2007年に比べ、革命的変化はないとのこと
Telemedicine or “Telestroke” って言葉が目立つ気がする。
Stroke systems:卒中システム
卒中の核となるシステムの重要性は、心筋梗塞から取り入れモデル化
4つの病院レベルを定義
・包括的卒中センターはすべてのタイプの卒中に対する24/7専門治療を提供できるところ
・プライマリ卒中センターは、虚血性卒中に対処する24時間ケアを提供
・急性卒中対応病院は、卒中評価・治療に対応できるが、専門性に欠ける
・地域病院
急性卒中対応病院は、telemedicineの経験に基づく対応で、今まで10年間にそのインパクトが示された。
神経学専門医がいない、パートタイムしか採用できない病院でも遠隔医療システムで卒中対応機能を確保し、プライマリケアセンターで供給されるサービスに匹敵できるシステムで、最低限血栓溶解可能となる。
遠隔医療を有する病院でも卒中ユニットで患者対応可能となる。他ではできない。
包括卒中センターとの遠隔医療協議で血栓溶解の可能性急性卒中評価可能能力の格上げが必要
ガイドラインでは、フィブリン溶解療法を用いるか否かの意思決定支持するteleradiology systemを用いるよう推奨。
出血性卒中では、脳外科アプローチを行うことを指示するデータ、例えば、脳半球のmalignant edemaなど、クラス分けなど、意思決定のための分類・そしてのそのエビデンス構築が必要
Shorter door-to-needle time, longer window
追加項目として、科学的助言2009年で加えられた、選択的患者への tPAの使用使用は、発症後4.5時間内へ 拡大
これはECASS 3トライアルの知見から支持されたもの
他には、door-to-needle timeは病院到着後60分以内という推奨も(class I, level of evidence A).
Intra-arterial thrombolysis
いくつかのステント・レトリーバ・デバイスがFDAで承認を受けている。MerciデバイスとPenumbraシステムコイル・レトリーバに加え、Solitaire FR、Trevoデバイス。
・・・(省略)
AHA/ASA Guideline
Guidelines for the Early Management of Patients With Acute Ischemic Stroke
A Guideline for Healthcare Professionals From the American Heart Association/American Stroke Association
STR.0b013e318284056a
Published online before print January 31, 2013, doi: 10.1161/STR.0b013e318284056a
日本での急性医療システム、極一部の例外地域を除いて、各病院が勝手にやってる
患者側は搬送された病院でその運命が異なる。
日本の厚生行政はほぼ機能してないことが最大の問題だが・・・
金でインセンティブを生じさせるだけでやったつもり・・・意味がない。
公立病院などを整備し、血税を導入し、急性期医療システムの構築すべきなのに・・・ 道路や港湾も大事だが、
急性期医療で充実させることは、障害を最小化し、その後の亜急性期・慢性期医療費・介護費用軽減が望めるはずなのに・・・
遠隔医療は名ばかりにしないために、疾患オリエンテッドなシステム構築が必要