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2013年11月30日土曜日

ナノ粒子を経口投与治療で応用可能へ:経上皮細胞輸送

ナノ粒子治療に関して、非経口投与が試みられている。その臨床応用の障壁となっている。
新生児Fc受容体(FcRn)は、免疫グロブリンG抗体で、上皮バリアを通過する。腸管上皮をも通過するわけで、これを用いてナノ粒子経口治療に使用可能となるという報告



Transepithelial Transport of Fc-Targeted Nanoparticles by the Neonatal Fc Receptor for Oral Delivery
Sci Transl Med 27 November 2013:  Vol. 5, Issue 213, p. 213ra167 
Sci. Transl. Med. DOI: 10.1126/scitranslmed.3007049
Eric M. Pridgen, et. al.

2012年4月8日日曜日

画像:ナノスター薬剤核内輸送



薬剤担体ナノ粒子と癌細胞核内移行






Direct Observation of Nanoparticle–Cancer Cell Nucleus Interactions
Duncan Hieu M. Dam , et. al.
ACS Nano.



nucleolin-specific aptamerと gold nanostarのナノ構造体が、核小体に移送されている状況。
アプタマー:特異的に標的物質に結合する能力を持った合成DNA/RNA分子。一本鎖RNA,DNAなどが作る立体構造によって、細胞や組織のタンパク質機能を特異的にノックダウンすることができる。
http://www.pharm.or.jp/dictionary/wiki.cgi?Aptamer 


星形金ナノ粒子は薬剤運搬可能で、標的オルガネラへの薬剤運搬システムとして注目されている。

2012年2月17日金曜日

テリパラチド hPTH(1-34)  チップ利用・植え込みドラッグデリバリーシステム

First-in-Human Testing of a Wirelessly Controlled Drug Delivery Microchip

Published in Science Translational Medicine Rapid Publication on February 16 2012 Sci. Transl. Med. DOI: 10.1126/scitranslmed.3003276





テリパラチド(商品名:フォルテオ皮下注カート)として発売されている、ヒトPTHフラグメント [hPTH(1-34)]を、マイクロチップベース薬剤デリバリーシステムに用いた初めての臨床トライアル


間欠的あるいはpulsatileな hPTH(1-34)投与
 
個別用量凍結乾燥hPTH(1-34)を埋め込み薬剤投与マイクロチップベース・デバイスで、8名の骨粗鬆症閉経後女性に4ヶ月、1日1回投与、20日まで行った。

Medical Implant Communications Service bandで、コンピュータベースプログラマーが投与スケジュールプログラムと状況把握にて投与量調整
投与量を増加し、薬剤血行動態、安全性、耐用性、bioequivalenceを検討。

ナノ粒子経口暴露:鉄吸収に影響


Oral exposure to polystyrene nanoparticles affects iron absorption
Nature Nanotechnology (2012) doi:10.1038/nnano.2012.3 Received 03 October 2011 Accepted 06 January 2012 Published online12 February 2012 


エンジニア化されたナノ粒子の応用は、食物・薬品に及び、期待も高まっている。しかし、ヒトの健康へのナノ粒子慢性経口暴露のインパクトは不明のまま。
ポリスチレン・ナノ粒子の慢性・急性経口暴露が、腸上皮in vitroモデルやトリ腸ループモデル in vivo実験でも、鉄吸収や鉄輸送に影響を与える可能性が示された。

ナノ粒子 高用量暴露腸細胞は、細胞膜のナノ粒子による破壊で鉄輸送増加
トリでは、 carboxylated particle (直径 50 nm)の急性暴露で、非暴露・慢性暴露に比べ、鉄吸収低下。
慢性暴露は腸絨毛のリモデリングを生じ、鉄吸収面積を増加させる影響を認める。

これらのin vitro in vivoの一致した研究結果から、毒性研究として腸上皮の変化が一つ認められた。


HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...