ラベル くそ役人 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル くそ役人 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年5月26日木曜日

ワクチンのわかりにくい年齢設定は、旧民主党・平野(クソ官僚含む)のせい

 何でこんなに不自然で分かりにくい年齢設定になってるんだろう。あえて、mistakeを誘導しているとしか・・・



旧民主党・平野が全部悪いのだろう

第154回国会 154 年齢の計算に関する質問主意書 (shugiin.go.jp)


民法(明治二十九年法律第八十九号)第百四十三条第二項本文は、「週、月又ハ年ノ始ヨリ期間ヲ起算セサルトキハ其期間ハ最後ノ週、月又ハ年ニ於テ其起算日ニ応当スル日ノ前日ヲ以テ満了ス」と規定しているところ、「前日ヲ以テ満了ス」とは、前日午後十二時をもって満了することを意味するものと一般に解されている。このように、年齢計算に関する法律は、ある者の年齢は、その者の誕生日の前日の午後十二時に加算されるものとしているのであって、このことは、社会における常識と異なるものではないと考えている。

午後十二時”という謎表記に振り回されている。民法改正時にこちらを改正すれば良かっただけの話。


 

2020年7月28日火曜日

厚労省はアルコール濃度を「○○%」と表現せず「容積%」と統一すべき

エタノール濃度表現の種類
  • 容積% v/v%
  • 重量% w/w%
  • 重量/容積% w/v% 

以下の通達を参考にすると
  • 消防法:重量%
  • 酒税法:容積%
  • 新型コロナ:容積%
と推定(詳しい方は訂正を)
消防法上のアルコール類は重さで考えたときの濃度(重量%。wt%)が 60%以上のものが該当し、酒造等において一般的に使用される、体積で考えたときの濃度(容量%。vol%)とは異なるため注意が必要です。体積で考えたときの濃度においては、概ね 67 容量%(vol%)以上が消防法上のアルコール類に該当します (略)
新型コロナウイルスに対し、60vol%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられるとの報告等があることを踏まえ、当該事務連絡を改定し




エタノール水溶液の容量%と比重及び重量%等との関係
比重;密度÷0.99910
アルコール重量%;アルコール容量%×0.79422÷比重
水分(vol%);(100-アルコール重量%)×比重
100ml中のエタノール(g)量
アルコール容量%×0.79422


エタノール水溶液の濃度と密度との対照表(旧表)
(標準温度15 ℃におけるアルコール表)


<hr>

以上は日本での都合だが、CDC、特にCovid-19関連では

Hand Hygiene Recommendations
Guidance for Healthcare Providers about Hand Hygiene and COVID-19

The USP hand sanitizer toolkitexternal icon formulas have final concentrations of 80% ethanol or 75% isopropyl alcohol concentrations. A final concentration of 80% ethanol or 75% isopropyl alcohol recommended in the USP hand sanitizer toolkit are aligned with World Health Organization (WHO) formulationspdf iconexternal icon.
These formulations have been defined at a single concentration value that falls within the range recommended by CDC.
WHO formulations have been manufactured in countries that do not have access to commercially available ABHR, evaluated internationally, and are recommended by WHO for use in response to an emerging viral pathogen, including viruses that are genetically related to, and with similar physical properties as, the SARS-CoV-2.


<hr>
日本では・・・安易に“濃度○○%”と表示しているため混乱を生じる
必ず容積%などと表示すべき

新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)
2. 手や指などのウイルス対策
①手洗い
手や指についたウイルスの対策は、洗い流すことが最も重要です。手や指に付着しているウイルスの数は、流水による15秒の手洗いだけで1/100に、石けんやハンドソープで10秒もみ洗いし、流水で15秒すすぐと1万分の1に減らせます。
手洗いの後、さらに消毒液を使用する必要はありません。
参考:新型コロナウイルス対策ポスター「新型コロナウイルス対策 身のまわりを清潔にしましょう。」
 
②アルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール
手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。
アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化するものです。
<使用方法>濃度70%以上95%以下(※)のエタノールを用いて、よくすりこみます。
(※) 60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません
<注意事項>※アルコールに過敏な方は使用を控えてください。
※引火性があります。空間噴霧は絶対にやめてください。


新型コロナウイルス感染症対応に伴う高濃度エタノール製品の使用について(情報提供)

2019年2月9日土曜日

ヨーロッパ:CHMPも対応 ニトロソアミン含有サルタン問題

ARB不足を暫定基準で対応しようとする米国FDA
https://kaigyoi.blogspot.com/2019/01/arbfda.html



追記:ヨーロッパの動き
New European Rules to Eliminate Carcinogens in Sartans
Sue Hughes
DISCLOSURES February 05, 2019
https://www.medscape.com/viewarticle/908688



The European Committee for Medicinal Products for Human Use (CHMP) has recommended new requirements for manufacturing processes for angiotensin II antagonists (sartans) to eliminate the production of nitrosamine impurities.


厚労省の動きが悪い・・・

早々にこういうアホコメント出してるから動きがとれないんだろ
→高血圧治療薬に発がん性物質 厚労省「リスク相当低い」
2018年9月25日 午後8時58分
https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/706850


今、見直すと、責任問題になるから?




降圧剤アムバロ配合錠「ファイザー」自主回収
発癌性物質含有、サルタン系薬で2社目
https://www.cbnews.jp/news/entry/20190208192907

2018年7月にあすか製薬がバルサルタン錠「AA」にNDMAが混入してるとして自主回収していた。



厚労省はメーカーに「自主回収」させて「リスク相当低い」と言い放つ簡単な商売です
テレビメディアも真正面から取り上げないのは、パニックを恐れて?

