2018年1月16日火曜日

クレメジン速崩錠 ・・・ 新薬扱い?

クレメジン速崩錠 ・・・ 新薬扱い?

http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3929003F1020_1_01/






クレメジンに関しては、ご承知の通り、「後発品」が必ずしも同等でないという問題

http://www.nihs.go.jp/drug/ecqaged/shiryou4-1-2.pdf


上記問題に関わらず、保険者の中には、同等だからと「後発品ごり押し」問題がある


“インドキシル硫酸”との同等性示す“速崩”は先発品扱い・・・って矛盾してないか?


長期処方可能という話も・・・

糖尿病:空腹時血糖至適値 45歳未満とそれ以上で異なる

韓国からの報告

空腹時血糖と死亡率の関連性を年齢世代毎に検討
36万名弱既知糖尿病成人

Fasting Glucose and All-Cause Mortality by Age in Diabetes: A Prospective Cohort Study
Sang-Wook Yi, et al.
Diabetes Care 2018 Jan; dc171872. https://doi.org/10.2337/dc17-1872
http://care.diabetesjournals.org/content/early/2018/01/03/dc17-1872


U-カーブ関連性
空腹時血糖は 90-130 mg/dLで死亡率最小、例外は18-44歳区分( 〜 89-95 mg/dLで最小)

空腹時血糖区分( <65 1.09="" 1.12="" 1.31="" 1.46="" 140="" 170="" 65="" 75="" and="" dl="" mg="" nbsp="" p="">



結論:若年者を例外にして、生存率にとって糖尿病未知成人比較最適な空腹時血糖が存在す
厳格すぎる血糖コントロールでも若年成人ではpremature deathを軽減する
低血糖 (<65 170-199="" dl="" mg="" p="">空腹時血糖(65-84 mg/dL)のリスクは、140-169 mg/dLに相当





心不全高齢者:高尿酸血症は予後悪化推定要素

尿酸のもつradical scavenger作用から功罪の“功”を主張する場合もある。

高尿酸血症は心不全患者で多く観察されるが、腎臓の排泄障害、xanthine oxidaseの活動性亢進などが関与していると考察されている。後者では組織低酸素、筋肉の異化亢進など由来と思われ、毒性オキシダント種の生成促進故に結果的に尿酸高値の可能性あり

こと、心不全患者では、やはり高尿酸血症は予後因子悪化の予測要素

ただし、高尿酸血症治療の予後への影響に関しては言及されてないと思う。
(そもそも日本の高尿酸血症治療はワールドワイドからかけ離れているし・・・)


Elevated serum uric acid concentration at discharge confers additive prognostic value in elderly patients with acute heart failure
Stefano Coiro,  et al.
Nutrition, Metabolism and Cardiovascular Diseases
https://doi.org/10.1016/j.numecd.2017.12.009
http://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S093947531730323X











“高尿酸血症心不全へのアロプリノール”否定的論文

ランダム化トライアル:心不全予後と酸化ストレスの関係から、高尿酸血症心不全患者へのxanthin oxidase阻害剤トライアル
アロプリノールにより、24週目生存率・心不全悪化、患者全般評価をプライマリアウトカム改善するか? セカンダリアウトカムはQOL、準最大運動膿、左室駆出率

Effects of Xanthine Oxidase Inhibition in Hyperuricemic Heart Failure Patients: The Xanthine Oxidase Inhibition for Hyperuricemic Heart Failure Patients (EXACT-HF) Study.
Circulation. 2015 May 19;131(20):1763-71. doi: 10.1161/CIRCULATIONAHA.114.014536. Epub 2015 Apr 14.
http://circ.ahajournals.org/content/131/20/1763.long

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