“疫学的研究では原因を特定できない”という限界を自覚しているようだが、住民ベースの心筋梗塞減少を説明出来るのは喫煙だけであるという・・・
Myocardial Infarction and Sudden Cardiac Death in Olmsted County, Minnesota, Before and After Smoke-Free Workplace Laws ONLINE FIRST
Richard D. Hurt, et. al.
Arch Intern Med. 2012;():1-7. doi:10.1001/2013.jamainternmed.46.
レストラン禁煙条例施行前18ヶ月間と、職場禁煙18ヶ月後を比較。
心筋梗塞減少は、33%(< .001) 人口10万あたり 150.8→100.7
心臓突然死頻度減少は、17% (P = .13) 人口10万あたり 109.1→92.0
同じ期間で、喫煙率減少、高血圧、糖尿病、抗コレステロール血症、肥満の頻度は不変もしくは増加している。
寿司屋のカウンターでさえ、喫煙を許す地域だから、居酒屋なんて喫煙暴露は必須。
つきあいで行かざる得ない場合も年に何回かはあるので苦痛。たばこのにおいがつくから、のどが痛くなるから・・・と堂々と理由を述べてつきあいを避ける方が良いのかもしれない。
その上に、突然死や心臓疾患最後の一押しになる可能性のある、迷惑な受動喫煙・・・
米国メディアでは取り上げられているが、雑誌名間違えてるようだ Arch. Int. Med.なのに、Ann Int. Med.として・・・
http://www.latimes.com/health/boostershots/la-heb-tobacco-laws-heart-attacks-20121029,0,6501844.story