2018年7月18日水曜日

後発品夾雑物に厚労省だんまり

医薬品自主回収のお知らせ あすか製薬
中国の製造所で製造された当該製品の原薬に、ヒトに対して発がん性があるとされるN‐ニトロソジメチルアミンが混入しているとの情報を入手しました。
https://www.pmda.go.jp/files/000224928.pdf


連休前、驚愕の報道だったが・・・ マスメディアは騒がない

【後発品】だけではないだろうが、夾雑物リスクは薬剤には存在することが改めて認識される。厚労省あたりでは【後発品】は溶出性チェックだけで同等という話だが、【クレメジン】のようなそもそも溶けない薬剤に同等性なども無いだろう・・・と
【後発品】の問題にしたくない厚労省への忖度でマスコミは大騒ぎしないのだろうか?



FDA Recalls Some Valsartan Medicines Due to Impurity
July 13, 2018
https://www.medscape.com/viewarticle/899361

FDAコミッショナーの発言
"When we identify lapses in the quality of drugs and problems with their manufacturing that have the potential to create risks to patients, we're committed to taking swift action to alert the public and help facilitate the removal of the products from the market,"




日本の厚労省クソ役人のコメントは?

業者に【自主回収】させて、いまのところだんまり

2016年1月26日火曜日

非弁膜症性心房細動:多剤使用多く、出血リスク高まる ・・・NOACはリスク軽減?

非弁膜症性心房細動はもともと高血圧症合併多く、また、心不全合併したり、糖尿病併発症・脂質異常も多い。故に、日常臨床としてポリファーマシーとならざる得ないことが多い。


ポリファーマシーにおける、NOAC vs ワルファリン  ということで、リバロキサバンとワルファリン特性比較でNOACの優越性に関する報告



Polypharmacy and the Efficacy and Safety of Rivaroxaban Versus Warfarin in the Prevention of Stroke in Patients With Nonvalvular Atrial Fibrillation
Jonathan P. Piccini, et. al.
Circulation. 2016; 133: 352-360
Published online before print December 16, 2015,
doi: 10.1161/CIRCULATIONAHA.115.018544(pdf)

 ベースライン での薬剤数 0−4は 5,101 (36%)、薬剤数 5-9は 7298 (51%)、薬剤数 10以上は 1,965 (13%) 





polypharmacyは卒中や非中枢神経系塞栓リスクと相関せず (補正ハザード比 1.02 for ≥ 10 versus 0–4 medications; 95% 信頼区間, 0.76–1.38)
しかし、複合エンドポイント(卒中・非中枢神経系全身塞栓、血管疾患死、心筋梗塞)のリスク増加と相関  (補正ハザード比, 1.41 for ≥ 10 versus 0–4 medications; 95% 信頼区間, 1.18–1.68)
さらに、非重大臨床的出血あるいは重大出血のリスク増加と相関   (補正ハザード比, 1.47 for ≥ 10 versus 0–4 medications;  95% 信頼区間, 1.31– 1.65)











薬剤数による群間差は、一次有効性 (補正interaction P =0.99)と安全性アウトカム (補正interaction P =0.87) においては有意差認めず



 薬剤数 0-4ではリバロキサバンでの重大出血発生率低下認める (補正ハザード比 o, 0.71; 95% 信頼区間, 0.52–0.95; interaction P =0.0074)








 cytochrome P450 3A4とP-glycoprotein inhibitorを含む1剤以上で、アウトカムが異なるというエビデンスは認めない






 結論: 心房細動患者において、5剤以上のポリファーマシーは2/3。
薬剤数多いほど出血リスク増加するも卒中リスクは増加と相関せず
リバロキサバンは多薬剤患者でも横断的に耐用性良い





図譜をみると、言うほど、リバロキサバン優越性あるとは思えないけど・・・


主題とは関係ない話・・・
 この論文見ながら、日本の医療保険制度の矛盾点の一つだが多薬剤ほど診療報酬減ぜられる不思議が頭に浮かぶ
「併発症多いほど薬剤必要数多くなる」
「薬剤相互作用など考慮するなど薬剤数多いほど処方に関する技術が求められる」
にもかかわらず、薬剤数多いほど技術料が減らされるのである

「かかりつけ医」「総合診療」推進と国は謳いながら、実際には薬剤数増えざる得ない患者を診るほど技術料減らしているのである・・・「くそ役人」の考えることは浅はか


2016年1月20日水曜日

前向きコホート:果物・野菜

果物・野菜なら何でも良いというわけではなさそうだ・・・
この研究では、野菜摂取増加すれば高血圧発生頻度抑えられるとは言えない



Epidemiology/Population
Fruit and Vegetable Consumption and the Incidence of Hypertension in Three Prospective Cohort Studies
Lea Borgi ,et. al.
Hypertension. 2016; 67: 288-293


前向き調査による、果物(ジュース除外)と野菜摂取全量、全ての果物・野菜の消費量と、3つの縦軸コホート研究(Nurses’ Health Study (n=62 175)、 Nurses’ Health Study II (n=88 475)、Health Professionals Follow–up Study (n=36 803))における高血圧発生率の独立性調査。


結果は、果物のかなりの長期間の摂取量と、消費量増加が、高血圧発症リスクを減少するかもしれないと報告
・野菜・果物消費量を高血圧リスク要素補正後ハザード比と95%信頼区間計算
・週4サービング以下の摂取量と比較し、4サービング以上でのプール化ハザード比は、総果物摂取量では 0.92(0.87–0.97)、総野菜摂取量では  0.95(0.86–1.04)
・同様に、果物もしくは野菜消費量増加しない被検者と比較し、週7サービング以上増加の場合プール化ハザード比は、総果物摂取量では 0.94(0.90–0.97) 、総野菜摂取量では0.98(0.94–1.01)





