2019年2月22日金曜日

OPACH研究:座りがちな女性は心血管疾患リスク増加

"sedentary"の日本語訳昔から悩んでるのだが・・・accelerometer測定の"sedentary"時間とboutがこの場合は該当すると思う。故に座ってばかりでもなくソファーに寝てても”座りがち”・”座位時間”・・・なんか矛盾してる


Google翻訳家は・・・
客観的身体活動と心血管の健康(OPACH)試験で、5,683人の女性(63-97歳)の座りがちな時間のパターンが心血管疾患(CVD)のリスクの高さと関連するかどうかを調べた。 研究参加者はCVDイベントについて最長4。9年間追跡調査され、心筋梗塞または脳卒中の病歴はなく、活動モニタリングのために4〜7日間加速度計を装着した。 彼らは、共変量と潜在的な仲介者のために調整されたCox回帰モデルを使用することによってCVDのためのハザード比(HR)と95%CIを推定しました。 合計545件のCVDイベントが19,350人年にわたって記録されました。 共変量を調整した後、最高の座位時間と最低の四分位数時間の座りがちな時間を持つ女性は、CVDのリスクが高いことがわかりました。 さらに、座りがちな時間が長く平均試合時間が長い女性は、座りがちな時間が長く平均試合時間が短い女性と比較して、CVDリスクが有意に高かった。




OPACH (Objective Physical Activity and Cardiovascular Health; n=5638, 年齢 63–97 歳, 平均年齢 79±7 歳) 研究
心筋梗塞・卒中既往無し

accelerometer 4-7日施行 4.9年フォローアップ中央値


Sedentary Behavior and Cardiovascular Disease in Older Women
The OPACH Study
John Bellettiere, et al. https://doi.org/10.1161/CIRCULATIONAHA.118.035312
Circulation. 2019;139:1036–1046


CVDイベント 545 (人年 19,350)
寄与要素補正後、sedentary time4分位 最大( 11時間以上/日) vs 最小 (9時間まで/日)比較で CVDリスク高い  (HR, 1.62; 95% CI, 1.21–2.17; P trend <0 .001="" p="">
寄与要素補正後HR減衰したが有意性保存 (P trend <0 .05="" each="" p="">sedentary 平均の長短比較だと、CVDリスク寄与要素補正後 HR, 1.54; 95% CI, 1.27–2.02; P trend=0.003

CVDリスクバイオマーカー補正追加後最大vs最小4分位比較 HR 1.36 (95% CI, 1.01–1.83; P trend=0.10)

" sedentary time and bout duration"とCVDの量反応関係は線形 (P nonlinear > 0.005 いずれも)



"sedentary time"長く、且、"bout duration"長い場合は有意にCVDリスク高い  (HR, 1.34; 95% CI, 1.08–1.65)  vs "edentary time"短く、且、"bout duration"短い場合

全ての解析を冠動脈性心疾患(心筋梗塞 or CVD死亡)発生で繰り返すも、相関性同様で、よりハザード比は高い






<0 .001="" p=""><0 .05="" each="" p="">
<0 .001="" p=""><0 .05="" each="" p="">今日も、Apple Watchは鬼のように・・・立て立て!と要求してくる
<0 .001="" p=""><0 .05="" each="" p="">

COPD急性増悪入院時認知機能低下現象

極小規模の検討だが、COPD急性増悪時認知機能低下併存可能性あり、包括的考慮必要で、薬剤アドヒアランスなど考慮必要

序文から
COPDと併存疾患の関連は自己ケア管理に大きく影響を与え、ADL悪化までは影響無いにしろ記憶障害を有するMCIを含み検討すべきで、外来クリニックの小規模報告だとCOPDではMCI 16/45(36%) vs 対照 6/50(12%)、低酸素血症の影響も考えられる。
Montreal Cognitive Assessment (MoCA)インスツルメンツ(訳追加: 日本版:http://cogniscale.jp/wp-content/uploads/2017/09/MoCA-Test-Japanese_2010.pdf)を用いた報告だと、入院時 20未満 48%、退院後 24%で、退院後は 36%という報告もある。
寄与要素として、急性増悪時、呼吸困難、感染、その他合併症、低酸素血症、薬剤付加、なじみない環境など。

COPD急性増悪入院に関わる認知機能の推移評価


Cognitive function during exacerbations of Chronic Obstructive Pulmonary Disease 
Internal Medicine Journal

COPD急性増悪患者 Montreal Cognitive Assessment (MoCA) tool、CAT、mBORG呼吸困難スケール:入院24時間内、48時間から72時間、他院後6週間評価

COPD入院時認知障害著明でその後正常復帰改善はごく少数だが、経時的に改善はする



noteへ実験的移行

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