない

草なぎ剛 『37歳で医者になった僕~研修医純情物語~』


テレビドラマとはいえ、粗雑な作りだった。

胃瘻がまるで後戻りできない医療処置のごとき扱い、卒中患者と終末期ケアとを混同しているのではないかという疑念、看護師やリハビリテーションスタッフ・栄養部門などのパラメディカルスタッフの職務存在無視・・・枚挙無き粗雑さ。





終末期は“胃ろうせずも選択肢”:老年医学会ガイドラインやっと着手  2011年 12月 05日
  ↑
このあたりの情報を何か勘違いしてテーマとしてしまったのだろう。


かなり傲慢なヒーロー主義全開、対比として無能すぎる表面的な指導医の存在。中でも、チーム医療を無視した、侵襲的検査を研修医単独で行おうとしたことへ批判は、 tweet  やら掲示板書き込みが多かった。


臨床倫理、特に、胃瘻を巡る意思決定について考えるには良い素材になるのかもしれない。

バイオエシックスの問題は、医学部での講義対象となっており、草薙氏扮する研修医がそのことを知らないはずはない。いくら患者・家族の同意があったとしても、上級医に相談せず、冒険的侵襲的検査を行うことに対し、批難があって当たり前と思う。すべきは、バイオエシックスの問題を、症例プレゼンテーションの時に、上級医達にぶつけ、かれらの意見を聞いた上で、患者・家族に、「検査の限界と効用」そして、「胃瘻設置に関わるメリット、急性合併症、慢性的問題点」などをできるだけ、客観的データを示して、納得づくの意思決定が行われるべきだった思う。


一部肯定的に見れば、胃瘻に関し、否定的なスタンスをテレビ放映した意義はある。



有名な、NEJMの総説、“認知症患者へのチューブ栄養”に関する問いかけに端を発する議論がある。
Rethinking the Role of Tube Feeding in Patients with Advanced
Dementia
NEJM Vol. 342:206-210 Jan. 20, 2000 No. 3

認知症に対する経管栄養に関し、慎重な方向へ医師の考えはシフトしている。

日本のアンケート報告の一報告高齢者摂食障害に関し、チューブ栄養適応に関し、神経疾患・卒中は90%、認知症に対しては46.8%が適応と、消化器科専門医は、回答している。
Indications and practice for tube feeding in Japanese geriatricians: Implications of multidisciplinary team approach.
Geriatr Gerontol Int. 2012 Feb 20. doi: 10.1111/j.1447-0594.2011.00831.x. [


チューブ栄養といっても、様々。それぞれの適応や効能・有害性リスクが存在する。テレビドラマらしく主人公達が勝手に選択肢を狭くして二極対立を演出していた。くだらないドラマと決定したが、経管栄養議論の発端になるなら、ゴミドラマの資源活用となるだろう。


第2話までみたけど・・・ 論拠するほどのドラマで無いことははっきりした。

原作の作者って、主人公の臨床的態度が正しいと思ってるかしら?

主治医やその先輩医師たち、そして、栄養士やソーシャルワーカなどと相談もせず、チーム医療の否定して突っ走る医者が理想だとしたら・・・ そんなやつが医療を語るな!

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...