ランダム化盲検プラシーボ対照臨床トライアル(12週間治療期間+フォローアップ12週間)
南アフリカ7センターの研究
目標禁煙日(TQD)2週間前に、ニコチンor プラシーボパッチ を開始、同治療を12週間継続
バレニクリンは、TQD1週間前に開始し、12週施行し、13週目でtaper off
主要測定項目は、4週間呼気CO濃度で、9から12週禁煙継続されているかどうか
Efficacy of Varenicline Combined With Nicotine Replacement Therapy vs Varenicline Alone for Smoking CessationA Randomized Clinical Trial
Coenraad F. N. Koegelenberg, et. al.
JAMA. 2014;312(2):155-161. doi:10.1001/jama.2014.7195.
12週目の継続禁煙率は、 55.4% vs 40.9%; オッズ比 [OR], 1.85; 95% CI, 1.19-2.89; P = .007)
24週目の継続禁煙率は、 49.0% vs 32.6%; OR, 1.98; 95% CI, 1.25-3.14; P = .004)
6ヶ月目のポイント禁煙率は、 65.1% vs 46.7%; OR, 2.13; 95% CI, 1.32-3.43; P = .002
併用治療群で、吐き気、睡眠障害、皮膚副作用、便秘、うつ発生が数滴に多く、統計学的有意差があったのは皮膚反応のみ (14.4% vs 7.8%; P = .03)
バレニクリン単独では、異常夢、頭痛が多い。
2014年7月9日水曜日
登録:
投稿 (Atom)
noteへ実験的移行
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
禁煙はお早めに! 米国における人種・民族・性別による喫煙・禁煙での死亡率相違|Makisey|note 日常生活内の小さな身体活動の積み重ねが健康ベネフィットをもたらす:VILPA|Makisey|note
-
2019年4月報告のGINAでは、短時間作用性気管支拡張剤単独使用を喘息成人/小児治療に推奨しなくなった、症状に基づく使用(軽症喘息)あるいは連用ステロイド含有吸入連日使用で重症急性増悪抑制を図るというもの 理論的根拠とresearch gapについての論述 GINA ...
-
MRさんが紹介してくれた、昨年の論文が気になった。 呼吸器の医者って、COPDは必ず、呼吸器疾患で死ぬと勘違いしているのではないかと思い込んでるのではないかと・・・疑念を持つことがある COPD講演などで必ず持ち出される、カテゴリー分類 Association...