2014年7月10日木曜日

帝王切開後の皮膚切開縫合は、ステープル閉鎖より創傷合併症57%減少

1671名、32名除外、269名脱落、1370名の登録、ランダム化


帝王切開後の皮膚切開縫合は、ステープル閉鎖より創傷合併症57%減少


Suture Compared With Staple Skin Closure After Cesarean Delivery: A Randomized Controlled Trial
Obstetrics & Gynecology:June 2014 - Volume 123 - Issue 6 - p 1169–1175

合併症
縫合: 4.9% vs Staple群: 10.6%(補正オッズ比 0.43, 95% 信頼区間 [CI] 、 0.23-0.78)


創口裂開が主な違い(1.6% vs 7.4%、 OR 0.20, 95% CI, 0.07-0.51)

 







ステープルの能力がまだまだということか・・・

レトロゾール(フェマーラ):アロマターゼ阻害剤:多嚢胞性卵巣症候群不妊治療有効

レトロゾール(フェマーラ)は、乳がん治療薬として日本では認可された薬剤で、アロマターゼ阻害剤


クロミフェンが第一選択薬のPCOS(多嚢胞性卵巣症候群)女性の不妊治療に対して、妊娠アウトカム改善効果あり


Letrozole versus Clomiphene for Infertility in the Polycystic Ovary Syndrome
Richard S. Legro, et. al
N Engl J Med 2014; 371:119-129July 10, 2014DOI: 10.1056/NEJMoa1313517


レトロゾール服用女性は、クロミフェン服用より、累積生存出産率高い  (103 of 374 [27.5%] vs. 72 of 376 [19.1%], P=0.007; 生存出産率, 1.44; 95% 信頼区間, 1.10 to 1.87) 、全般的な先天異常発生率差は認めないが、4大先天異常は、レトロゾール4例、クロミフェン1例(p=0.65)


累積排卵率は、クロミフェンより、レトロゾールで高い  (治療サイクル比較 834 / 1352  [61.7%] vs. 688 of 1425 48.3%], P < 0.001)


群間差妊娠喪失率に有意差無し  (49 / 154 p [31.8%] vs 30 /  103  [29.1%]) 、双生児産(3.4% and 7.4%, )


クロミフェンは、ホットフラッシュ発生率、レトロゾールは、疲労・dizziness頻度増加と関連する。


治療2群間では同様の副事象率。


スポーツ関連震盪評価・管理:法的・倫理的問題

日本惨敗してから、むしろ楽しく、サッカー・ワールドカップ観戦できるようになった。
スポーツ震盪らしきシーンが、今朝の試合でもあった。
ワールドカップクラスなら、訓練された胃専門家の医学判断が下されているのだろうが・・・


Legal and ethical implications in the evaluation and management of sports-related concussion Matthew P. Kirschen,et. al.
Neurology Published online before print July 9, 2014,
doi: 10.1212/WNL.0000000000000613
Neurology 10.1212/WNL.0000000000000613
http://www.neurology.org/content/early/2014/07/09/WNL.0000000000000613.full.pdf+html

 

noteへ実験的移行

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