2013年5月7日火曜日

食料品購入は空腹時を避けること!

空腹時の時、食料品店に行くと、全てが良さそうに見える。いけそうに見える。おなかがなってるときの食品購入は良い考えではなさそうという当たらし研究結果。



空腹時食品購入者には、高カロリー食品を通常の品よりより希望しやすい。


Fattening Fasting: Hungry Grocery Shoppers Buy More Calories, Not More Food

Aner Tal, PhD; Brian Wansink, PhD
JAMA Intern Med. 2013;():1-2. doi:10.1001/jamainternmed.2013.650.




http://www.news.cornell.edu/stories/2013/05/grocery-shopping-when-hungry-can-be-fattening

68名の食品買い物客に、クラッカーを空腹を減らすための与えた場合と、与えず5時間空腹の場合に、購入内容をとうと、クラッカーを食してない場合、疑似店で食品を19%多く購入し、高カロリースナックが31%も多く含まれていた。

フォローアップ研究で、午後遅く、食品購入者82名を実際の食品店で観察。昼食と夕食の間の時間で、空腹となりやすい時間帯で、ランチ後の時間比較など。
午後遅くの購入者は、昼食直後の購入者に比べ、全体の購入物に対する低カロリー食品比率が少ない。


ダイエット、空腹、多忙のため食事を忘れてた、などの多くの理由で、食品を求めるが、なぜ購入するかは関係なく、栄養要求のまま、ポテトチップス、アイスクリームをよりおおく、そしてベビーキャロットやスキムミルクをより少なく購入する。
共著者である、 Brian Wansink (教授、 Charles H. Dyson School of Applied Economics and Management)は、ショッピング前にスナックを食してたら良いとアドバイス。食事を抜かない、少なくとも食品購入前にスナックを食べて行く。

学校のカフェテリアでの空腹も、子供には不健康食選択の元となると、研究者のAndrew Hanksは述べている。


ストレスホルモンの海馬神経新生への影響の分子学的メカニズム

ロンドンのKing's Collegeの研究者たちのストレスホルモンがいかに脳の細胞新生にはたらくかの知見報告。

Role for the kinase SGK1 in stress, depression, and glucocorticoid effects on hippocampal neurogenesis

ストレスと糖質コルチコイドホルモンは海馬のneurogenesisを調整するが、この影響を介入する分子的メカニズムに関しては不明。糖質コルチコイド受容体(GR)ターゲット遺伝子、血中及びglucocorticoid-inducible kinase 1 (SGK1をメカニズムの一つとして同定。
ヒト海馬progenitor cell lineを用い、SGK1の小分子阻害剤、GSK650394が、コーチゾル誘導によるneurogenesis減少のcounteractとして働くことを見いだした。
さらに、遺伝子発現とpathway analysisにより、コーチゾルによるneurogenic Hedehog pathwayの抑制は、SGK1-依存的であることが示された。
SGK1は、コーチゾル存在下でのGR活性化、促進、維持に働き、コーチゾル減量後も、GRリン酸化増加、GR核内translocation増加をもたらす。
SGK1阻害剤、GSK650394と、GRアンタゴニスト、 RU486の組み合わせ実験で、SGK1は、GRのdownstreamと、GRのupstream両方での、コーチゾルによるprogenitor 増殖減少をしめした。前者のGR downstreamはターゲット遺伝子調整的に、upstreamでは GR機能亢進により働く。
臨床的・齧歯類におけるこれら知見の組み合わせにより、薬剤なしのうつ患者の末梢血SGK1 mRNAの有意増加が見られ、慢性の予測不能ストレス状態や出生前ストレスラットの海馬においても同様に増加が見られる。
これらの知見により、SGK1は、特にストレスやうつの時に、コーチゾルのneurogenesisやGR機能へ影響メディエーターとして働く。


神経新生減少はうつへの位置機転と考えられ、このメカニズム判明は創薬や治療へのヒントを与える可能性がある。薬剤 (GSK650394)が、臨床的に効果示すかどうか、今後期待。