・果物と野菜の個別的解析では異なる結果を生じている
・ブロッコリー、ニンジン、豆腐、ダイズ、レーズン、リンゴの消費量週4サービング以上では、それら総量週あたり1サービング未満に比べ、血圧リスク減少と相関する











トクホ前提の提出研究の摩訶不思議

血圧対策が出来るトクホ(特定保健用食品)のおしょうゆ
http://xn----u8t5hu57idsjxy5e8g1a.net/k_m_dps.html

としながら・・・

「特定保健用食品の評価書」では、効果ではなく、安全だと記載しているに過ぎない。
これって・・・詐欺じゃないの?
https://www.fsc.go.jp/iken-bosyu/pc10_nf40_mamechikara_240119.pdf



前述の報告のように、果物野菜の総量でやっと評価できるほどの効果しか無いのに、特定の食品だけで降圧効果を期待すること自体が間違えている。厚労省は担当省庁なのに国民に謝ったメッセージを与えている・・・クソ役所

2015年3月27日金曜日

国/厚労省は、認知症老人を増やす方向へ ;抗コリン剤市販拡大

日経新聞によれば、「抗コリン薬(プロペジリン:バップフォーなど)をOTC化」するそうだ・・・


日本には、認知症増加の方向へ 政策変更したのだろうか?


抗コリン作用薬は認知機能を低下し、寿命を短縮する 2011年 07月 04日
抗コリン剤使用累積量に応じて認知症リスク増大  2015年1月27日





Hピロリ除菌時代に、PPIのOTC拡大ってのはどうなんだろ?
まずは、除菌・Hピロリ菌除菌根絶させてからの話だと思うのだが・・・

ポリフルやヒアルロン酸点眼は当然と思うけど・・・

この国の役人はアホ・・・そして、政治家はもっとアホ

2014年4月28日月曜日

米国一般内科医学会:無症状者へ年次検査すべきでない!

無症状成人への年時チェック喚起しないようにという、the Society of General Internal Medicineの推奨

American Board of Internal Medicine (ABIM) FoundationによりSGIMへの、Choosing Wisely campaign推奨を問いかけられたが、患者・医師間での必要性議論について検討がなされた。

http://www.medpagetoday.com/MeetingCoverage/AdditionalMeetings/45445


"Don't perform routine general health checks for asymptomatic adults"



5つの医師患者疑問点のうち、以下4つを指摘

・2型糖尿病患者・非インスリン使用・血糖連日測定
・低リスク外科手術前のルーチンの術前検査
・平均余命10年内確率者へのガン検診
・患者・医療側都合による、末梢挿入中心静脈カテーテル挿入、留置

それと、健康と思われる無徴候成人への年次健康チェック について、15万名超の高品質システマティック・レビューで明らかなベネフィットが示せなかった。時間や金銭の損失だけで無く、無益な検診への潜在性ストレスを上回る、ベネフィットは認めない。

患者側から「医師との関連構築したいのになぜ年次検査を断る」という疑念が出てきたときの答えを準備しておかなければならない。すなわち、検査以外にすべきことがある・・・と。

無症状・無所見健康者への年次検査は、表層的で、リスクをともなうものである


日本のアホ検診行政・検診業者に見せたい内容


2014年2月19日水曜日

【紆余曲折の末:疑念の承認】神経原性起立性低血圧:症状ベネフィットが示された唯一の薬剤ドロキシドパ米国FDA承認ということに・・・

ドロキシドパ(ドプスカプセル)は日本では、パーキンソン病(Yahr III)・シャイドレーガー症候群・FAP、透析などの立ちくらみなどNOH的症状に対し健保適用がある。


Chelsea Therapeutics社のNorthera (Droxidopa:ドロキシドパ)
有症状神経原性起立性低血圧(NOH: Neurogenic orthstatic hypotension)へFDA承認

http://www.businesswire.com/news/home/20140218006891/en#.UwP-kl5yTcM


NOH患者の症状ベネフィットをFDAが承認した初めて、かつ、唯一の薬剤となるのだが・・・


承認の経緯を見ると・・・ちょっと納得しがたい気がする
http://www.medpagetoday.com/Cardiology/Prevention/43819

FDA承認が遅れたのは、1週間を超す治療有効性確認が必要という宿題が出されてたため。
ドロキシドパは、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)のプロドラッグ

306B トライアルでは、プライマリエンドポイント検出に失敗している。ウクライナのデータに不明瞭なところがあり、有意差がしめせなかった経緯。

174名の短期的トライアルでは、プラシーボ比較で、患者のdizziness、lightheadedness、瞬間的意識喪失を改善したが、 1週間でのみ示され、その後のポイントではその効果不明となった。



治験結果が曖昧だった時点で早期承認してしまっている日本の厚労省。その薬剤承認のええ加減さが分かる薬剤でもある。
 

2013年9月13日金曜日

老人機能障害予防ケアプログラム ・・・ 効果証明できず

すばらしいお題目でも、それは、効果を保証する訳ではない。


 "Prevention of Care” (PoC) approachは、テーラーメイドプラント、定期的評価・フォローアップを含む多次元的評価と学際的なケア

要するに、日本の介護制度の予防給付みたいなもの

Effectiveness of interdisciplinary primary care approach to reduce disability in community dwelling frail older people: cluster randomised controlled trial
BMJ 2013; 347 doi: http://dx.doi.org/10.1136/bmj.f5264 (Published 10 September 2013)


プライマリアウトカムを障害の程度としてGroningen Act
ivity Restriction Scaleで評価
セカンダリアウトカムをうつ症状、社会的サポート介入、転倒不安、社会参加


介入群 193、対照群 153

多変量解析にて、障害の程度に関するアウトカム、セカンダリアウトカムに有意差認めず


日本の介護制度は、官僚に都合良いように、牛耳り、hard scienceや科学的分析などまったく近づけさせない、いんちき制度・・・予防給付を打ち切るならその根拠をみせてほしいものだが・・・その気も無いのだろう・・・給付じり貧で、保険料だけ徴収する介護保険制度

2013年8月14日水曜日

ジェネリック薬品が主流になった現在、だれが副作用に責任を持つの?

