2013年1月21日月曜日

過活動性膀胱にも、ボトックス?

過活動性膀胱治療にもボトックス承認 ・・・ 米国FDA

http://www.fda.gov/NewsEvents/Newsroom/PressAnnouncements/ucm336101.htm

抗コリン作動薬内服反応不応もしくは使用不能過活動性膀胱へのBotox (onabotulinumtoxinA)使用承認

1106名の過活動性膀胱症状ありの被験者に対する2つのトライアルから承認
プラシーボ治療比較で、1日あたり1.6回から1.9回の尿失禁数減少
ボトックス治療患者はプラシーボに比較して30ml程度の蓄尿量増加

治療効果は、少なくとも12週間継続

副作用は多いのは、尿路感染、有痛排尿、排尿後膀胱内不完全残量

アルツハイマー病 A4トライアル :抗アミロイドMAb治験失敗後あらたなトライアル

抗アミロイドモノクローナル抗体(MAb)であるSolanezumabトライアル失敗後どうなったか?
イーライリリーの、8月のEXPEDITIONトライアル(抗アミロイド薬:solanezumab)は有意なベネフィットを示せなかった。モノクローナ ル抗体であるBapineuzumab もまた、rogue proteinターゲット薬だったが、結果が得られてない。
アルツハイマー病:“アミロイド仮説” EXPENDITIONトライアル実質失敗と その他の動き 2012/12/21


2つのトライアルの動きが書かれていた

“the 7th Annual Human Amyloid Imaging conference”で、Anti-amyloid Treatment in Asymptomatic Alzheimer’s Disease (A4)を公表:(解説 http://www.alzforum.org/new/detail.asp?id=3379 )
・ 70-85歳・βアミロイドプラーク高レベルPET測定、認知機能徴候無しを対象とした、1000名患者、3年、NIH基金トライアルで、高リスク無症状患者向けトライアルで認知機能障害発症前に発症抑制効果があるかを確認するもの


一方、リリーは・・・
・ "Presymptomatic" AD Trial:
軽度・中等度患者へのトライアル失敗の後、リリー社は、軽度症状アルツハイマー病を分離してトライアルを企てている。


情報ソース: http://www.medpagetoday.com/PublicHealthPolicy/MedicalEducation/36927



頭痛:イオン注入式スマトリプタン(Zecuity)投与FDA承認

sumatriptanをiontophoretic transdermal system (patch)(イオン泳動的経皮注入システム)により投与するZecuity TM(http://www.zecuity.com/,  NuPath( http://www.nupathe.com/)) を「前兆有無に関わらない頭痛」に対して、FDA承認


スマトリプタン 6.5mgを4時間まで注入可能となる



http://www.businessweek.com/ap/2013-01-18/ahead-of-the-bell-nupathe

noteへ実験的移行

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