【終末期ケア】宗教団体からの高度サポートだけでは良好な終末期アウトカム得られない


宗教団体からのサポートを受けるだけでは、終末期ケア患者のアウトカムは決して改善しない。やはり、医療チームとの霊的サポート・終末期話し合いがあって初めて良好な終末期アウトカムが得られる

ボストンのTracy A. Balboniらのグループからの霊的ケアと終末期(EoL)話し合いの関連正についての報告。死亡直前最終週での343名の終末期がん患者での報告で、積極的EoL項目(ICUケア、蘇生、人工呼吸)、ICU死。
単に、宗教団体からの霊的サポート高度な患者では、ホスピスケア機会少なくなり、積極的EoL項目機会頻度増加し、ICUでの死亡増加する。一方、宗教団体による高度霊的サポート群でも、医療チームからの霊的サポートう受けた場合は、ホスピス使用多く、積極的治療を受けることも少なく、ICUでの死亡機会を減らすこととなる。

Provision of Spiritual Support to Patients With Advanced Cancer by Religious Communities and Associations With Medical Care at the End of Life
Tracy A. Balboni, et. al.
JAMA Intern Med. 2013;():1-9. doi:10.1001/jamainternmed.2013.903.

【重要性】終末期における医療利用と、医療チームの宗教的および霊的対処サポートの報告は存在するが、聖職者や宗教的コミュニケーションのEoLアウトカムに関しては不明
【目的】宗教団体からの霊的サポートが終末期患者の医療ケアやQoLに影響を与えるか
【デザイン・セッティング・被験者】 米国ベース、多施設コホート研究、343名の終末期がん患者(2002年9月から2008年8月まで)の死亡まで。 患者の霊的ニーズの宗教団体サポートに関するベースラインインタビュー。最終週の終末期医療ケアは以下を含む;ホスピス、積極的EoL測定(ICUでのケア、蘇生、人工呼吸)、ICU死亡
【主要アウトカム測定】終末期QoL終末週の患者QoLの医療提供側rating評価。宗教団体霊的サポート関連EoLケアアウトカムを多変量解析で、寄与要素補正し、高度霊的対処群及び人種/民族マイノリティー患者で繰り返した。
【結果】宗教団体からの霊的サポート高度報告患者(43%)では、ホスピス機会は少ない (補正オッズ比[AOR], 0.37; 95% CI, 0.20-0.70 [P = .002])、さらに、積極的EoL項目機会少ない (AOR, 2.62; 95% CI, 1.14-6.06 [P = .02])、さらにICUでの死亡少ない (AOR, 5.22; 95% CI, 1.71-15.60 [P = .004])。
 EoL積極的介入リスク、ICU死亡リスクは、高度宗教的対処群で特に著明 (AOR, 11.02; 95% CI, 2.83-42.89 [P < .001];  AOR, 22.02; 95% CI, 3.24-149.58 [P = .002]; respectively) 、また、同様に、人種・民族マイノリティー群で著明 (AOR, 8.03; 95% CI, 2.04-31.55 [P = .003]; AOR, 11.21; 95% CI, 2.29-54.88 [P = .003])
 宗教団体からのサポート良好な患者群では、医療チームからの霊的サポートを受けるほど、ホスピス使用増加と関連(AOR, 2.37; 95% CI, 1.03-5.44 [P = .04])、積極的介入減少と関連 (AOR, 0.23; 95% CI, 0.06-0.79 [P = .02]) 、そしてICUでの死亡減少と関連 (AOR, 0.19; 95% CI, 0.05-0.80 [P = .02]); 終末期話し合いは積極的介入の少なさと関連する(AOR, 0.12; 95% CI, 0.02-0.63 [P = .01])
【結論】宗教団体からののサポート良好な終末期患者はホスピスケアへのアクセス機会少なく、死亡直前での医療介入積極的な状況が多くなる。
医療チームによる霊的ケアとEoL話し合いは、積極的医療を減少と関連し、EoL医療ケアガイドラインの鍵要素として注目される。


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