そろそろ、厚労省さん、答えを出してほしい・・・

先発薬品メーカーの撤退を絶対に許さない形にして、パテント切れの商品製品維持を強要するのか?それとも、コスト削減効果をいいことに高止まりしている後発品メーカーに副作用報告を義務づけることで薬品使用者の安全を考えるか?
FDA 方針転換 :ジェネリックメーカーが自主的に安全性表示可能へ &ジェネリック医薬品も訴追可能  2013/07/07

上記に関連した、JAMAフリー記事

Who Is Now Responsible for Discovering and Warning About Adverse Effects of Generic Drugs?
Aaron S. Kesselheim, et. al.
JAMA. 2013;():-. doi:10.1001/jama.2013.228349.

ジェネリック薬品とブランド薬品で、同じ副作用出現しても、同等でないrecourseのパラドクスが存在するという米国・最高裁の決定

米国でのジェネリック薬品が医療用薬品全体の8割を占めるが、薬剤コストは2割という経済的効果は大きい。
(日本ではジェネリック薬品を国策的に高止まりさせているが、あれは、何の意味があるのだろう?・・・天下りパラドクス?)

 Wyethの制吐剤 Phenergan (promethazine)動注による前腕壊死発症への損害賠償で問題表面化。
 どういうことかというと、現行ではブランド薬品と生物学的に同等という建前のため、ブランドメーカーに安全性情報を警告を義務づけさせているが、市販前調査で十分な範囲での安全性判明できず、市販後サーベイランスが不十分で、製造メーカー側の製品安全性インセンティブ欠如している。

 胃腸運動改善薬 metoclopromide (Reglan)のILIVAジェネリック薬後遅発性ジスキネジア発症例、この潜在的副作用に関して十分な警告がなかったと主張するも、最高裁で主張却下。ジェネリック薬品メーカーは医薬品情報警告変更不能という矛盾が浮き彫りとなった。

 肩痛のため、NSAID Clinoril処方されるも、処方調剤薬局で、Mutual Pharmaceutical Companyジェネリックを調剤され、Stevens-Johnson症候群発症、弁護士主張として、PLIVA v Mensingに対し、非合理的危険性をもたらすデザイン上の欠陥と主張。エアバッグ無しやフレームの弱い車を作っているのと同じだということらしい。長年、法律関連学者たちは、同じ成分の薬品であらば副作用も同じとと信じていたが、薬剤再設計が完全に安全な方法とは言えないという認識が広がってきている。


2013年3月9日土曜日

カリーユニ・カタリン点眼・・・白内障治療エビデンス無しと話題になってから10年以上放置する日本医療行政

2002年当時、話題になり、カリーユニ・カタリンってのが世の中から消えてくれるものだと思っていた。

http://www.nms.ac.jp/jnms/2002/06904404j.pdf

白内障薬物療法には,白内障の治療どころか進行防止においてもその有効性に関する十分なエビデンスがないという結論に達する.
すなわち,効くのか効かないのかが不明であり,EBM の考え方では,現在の認可薬物も使用できない,あるいは,有効性は不明であることを十分に説明し,インフォームドコンセントを得た上で処方するということになる.
では,再々評価してはどうか.




ピノレキシン(カタリン点眼液,カリーユニ点眼液)
水晶体の混濁は,可溶性蛋白が,トリプトファンやチロシンなどの代謝異常で生じたベンツキノンカルボン酸やイミンカルボン酸の結合によって,不溶性蛋白となり凝集するために生ずる.本薬剤は,この結合と競合することで,蛋白の不溶化を阻止する.

pubmed で、"pirenoxin, cataracta"で、検索しても、それ以降、トライアルがなされてる形跡がない。


日本の医療政治って、ホントに無駄なところは放置して、 クソ役人たちがテキトーに気づいたところを形だけ改定してお茶を濁すことに終始している。超高齢者へもまんべんなく公費によるがん検診どころか糖尿病検診したり

エビデンスに疑問ある薬剤を、10年以上も放置している日本の医療


軽薄な政治家や経済関係著名人は「医療のコスト削減=ジェネリックで解決」というワンパターンレスポンスを繰り返す。真にコスト削減をめざすなら、こういう無駄無益な薬剤を追放すべきだろう。そして、「真のエビデンス」を提示できてない漢方薬の大多数も公費負担医薬品から追放すべき。
大手製薬メーカーの利益は温存し、医療コスト削減などというのは矛盾である。

2013年1月23日水曜日

“post-hospital syndrome”:高齢者では入院が次の入院を誘発する



心不全、急性心筋梗塞、肺炎入院後30日めの再入院率減少のための戦略ガイド改善のため、再入院診断、再入院タイミング、患者年齢、性別、人種の検討が必要。
2007-2009年のmedicare fee-for-service(個別医療費用)解析


特定の高齢者は、入院をすると、退院後も次の入院を生じやすい

老人は一度入院すると新しい病気を引き起こし、退院後数日から数週間後して再入院を生じる。5分の1程度が退院後30日以内に再入院となる。


これが新しい知見だという(http://www.usatoday.com/story/news/nation/2013/01/22/patients-post-hospital-syndrome/1853813/)

彼らは、“必ずしも初回入院病名再燃ではなく、多くの場合は、新しい問題が生じたためであり、入院というトラウマから生じたもの”と表現している。
たとえば肺炎入院から始まった患者は、退院後体力低下し、転倒し、骨折を生じやすくなる。

いわば、“post-hospital syndrome”と名付けられるかもしれないと・・・


Diagnoses and Timing of 30-Day Readmissions After Hospitalization for Heart Failure, Acute Myocardial Infarction, or Pneumonia FREE
Kumar Dharmarajan,  et. al.
JAMA. 2013;309(4):355-363. doi:10.1001/jama.2012.216476.

