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2015年4月1日水曜日

USPSTF:出生前鉄補充・スクリーニングには十分なエビデンスが存在しない

鉄欠乏性貧血予防出生前サプリメントは、母体・乳児の臨床的アウトカム改善もたらすかどうか、そのエビデンスについて結論づけできない。母体の血液学的指標は改善するが・・・


結論:ルーチンの妊娠中鉄サプリメントは、母体の血液学的指標を改善し、鉄欠乏症や鉄欠乏性貧血頻度を減少する。しかし、出生前鉄サプリメントが臨床的インパクトを母体やその子供に与えるか、結論的エビデンスもなく明らかでない。加え、多くの先進国でルーチンのスクリーニングが行われているが、出生前スクリーニングの臨床的アウトカムへの効果についていのトライアルは行われてない。ルーチンの鉄補充、女性と苑子どもの妊娠中スクリーニングの短期・長期の影響を完全解明するため、帝王切開率、妊娠期間比胎児低発達、低体重児出産などを含めた影響など、十分な研究が行われる必要がある。それまで、出生前のルーチンの鉄補充やスクリーニングのエビデンスはベストな状況では不明のままということになる。





Routine Iron Supplementation and Screening for Iron Deficiency Anemia in Pregnancy: A Systematic Review for the U.S. Preventive Services Task Force
Amy G. Cantor, et. al.
Ann Intern Med. Published online 30 March 2015 doi:10.7326/M14-2932






2013年8月24日土曜日

アルツハイマー病:海馬フェリチン鉄増加認める →鉄のダークな側面

高身長遺伝子変異:鉄吸収増加 ・・・ 低身長は鉄供給により是正の可能性?  2013/08/22


って、鉄のホワイトな面を紹介したが、今度はブラックな面・・・



Increased Iron Levels and Decreased Tissue Integrity in Hippocampus of Alzheimer's Disease Detected in vivo with Magnetic Resonance Imaging.
J Alzheimers Dis. 2013 Jun 21. [Epub ahead of print]


鉄は、フリーラジカル反応を触媒するわけで、加齢と共に脳灰白質へ蓄積され、加齢関連疾患、例えばアルツハイマー病の発症リスクと関連する可能性がある。



今までのMRI研究で、基底核領域の鉄蓄積が示されていたが、アルツハイマー病の最重要領域である海馬は、アルツハイマー病抵抗性の他の領域、例えば、視床下部に比べ、検討されていなかった。
そこで、アルツハイマー病 31名、68名の健康対照比較。

高-、低-フィールド強度MRI装置にて定量的にフェリチン分子含有鉄量を field dependent relaxation rate increase (FDRI) method定量化

transverse relaxation rate (R2) 減少を組織損傷の指標とする


健康対照者にくらべ、アルツハイマー病患者は、海馬のフェリチン鉄増加(p = 0.019)だが、視床下部では認めない (p = 0.637),
そして、海馬ではR2減少あるも、視床下部では認めない (p < 0.001 、p = 0.37)

サンプル全体で、FDARIと  R2 は負の相関。

アルツハイマー病では、海馬障害がフェリチン鉄蓄積と共に観察される。


前向き研究が必要。




HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...