喫煙しているかどうかを尋ねる(Ask)、すべての喫煙者に禁煙をアドバイスする(Advice)、禁煙する意志がどれほどあるか見極める(Assess)、患者が禁煙するのを助ける(Assist)、追跡するための診療予約をとる(Arrange)という5つの方法である(Fiore et al., 2000)http://www.mhlw.go.jp/topics/tobacco/kin-en-sien/izonshou/03.html
喫煙はCOPDの主因。禁煙にてCOPD発症・併発予防可能。禁煙治療の臨床実践上黄金律は5As 。
医療側はCOPDの状態有無にかかわらずCOPD喫煙者には優先的に禁煙カウンセリングと治療を提示しなければならない。
COPD有無を問わず喫煙者へ5A戦略遵守されているか?
Health-care Provider Screening and Advice for Smoking Cessation Among Smokers With and Without COPD: 2009-2010 National Adult Tobacco Survey
Gillian L. Schauer, et. al.
Chest. 2016;149(3):676-684. doi:10.1378/chest.14-2965
米国内18歳以上の電話調査2009-2010 National Adult Tobacco Surveyの既往喫煙者20021名からのデータ
現行喫煙のうち、COPDでは非COPDより、タバコ使用について聞かれる報告が多い( 95.4% vs 85.8%)、同様、禁煙助言 (87.5% vs 59.4%)、禁煙意思評価(63.8% vs 37.9%)、 禁煙手助け (58.6% vs 34.0%)、フォローアップ (14.9% vs 5.2%)
補正ロジスティック回帰モデルにて、COPD患者は非COPD患者に比べ、5Asのいずれも受けている率は高い
日本では悲惨だろうと想像・・・ 医師自らが禁煙できないから禁煙指導施設基準出せないという施設多いし・・・