2007年から2009年

退院後30日め再入院比率、累積期間(day 0-3、0-7、0-15、0-30)で生じる最頻度再入院病名、そして連続入院期間(day 0-3、4-7、8-15、16-30)で調査
再入院診断病名毎の再入院までの期間
人種的特性、再入院診断名、タイミングとの関連を検討


・心不全入院 1,330,157の後、30日めの再入院 329,308を認めた(再入院率 24.8%)
・急性心筋梗塞入院  548 834の後、30日目再入院 108,992 を認めた(再入院率 19.9%)
・肺炎入院 1,168,624の後、30日目再入院 214,239を認めた(再入院率 18.3%)


これらの病態全体での再入院比率では、心不全入院を指標とする場合 35.2%、同様に、急性心筋梗塞入院を指標とする場合 10.0%、肺炎入院指標では 22.4%。

すべての30日内再入院のうち、15日以内が多く、心不全コホート 61.0%、急性心筋梗塞コホート 67.6%、肺炎コホート 62.6%

再入院診断の多様なスペクトラムは退院後の累積・連続期間でも同様に広汎。
30日間の再入院中央値は心不全 12日、急性心筋梗塞 10日、肺炎 12日
これらは、共通の再入院診断となる。
再入院診断やタイミングは年齢、性別、人種に関してばらつきなし




現場の人間なら知ってることだと思う。厚労省の役人や政治家や“国民会議”の出席者は知らない。


この“病院による入院誘発症候群”は、再入院による入院料費用の逓減ということで、再入院を受け入れた病院側にペナルティーが行く・・・

2012年12月11日火曜日

減量介入:ICT利用で減量促進

 総務省・経産省・厚労省が提示する、ICTの医療への応用ってのは、お役人さん達あるいは御用学者さん達の頭の固さ(悪さ)を反映して、(コスト効果理論とは無縁の)目先のコスト削減だけが目標となっている。20年近く遠隔医療、業務効率化、事故防止 と言い続けてるが、コストは現場持ち。利益はFとかNなどの企業利益だけ。 現場の利益性が主眼じゃない、日本の役人主導のICTって・・・なんにも期待を抱けない。

e.g. ) 総務省: http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictriyou/index.html




 世界的にみたら、医療へのICT応用ってのは、進化しているというのに・・・ 


 わざと、参考文献を付記したが・・・ 読みづらい・・・ 要は、食事・運動自己評価は有効で、携帯デバイスでネット接続・リアルタイム評価・介入可能で、その有効性の報告もぼちぼち出てるということ。


 食事、運動量自己モニタリングは、減量成功と関連する(Burke LE, et. al. Self-monitoring in weight loss: a systematic review of the literature.  J Am Diet Assoc. 2011;111(1):92-102)。そして、そのモニタリングは携帯デバイス接続にて可能となる(Beasley JM,  et. al. Evaluation of a PDA-based dietary assessment and intervention program: a randomized controlled trial.  J Am Coll Nutr. 2008;27(2):280-286、 Burke LE, Styn MA, Glanz K,  et al.  SMART trial: a randomized clinical trial of self-monitoring in behavioral weight management-design and baseline findings.  Contemp Clin Trials. 2009;30(6):540-551、 Burke LE, Conroy MB, Sereika SM,  et al.  The effect of electronic self-monitoring on weight loss and dietary intake: a randomized behavioral weight loss trial.  Obesity (Silver Spring). 2011;19(2):338-344)

モバイル・デバイスは、瞬時決断サポートを可能(Baker RC, et.al. Self-monitoring may be necessary for successful weight control.  Behav Ther. 1993;24(3):377-394、 Baker RC, et.al. Weight control during the holidays: highly consistent self-monitoring as a potentially useful coping mechanism.  Health Psychol. 1998;17(4):367-370)とし、食事・運動のエネルギー値チェックし、リアルタイムにエネルギーバランスを追跡可能とする。
テクノロジーサポート減量介入研究は、ヒト介入に代わり、ディジタルツールがより効果的で、より受容性が高まる可能性を示唆するものであった(Mohr DC, et. al. Supportive accountability: a model for providing human support to enhance adherence to eHealth interventions.  J Med Internet Res. 2011;13(1):e30、 Rao G, et al; American Heart Association Obesity Committee of the Council on Nutrition, Physical Activity and Metabolism; Council on Clinical Cardiology; Council on Cardiovascular Nursing; Council on the Kidney in Cardiovascular Disease; Stroke Council.  New and emerging weight management strategies for busy ambulatory settings: a scientific statement from the American Heart Association endorsed by the Society of Behavioral Medicine.  Circulation. 2011;124(10):1182-1203)。


ネット接続モバイル技術システム、電話コーチング、標準肥満治療を比較


個人別治療プログラムによるスケール可読性のある、テクノロジーと遠隔介入を用いたハイブリット介入
可動性意思決定サポート(ie, カロリー・活動性フィードバック)を供給するシステムで、システム的なグループ肥満プログラムの相加的ベネフィットを検討。

 Integrating Technology Into Standard Weight Loss TreatmentA Randomized Controlled Trial
Bonnie Spring, et.al
Arch Intern Med. 2012;():1-7. doi:10.1001/jamainternmed.2013.1221.

