2017年11月7日火曜日

乳酸クリアランス:COPD急性増悪入退院判定に使う

以下の論文の乳酸クリアランス:
(LactateED Presentation − Lactate6th hour) × 100 / LactateED Presentation
(Nguyen et al.)

6時間の乳酸値推移をみて、入退院判定


The value of lactate clearance in admission decisions of patients with acute exacerbation of COPD
Uğur Durmuş et al.
American Journal of Emergency Medicine
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.ajem.2017.11.002

495名の患者検証後397名除外
入院 53名(54.1%)、退院 45(45.9%)

乳酸クリアランス中央値
入院 −11.8% (95% CI: −50.0 to 34.5)
退院 14.7% (95% CI: −11.3 to 42.3)

群間差中央値は 26.5% (95% CI: 0.6 to 52.4).

多変量解析にて、Δ乳酸値で入院必要性推定可能 (OR: 0.91, 95% CI: 0.85 to 0.97)








人間が考える、乳酸の意義ってのも歴史的推移あり・・・興味ぶかい

乳酸値の意義として
shock, sepsis, cardiac arrest, trauma, seizure, ischemia, diabetic ketoacidosis, thiamine, malignancy, liver, toxins, overdose, and medication
他、ARDS, ALIもあるようだが、COPD急性増悪は珍しい


糖尿病予防アプローチ:ライフスタイル修正 及び 薬物療法




フルテキスト読んでないので無責任だが・・・メモ代わり


 薬物療法にはメトホルミン以外に、insulin glarggineやvoglibose、phentemine/topiramateなど様々な薬剤が使われている


 LSM:ライフスタイル修正:体重減少、身体活動、食事指導(総カロリー30%、低糖質置換など)


Long-term Sustainability of Diabetes Prevention Approaches
A Systematic Review and Meta-analysis of Randomized Clinical Trials
J. Sonya Haw, et al.
JAMA Intern Med. Published online November 6, 2017. doi:10.1001/jamainternmed.2017.6040
https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/article-abstract/2661704

メタアナリシス:43研究、 49,029被検者 平均年齢[SD] 57.3 [8.7]歳、男性 48%、検証薬剤 19、 LSM 19、 5つは薬物+LSM


介入終了時(レンジ 0.5-6.3年間)
LSMでは リスク比 減少 39% (RR, 0.61; 95% CI, 0.54-0.68)
薬物では リスク比 減少 36% (RR, 0.64; 95% CI, 0.54-0.76)

LSM及び薬物のpooled risk differences (RDs)は100人年あたり4.0 (95% CI, 1.8-6.3) 例、NNT 25

washout・フォローアップ期間終了時点で、LSM研究(フォローアップ平均、 7.2年間; レンジ 5.7-9.4年間)でリスク比減少 28% (RR, 0.72; 95% CI, 0.60-0.86);薬物研究 (フォローアップ平均、 17週間;レンジ 2-52週間)で実質的リスク比減少認めず  (RR, 0.95; 95% CI, 0.79-1.14)




減量効果 改めて確認





卵:耐糖能異常・2型糖尿病で血糖増加、併発症増加の可能性あり

“たまごはいくら食べても良い”という間違えたメッセージを言いふらす奴らがいる

脂質管理についてのガイドラインから派生した話だと思う

確かに、卵は必須なビタミン・ミネラル、重要な蛋白源であり、抗酸化ルテインやzeaxanthinを含むため重要な食事素材であることは確か・・・しかし、「いくらでも」というのは嘘・でたらめ


表題のごとき、血糖増加作用を無視できない 特に 糖代謝異常、2型糖尿病者では・・・




Association between egg consumption and cardiovascular disease events、diabetes and all-cause mortality
 Jing Guo 、et al.
Open Access
European Journal of Nutrition First Online: 02 November 2017


卵接種と心血管疾患(CVD)あるいは2型糖尿病(T2D)の関連性は議論上の案件。ここでは卵消費とCVD(プライマリアウトカム)とT2D、死亡率の関連性を the Caerphilly prospective cohort study (CAPS) and National Diet と Nutritional Survey (NDNS)の前向きコホートで検討



CAPS:2512 名、 45–59 年齢 (1979–1983)、食事摂取日記、発生疾患、死亡率を5年毎にアップデート。
NDNS:754名、 19-64歳 (2008-2012)


CVDなし男性 (n=1781)フォローアップ平均 22.8年、卵の摂取はCVD (n = 715)、死亡 (n = 1028)、T2D (n = 120)のそれぞれの発生と相関無し
卒中 (n = 248)、 心筋梗塞 (n = 477)、心不全  (n = 201)の個別検討にて、卵の摂取と卒中、心筋梗塞の相関性同定できず、T2D and/or IGT例では卒中リスク増加あり
1.0(参照)に対する補正ハザード比(95% 信頼区間,CI)
gg 摂食数週毎 (n) of 0 ≤ n ≤ 1、1 < n ≤ 2、2 < n ≤ 3、3 < n < 5、 n ≥ 5 あたり
1.09 (0.41、2.88)、0.96 (0.37、2.50)、1.39 (0.54、3.56) 、 2.87 (1.13、7.27)  (P = 0.01)

横断的解析にて卵摂食多いことは、T2D and/or IGTにおいて空腹時血糖増加と相関 (CAPS: baseline P = 0.02 and 5-year P = 0.04; NDNS: P = 0.05)


結論:2型糖尿病・耐糖能異常者において、卵摂取量多いと、血糖増加に関連
2型糖尿病 and/or IGTサブグループにおいて、卵摂取増加は卒中頻度増加するかは今後の課題。





卵は動脈硬化悪化させる; 卵黄×年は心血管リスク増加と相関
http://kaigyoi.blogspot.jp/2012/08/blog-post_17.html

noteへ実験的移行

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