2014年4月30日水曜日

乳がん:診断時ビタミンD濃度と生存率との関連性はある。しかし、介入試験結果ではないのでビタミンDサプリメント有効かどうかは示せないはず・・・

ビタミンDの耐糖能・インスリン抵抗性への効果閾値:25(OH)D 26 μg/L :http://kaigyoi.blogspot.jp/2014/04/dohd26-gl.html

・・・という報告があったが、今回はがん死亡率の関連の話題


 乳がん診断時血中25−OHD濃度高値 と、その生存率の関連性をpooled ハザード比(random-effects model)



結論として、25-(OH)D 30−80 ng/mlへ全患者を改善すべきとしているが、果たしてどうか? 

だが、暴走気味の著者等は、"There is no compelling reason to wait for further studies to incorporate vitamin D supplements into standard care regimens since a safe dose of vitamin D needed to achieve high serum levels above 30 nanograms per milliliter has already been established,"とふざけたことを述べている

だが、ビタミンDサプリメントは過剰評価され推奨量では効果は無いことは、Lancet Diabetes & Endocrinologyの、心疾患・卒中・骨・がんのような慢性疾患への効果はさほど明確なものではなかった。


診断時の血中濃度と死亡率の関連性があきらかなだけで、決してビタミンD投与介入結果というわけではないから・・・筆者の主張は暴走である。

以下・・・論文原文

Meta-analysis of Vitamin D Sufficiency for Improving Survival of Patients with Breast Cancer
SHARIF B. MOHR et. al.
Anticancer Research March 2014 vol. 34 no. 3 1163-1166



各研究死亡率4分位比較ハザード比




  包括的量効果関連(25水酸化ビタミンDと乳がん死)



ハザード比と標準誤差(Funnel Plot)

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