70名の成人(BMI>25、40以下)を2つのarm、12ヶ月研究
・ standard-of-care group treatment alone (標準治療群)
・ standard and connective mobile technology system (+mobile群)

被験者は、退役軍人局外来クリニック開催の週2回減量グループに参加
+mobile群では、食事・運動自己モニターのための個別的ディジタル補助装置を提供
6ヶ月間週2回コーチングコールを受ける。

体重をベースライン、3、6、9、12ヶ月フォローアップ

69名(平均年齢 57.7歳、男性 85.5%)が介入を受け。
長軸的ITT解析にて、+mobile群は、標準群より、どのベースライン後の時点でも、体重3.9kg(対照群比較で、3.1%の体重減少; 95% CI, 2.2-5.5 kg) 余計に減量



ベースライン後どの時点でも、ベースライン比較5%体重減少の標準群比較オッズ比、+mobile群で有意に高い(オッズ比, 6.5; 95% CI, 2.5-18.6)


結論:通常のケアシステムに、パーソナル・ディジタル補助・電話コーチングシステム追加で、短期間の減量追加効果を認めた。
モバイルネット接続技術は、医師主導減量治療の促進効果を、scalable mechanismとして役割を果たすかもしれない。

2012年12月4日火曜日

患者指向・全人的などというpatient-centered medical home (PCMH)には、立証的価値は低い

 したり顔の人たちがよく言う、“患者中心”、“患者志向”、“全人的”という言葉・・・この言葉が出ると、水戸黄門の印籠のごとく、みなみながひれ伏し、特に、ヒエラルキーの最下層の医療関係者はなにも反論してはいけないという日本の状況


 だが、さすが、実地確認しなければ先に進まない プラグマティズムの国、米国 容赦なく、その効果の判定を行おうとしている。


patient-centered medical home (PCMH) について、序文記載事項を抜き出すと

もともと米国小児学会が、1967年記載した、特定の医療ニーズに応えるための医療・カルテ単一センター化する概念で、その後、概念が広がり、プライマリケアにおいて高品質医療を提供する目的に変わってきた。
医師・利用者側の定義であり、その守備範囲が広がり、チームベース医療、患者中心・患者指向型、全人的となり;医療システム・患者コミュニティーの全要素横断的に協調的ケア;コミュニケーションの代替的手段を用いるケアアクセス法を進化させ;質・安全性へのシステムベースのアプローチである。
ここ10年で、随分、この概念が広がってる


具体的には・・・家庭医に関して
AAFP
http://www.aafp.org/online/en/home/membership/initiatives/pcmh.html

日本語で解説しているところがいくつかがある
e.g. http://www.shizuoka-fm.org/menu2/main.php?mode=detail&article=5
医療の質の保証(Quality Measures)、患者満足度の高い医療の提供(Patient Experience)、医療情報技術の活用(Health Information Technology)、診療所の機能整備と安定経営(Practice Organization)、を図り、診療所で"患者本位の癒しの場(Patient-centered Medical Home-PCMH)"を提供 ...



このレビューは、Agency for Healthcare Quality and Research's (AHRQ's) “Closing the Quality Gap: Revisiting the State of the Science” シリーズに基づき行われている。


The Patient-Centered Medical Home: A Systematic Review
Ann Intern Med. 27 November 2012
http://annals.org/article.aspx?articleid=1402441


19の比較研究で、PCMH介入は、患者体感レベルでは正の効果小さく、予防医療サービス提供でも小程度から軽度の正の効果しかない(中等度エビデンスレベル)

スタッフ体感でも、小程度から軽度(低エビデンスレベル)

エビデンスにより、高齢者では、救急部門受診減少 (リスク比 [RR], 0.81 [95% CI, 0.67 to 0.98])するも、入院減少せずRR, 0.96 [95% CI, 0.84 to 1.10])  (低エビデンスレベル)

全体的にコスト節減効果認めず



理想論だけで、効果検証無視して、突っ走り気味の日本の厚労省行政

かれらが、介護保険の時のごとく、官僚利権のためこれを悪用したら・・・ 

専門家を排除した“社会保障国民会議”のようなところが、現実離れ、実証無視の妄想的医療制度を構築する可能性が現実にある。

2012年12月1日土曜日

転移性直腸結腸がん:KRAS遺伝子異常・BRAF遺伝子異常検査は コスト削減にはなるが、生存率改善にはつながらない

2009年、American Society of Clinical Oncology は転移性直腸結腸がんに関しては、抗EGFR治療予定なら、KRAS・BRAF遺伝子検査が推奨されている。変異では抗EGFR治療反応しないためである。

果たして、包括的にコスト対生存率改善に意味あることなのか・・・検討

 結論はコスト効果的ではあるが、増分・コスト対効果比は、許容性閾値である、 “$100 000/quality adjusted life year”を上回らない。

KRAS変異無しの抗EGFR治療ではベネフィットが限定されるため、治療受けない場合有害性やコストを回避し、ベネフィットをリザーブできるという考えである。
BRAF遺伝子変異腫瘍でも抗EGFR治療反応しないことが想定されるが、まだ確定的ではない。
遺伝子変異検査の cost-effectiveness analysisなどで、代替治療模索・切除など検討十分でない。

KRAS・BRAF遺伝子両者スクリーニングは、しない場合に比べ、全体的に、コスト $22033で生存 0.034年延長、結果、コスト対効果比は、1年間寿命延長あたり約 $650 000

非検査・抗EGFR治療比較で、KRAS検査塚により、患者1人あたり、約 $7500 節約
BRAF検査追加で  $1023節約。
だが、生存率には影響さほど与えず・・・

Cost-Effectiveness Analysis of Screening for KRAS and BRAF Mutations in Metastatic Colorectal Cancer







日本でも、コスト効果論が診療体系の基準になることがやっと議論されつつある。
費用対効果、「QALY」を基本に検討 対象技術の条件など、制度の基本的考え方決定  2012年7月20日 

しかしながら、 「社会保障国民会議」には、許容閾値検討できる医療関係専門家が含まれてないか、いても、ごく少数。

机上の空論で、表面的経済学者のみが跋扈し、医療施策を狂わそうとしているようである。

彼らがいかにばったものかわかるのは、コスト対効果比から考えてまったく根拠のない“***検診” を温存した場合だろう。そして、馬鹿の一つ覚え「ジェネリック移行」連呼だろう・・・。
これらが、“馬鹿の証”となると明言しておこう。

2012年11月29日木曜日

電子カルテ普及に伴い、”SOAP" から ”APSO”へ?

