喫煙者、COPD患者では、細胞外ATPに対して感受性増大し、COPDのメカニズムとしても意味がある
EFFECTS OF AEROSOLIZED ADENOSINE 5’-TRIPHOSPHATE IN SMOKERS AND PATIENTS WITH CHRONIC OBSTRUCTIVE PULMONARY DISEASE
Ozen K. Basoglu, et. al.
Chest. 2015. doi:10.1378/chest.14-2285
細胞外5’-triphosphate (ATP) は、肺内迷走神経C、Aδ神経線維を刺激し、迷走神経感覚神経終末でのプリン受容体:P2X2/3受容体を介し、気管支収縮、咳嗽を引き起こす。
COPD患者、喫煙者、対照に対し、ネブライザーATPを投与し、咳嗽及び健康状態を評価。
健康対照に比べ、ATPにより、喫煙者・COPD患者では呼吸困難、咳嗽、咽頭不快出現
ATPの効果はAMPより影響大。
呼気condensateでのATP濃度は、COPD患者において、健康対照に比べ増大
2015年1月17日土曜日
睡眠時間・タイミングと反復ネガティブ思考との関連性
個人の頚肩のネガティブな側面にばかり固着するから、夜遅くまでおきてるのか?逆に、夜早く寝るとネガティブなことに思いをはせなくなるのか?
現象として、うつ患者だけでなく、精神疾患を明確でない人たちにもそういう傾向が見られる。
Duration and Timing of Sleep are Associated with Repetitive Negative Thinking
Cognitive Therapy and Research ; December 2014; Date: 04 Dec 2014
Jacob A. Nota, et. al.
http://link.springer.com/article/10.1007/s10608-014-9651-7
疼痛カタストロフィー患者にもRNT過程が大きく関与する。
現象として、うつ患者だけでなく、精神疾患を明確でない人たちにもそういう傾向が見られる。
Duration and Timing of Sleep are Associated with Repetitive Negative Thinking
Cognitive Therapy and Research ; December 2014; Date: 04 Dec 2014
Jacob A. Nota, et. al.
http://link.springer.com/article/10.1007/s10608-014-9651-7
反復性負思考(RNT:個人の体験のうち、ネガティブな側面にばかり固執かつ抽象的に焦点化すること)は、睡眠時間の短さと関連する。
疾患特異的RNTと、RNT過程のtransdiagnostic計測値を、睡眠時間とタイミングとの関連性について、100名の噎選択的学生に対し検討。
再現事前所見、睡眠時間短縮は、横断的に、睡眠タイミングの反復試行数や遅延は、脅迫障害と相関していた。
この検討から拡大し検討したところ、RNTのtransdiagnostic計測値が睡眠時間縮小と、睡眠タイミング遅延性と関連していた。
睡眠タイミング遅延化と活動時間が遅くまでなる人は、さらにRNT報告数が多くなる。
これらのことから、RNT過程は、睡眠時間と睡眠タイミングと関連することが判明した。
疼痛カタストロフィー患者にもRNT過程が大きく関与する。
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