喫煙習慣はクモ膜下出血のリスク増加するが、禁煙により時間的にそのリスク減少。
しかし、重度喫煙(20本以上/日)ではその効果は減弱する。やはり、グローバルな禁煙活動が重要という結論の論文。
Impact of smoking cessation on the risk of subarachnoid haemorrhage: a nationwide multicentre case control study
Press Release
J Neurol Neurosurg Psychiatry doi:10.1136/jnnp-2012-302538
426名のくも膜下出血(SAH)症例と、26名の年齢性別マッチ化対照横断研究
SAH 現行喫煙者148名(37.4%)、対照 103(24.2%)
寄与関与可能性要素補正オッズ比は 2.84 (95% CI, 1.63 ~ 4.97)
累積喫煙数(pack years)に基づくと、SAHのリスクは用量依存的に増加
禁煙(5年以上)で59%ほどSAH減少(p<0 .05=".05" br="br">
しかし、重度喫煙歴(20本/日)経験者は、非喫煙者に比べSAHリスク2.3倍増加(p0>
2012年8月31日金曜日
ROLO研究: 妊娠巨大児予防に低GI(glycaemic index)食指導介入有効
4kgを超す乳児出産歴ありの糖尿病無しの女性、2007-2011年1月の2度めの妊娠女性 800名
低glycaemic index介入と非介入
Low glycaemic index diet in pregnancy to prevent macrosomia (ROLO study): randomised control trial
BMJ 2012; 345 doi: 10.1136/bmj.e5605 (Published 30 August 2012)
Cite this as: BMJ 2012;345:e5605
低GI食は、妊娠中のインスリン抵抗性亢進を予防する可能性が示唆され、逆に高GI食は、胎児・胎盤過剰成長と、母胎の体重増加、結果、巨大児出産リスク増加の可能性が考えられ、その実地的証明。
日本では周回遅れすぎる、危険な低炭水化物ダイエット(アトキンスダイエットなど) がマスコミを賑わしている。あるある大事典事件になんの反省もないマスコミ。
低炭水化物・高蛋白食は心血管疾患リスク増加をもたらす
2012年6月28日
低GI食は、低脂肪食、低炭水化物食(Atkins食)より負の影響が少なく体重維持効果的
2012年6月27日水曜日
低glycaemic index介入と非介入
Low glycaemic index diet in pregnancy to prevent macrosomia (ROLO study): randomised control trial
BMJ 2012; 345 doi: 10.1136/bmj.e5605 (Published 30 August 2012)
Cite this as: BMJ 2012;345:e5605
生下時体重、生下時体重センタイル、ポンデラル指数絶対値に群間差認めず
介入群は妊娠体重増加軽度 (12.2 v 13.7 kg; 平均差 −1.3, 95% 信頼区間 −2.4 ~ −0.2; P=0.01)
耐糖能異常率は介入群で少ない : 21% (67/320)vs 28% (100/352)(P=0.02)
(空腹時血糖 5.1 mmol/L以上、あるいは、糖負荷1時間後 7.8 mmol/L以上)
低GI食は、妊娠中のインスリン抵抗性亢進を予防する可能性が示唆され、逆に高GI食は、胎児・胎盤過剰成長と、母胎の体重増加、結果、巨大児出産リスク増加の可能性が考えられ、その実地的証明。
日本では周回遅れすぎる、危険な低炭水化物ダイエット(アトキンスダイエットなど) がマスコミを賑わしている。あるある大事典事件になんの反省もないマスコミ。
低炭水化物・高蛋白食は心血管疾患リスク増加をもたらす
2012年6月28日
低GI食は、低脂肪食、低炭水化物食(Atkins食)より負の影響が少なく体重維持効果的
2012年6月27日水曜日
X線所見のないMRI異常の病的意味は無い
MRIだと異常を認めるが膝レントゲン所見のない中年・高齢者の脛骨大腿骨関節(tibiofemoral joint)の病変は、変形性関節症を示すわけではない。これは、疼痛の有無と無関係。
Prevalence of abnormalities in knees detected by MRI in adults without knee osteoarthritis: population based observational study (Framingham Osteoarthritis Study)
BMJ 2012; 345 doi: 10.1136/bmj.e5339 (Published 29 August 2012)
Cite this as: BMJ 2012;345:e5339
Prevalence of abnormalities in knees detected by MRI in adults without knee osteoarthritis: population based observational study (Framingham Osteoarthritis Study)
BMJ 2012; 345 doi: 10.1136/bmj.e5339 (Published 29 August 2012)
Cite this as: BMJ 2012;345:e5339
Frminghamの地域コホート、50歳超のレントゲン上所見のない710名
この被験者710名のうち、女性393(55%)、白人660(93%)
1ヶ月内膝痛206名(29%)
平均年齢62.3%、平均BMI 27.9
包括的異常所見頻度は89%(631/710)
骨棘形成(osteophyte)が最も多い(74%, 524/710)所見、軟骨ダメージ (69%, 492/710) 、骨髄病変(52%, 371/710)
高齢になるほど、MRIの異常所見すべての種類で頻度増加。
BMI群間に有意な特性差頻度認めず
異常所見一つでもある場合の頻度は疼痛、疼痛無しでも高頻度 (90-97%,、86-88%)
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