伝統的に、カルテのフォーマットとして、SOAP noteが勧められてきた。

http://en.wikipedia.org/wiki/SOAP_note

・ Subjective componet:はじめに主訴(Chief Complaint : CC)ありき、現病歴(History of Present Illness : HPI)、極力患者自身の言葉を用いた記録。特徴的症状および診断否定に役立つ徴候を含む。全身のレビューとなる所見。既往歴、手術歴、家族歴、社会歴、現行服薬内容、アレルゲンなど

・ Objective componet : バイタルサイン、身体所見、検査結果

・ Assessment : 診断、思考過程・意思決定を含む内容 
(鑑別診断を含む、徴候・診断の簡略的書き方が必要)
;POMR(Problem Oriented Medical Record)で記載する場合は、プロブレム番号やheading・subhedingをassesumentに記載

・ Plan : 患者の問題点へ治療予定を記載(検査オーダー予定、レントゲン検査予定、紹介、施行済み医療行為・薬物投与・教育など



米国の情報をみると、ITと医療に関しては、 EMR(Electronic medical record)あるいはEHR(Electronic health record)、PHR(Personal health record)といった、いわゆる電子カルテに関して、現場のニーズを踏まえた著作物・主張が目立ちはじめている。

 日本の行政施策は、“e-Japan”と称し、医療業界からのニーズを無視して、産業界の飯の種となるべく、無理矢理かつ非効率的に進められている。ソフ トバンク、NECや富士通などの言い分だけで動くのではなく、データマイニング・トランスレーショナルリサーチの将来性を見越し、統一化したフォーマット 作成が必要。電子カルテ導入しても他の業者への変更困難で、移行のため、多額の資金が必要という不可解な状況があり、それが一定以上の規模の医療機関への EMRの普及を妨げている実態がある。

EMRの将来性を期待するなら、各医療機関への導入は、国が負担し、そのサービス構築には現場のニーズが最優先されるべきなのである。


現場ニーズを優先する米国のEMRsでも、それほど満足度は高くないようだ。
多忙な現場で、SOAPのようなシステムは冗長で、速読性に乏しく、評判が悪い。

カルテの3つの要素は
1:患者病歴・検査身体所見・評価・ケアプランの文書化
2:公文書的側面
3:診療報酬請求の原本
である。

現場では、この要素をすべて満たし、速読性に優れたシステムが望まれる。


“SOAP”noteは、ロジック作成上自然だが、他者がみるには、速読性に欠ける。


“APSO”noteに置き換えることで、効率よく、記録をレビューできるという話が広がっているという話。


APSO notes: Improving the Readability of EHRs
 http://www.ucdenver.edu/academics/colleges/medicalschool/departments/medicine/GIM/education/ContinuingEducation/Documents/TMC%202010-2011/12-7-2010_LinCT.pdf

APSO needs to replace SOAP in EMRs
http://thehealthcareblog.com/blog/2010/04/11/apso-needs-to-replace-soap-in-emrs/

SOAP vs. APSO
http://cmiowiki.wikispaces.com/SOAP-APSO

Benefits and risks of SOAP

Benefits: SOAP は従来やりかたで、馴染まれている。このフォーマットの文書化は患者評価の従来の流れである 
Risks: 臨床医が求める情報は、AssessmentとPlanであり、それが文書の最後となっているため、クリックやスクロールを文章最後の行まで行わないとならないため、臨床に遅れと小さなフラストレーションをもたらす。

Benefits and risks of APSO

Benefits: APSO は、もっとも関連性のある情報を、迅速に見いだせ、時間短縮を医療者にもたらす 。このフォーマットにより、“A/P”部分に文書作成の重点化をもたらされるかもしれないのもう一つのベネフィット。“A/P”から開始することで重要点が強調される。これにより、医師は、明瞭な、簡明な思考となるよう努力する。
Risks: APSOは、新しいためなじみが無く、改良が必要。
 


 電子カルテならではのフォーマットの話・・・表示順番が簡単に変えられるということで・・・と、最初思ったのだが、どうも、思考過程までAPSOと考えてるようだ・・・

 他者の速読性・読みやすさのための記録形式である。記録としてはAPSOが優れていると思うのだが、思考過程としては、やはり、患者主訴orientedでなければならないと私は思うのだが・・・

2012年11月26日月曜日

医師会がエパデールOTCに反対する理由が分からない・・・

日本医師会、生活習慣病の自己管理懸念―エパデールOTC化で見解
http://www.qlifepro.com/news/20121126/self-management-concerns-of-lifestyle-related-diseases-sefaranchin-of-the-otcs-view.html

医師会側のOTC化反対理由は、

・ "「生活習慣病の患者が自己判断で医薬品を使用することは非常に危険。エパデールを認めれば、アリの一穴になる可能性がある」と懸念"

。 “医薬品は医師の管理下で服用すべき」とし、安易な購入が食事・運動療法の取り組みを後退させ、結果的に症状の発現や悪化につながると懸念を示した。”

今更、OTC反対しても・・・


そもそも、EPAの動脈硬化疾患への臨床効果に疑問があるわけで、医薬品として維持するほうが、問題なのでは?

