EPAは、ダイオキシンが極少量で皮膚・免疫などに影響与えることを確認しつつも、ダイオキシンの食事由来の健康への影響に関して新しい規則を作るつもりがないことを示した。これは、農業行政を司る Department of Agriculture も同じ。
News Releases By Date
EPA Updates Science Assessment for Dioxins / Air emissions of dioxins have decreased by 90 percent since the 1980s Release Date: 02/17/2012
http://yosemite.epa.gov/opa/admpress.nsf/d0cf6618525a9efb85257359003fb69d/33bcba60ed25a9b1852579a700604ed7!OpenDocument
EPAは、1980年代のダイオキシンの癌以外の科学的評価について最終報告。
ダイオキシンは毒性のある化学物質であるが、自然環境に存在し、森の火災などからの環境中に放出され、ゴミの裏庭での焼却、特定の工業活動、過去の商用的燃焼廃棄物質に認められる。
現在の検討からは、ヒトの生涯において、一般的には、ダイオキシン暴露は重大な健康リスクにつながらないと報告。
EPAは今まで20年、ダイオキシンの工業的産生源に関し、減少するよう努力してきた。結果、US内のダイオキシン大気内排泄を、1987年レベルの90%減少。残りの最大のダイオキシン排出源は、家庭内ゴミの裏庭焼却。
多くのアメリカ人はダイオキシン暴露は低レベルで、大量のダイオキシン は、塩素ざ瘡、発達・生殖器、免疫、ホルモンとの干渉、皮疹、皮膚脱色、体毛過多、軽度肝障害を生じる。
EPAはダイオキシン産生源を同定し、他の連邦パートナー、たとえば、厚生局や農業局などとともに、ダイオキシンに取り組んだ。ダイオキシン暴露と影響について、ヒトでの健康リスク評価、環境中・食事・体内のダイオキシン評価を行い、ダイオキシン暴露を減少してきた。
癌以外の評価は、様々な活動を行い・・・(略)
EPA
Environmental Assessment ; Dioxin
http://cfpub.epa.gov/ncea/CFM/nceaQFind.cfm?keyword=Dioxin
久米宏が騒いでた「Nステ所沢ダイオキシン報道」、現在も続く「ダイオキシン」空騒動って、結局特定の業者をもうけさせ、税金を大量消費に終わっただけのような気がする。
口が悪い人たちが言うところの”ダイオキシン詐欺”、その方が真実だったのでは?
言っちゃ-何だが・・・大豆のイソフラボンだって、内分泌攪乱性物質
大豆中の内分泌攪乱物質が肺癌を抑制 2005年 09月 29日
大豆中の内分泌攪乱物質が肺癌を抑制 2005年 09月 29日
WHOと日本の厚労省
ダイオキシンの耐容一日摂取量(TDI)について
(平成11年6月 中央環境審議会環境保健部会 生活環境審議会 食品衛生調査会)
http://www1.mhlw.go.jp/houdou/1106/h0621-3_13.html
○当面のTDIを4pg/kg/日とする。
日本は、アップデートされた状況を加味したEPAの方針を見習うか、”WHO” の基準をそのまんま採用し続けるか・・・