システマティック・レビュー:ω3多価不飽和脂肪酸は死亡率・心血管系リスク減少と関連せず 2012/10/31
http://kaigyoi.blogspot.jp/search?q=EPA#!/2012/09/blog-post_3104.html


不整脈予防のためのアップストリーム治療と宣伝もされたが、いつまでも、まともなエビデンスなんて出てこない。
 


科学的エビデンス無視した、トクホを野放しにしている現状を考えれば、既に、“蟻の一穴”は既成事実

参考:横行する「トクホ」食品の嘘普遍的でない「健康効果」
http://www.sentaku.co.jp/category/culture/post-1809.php

“ トクホの申請に必要なことは、実験手法が科学的であることだけだ。効能については、誰にでも確認できる普遍的なものは求められていない”

具体的事項とみれば、某メーカーのトクホ・サプリの宣伝資料を見ると、現況最強降圧剤を凌駕する効果が示されている矛盾を国(消費者庁、厚労省・・・)は放置している。


で、こういう事態がおきる  
 ↓
特保ペプシ:科学的根拠が薄いのに日本国行政が認め推奨したと全米が驚いた 2012/1119
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/11/blog-post_19.html#!/2012/11/blog-post_19.html

TPPとやらで、”トクホ”とか無くなれば・・・ TPPとやらも良いのかもしれない
日本の文化は崩壊するけど・・・ 無くなっても良い文化=”トクホ”と“産官学癒着”

2012年10月4日木曜日

ネット依存症・中毒などと診断名として認められてないものを記載するアホ官庁・・・文科省









“***依存症”と勝手に命名し、出版利益やメディアとのタッグで話題作りを行う変わり者達の存在ははた迷惑で、有害


“インターネット依存”なる言葉を google検索すれば、“.go.jp”にすら表記されている。
 
そして・・・




“ネット中毒ないし依存症の事例”(http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/ikusei/030301b.htm)と文科省は堂々と記載している。

仮にも、日本国の教育科学に責任を持つはずの官庁が、疾患概念確定されてない疑似病名を公的文書内に記載するという無責任な状況 ・・・ この国の行く末を悲観する。


他にも、国立病院機構久里浜アルコール症センター(http://www.kurihama-med.jp/)の記載など・・・ こういう人たちがデマ病名の元を作ってるのだろう


日本のアホ役人どもがいかにいい加減に資料をまとめているかがよく分かる・・・


まともな学問の世界では“インターネット依存”の可否についての議論は現状ではどうなっているか?

現状は、DSM-Vに加えるかどうか今議論されている段階である。

Internet Addiction Is The New Mental Health Disorder
http://www.forbes.com/sites/alicegwalton/2012/10/02/the-new-mental-health-disorder-internet-addiction/



文部科学省の大臣に口うるさい人がなったので、このいい加減さにカツを入れてくれる部分には期待

2012年10月2日火曜日

米国の看護サービス:“skilled nursing facility”(SNF)の終末期利用実態

この論文は、米国でのメディケア内看護サービスの老人終末期利用実態調査で、終末期利用が多く、この利用者は在宅死よりナーシングホームでの死亡比率が多いというもの。ナーシングサイドから見れば、 “在宅死”は望ましい死の形態とは言えないと言える。

 日本の医療施策は、“在宅死が最善”という妄想に陥っており、その方向性で施策が形成されている。自宅環境の整ってない大多数の慢性疾患患者に様々な弊害や苦悩を当てることとなる。

一方、前述のごとく、医療介護に関して、分離せよという、政治的根拠により、医療・介護系サービスが十分受けられないという矛盾は、介護保険開始からそのまま放置され、さらに、矛盾は拡大している。
看護というのはそもそも医療/介護横断的なものだし、医療/介護の連続性こそ担保されるべき・・・
日本とアメリカの医療・介護システムは根本的に異なる。日本の医療・介護区分は自然発生的、必然的なモノで無く、政治的・業界利益的。故に、不自然な区分がなされている。

・・・という長い前書き。


死亡前6ヶ月の間に、多くの老人は入院を経験し、不可治療として、“skilled nursing facility”(SNF)を経験する。SNFの使用とメディケアによる入院後のパターン調査。

SNFとは特化看護サービス提供システムで、ナーシングホーム利用中でも在宅でも利用可能なもの

日本の老健施設や特養施設が他サービス排他的なのとは対照的。

 Use of the Medicare Posthospitalization Skilled Nursing Benefit in the Last 6 Months of Life
Katherine Aragon,  et. al.
Arch Intern Med. 2012;():1-7. doi:10.1001/archinternmed.2012.4451.


調査された5163名の平均死亡時年齢は82.8歳、女性54.5%、ナーシングホームに23.2%入所
トータルで、死亡前6ヶ月でSNFサービス付使用30.5%、9.2%がSNFサービス利用中死亡。85歳以上の患者で、SNFサービス利用は特に多く、特に高校卒業教育、非担癌、ナーシングホーム居住中、在宅医療サービス利用者で多い。死亡時期が迫ってると想定される場合に多い  (P < .01 for all)

SNFサービス利用する地域住民において、ナーシングホームでの死亡 42.5%、在宅 10.7%、病院死亡 38.8%、その他 8.0%

SNFサービス非利用地域住民では、ナーシングホームでの死亡 5.3%、在宅死亡40.6%、病院死亡 44.3%、その他 9.8% 

結論としては、SNF利用高齢者の1/3はメディケア退院後サービス下で、死亡前6ヶ月間SNFを利用、SNF利用の11人に1人が死亡することとなる。故に、緩和ケアサービスがSNFレベルのケアでも導入されるべきというもの。




HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...