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2020年2月12日水曜日

降圧剤やコレステロール薬剤開始で、BMI悪化、身体活動低下などライフスタイル悪化する現象確認

血圧が高い、コレステロール値が高い→「お薬出しときますねぇ」だと、ライフスタイルへの影響無いだけでなくほっとけば悪化の可能性もありそうだ

序文から
一次予防薬開始がライフスタイルに影響を与えるかどうか、そしてどのように影響するかは不明のまま。ライフスタイルのカウンセリングは予防薬の処方に先行する必要があるため、本来、薬剤使用者は非使用者と比較して、CVDリスクと健康的なライフスタイルをよりよく認識できるはず。薬物療法の認知された有効性は、他の病気も防ぐライフスタイルを順守するインセンティブを提供することがあるはず。しかし、個人が健康的なライフスタイルの代わりに薬物を使用し、不健康なライフスタイルを継続しすることもあり、薬物療法の有効性を低下させる可能性がある。 
一方、心血管疾患や糖尿病の診断は、体重減少、身体活動の増加、アルコール消費の減少、および禁煙を含むライフスタイルの変化を引き起こすことがわかっている
高血圧症や脂質異常では一般にライフスタイル介入がないがしろにされ、一次予防薬服用でライフスタイル軽視されがちなのでは?

現象として、降圧剤やコレステロール薬剤開始が却って肥満増加や運動不足を引き起こすもとになるのかも?


Lifestyle Changes in Relation to Initiation of Antihypertensive and Lipid‐Lowering Medication: A Cohort Study
Maarit J. Korhonen , et al.
Journal of the American Heart Association. 2020;9:e014168 , Vol 9, Issue 4 February 18, 2020
Originally published5 Feb 2020https://doi.org/10.1161/JAHA.119.014168
https://www.ahajournals.org/doi/full/10.1161/JAHA.119.014168

背景
ライフスタイル修正は心血管疾患予防に関し、薬物介入の前あるいは同時進行性鍵要素である。降圧剤・脂質低下薬剤(スタチン)開始に関連したライフスタイル要素の変化を評価

研究手法と結果
この研究対象は FPS (Finnish Public Sector) studyで、ベースラインで40歳以上、心血管疾患無し、2000年から2013年に4年間隔で2回以上の連続した調査に回答したもの
薬剤使用は薬局請求データから確認
前後シリーズデータセットを使用し、BMI、身体活動、アルコール摂取、喫煙の変化を降圧剤やスタチンの薬剤開始者 8837名と非開始者 46,021名と比較

薬剤開始者は非開始者に比べ、BMIはより増加 (変化差 0.19; 95% CI, 0.16–0.22) し、身体活動は低下 (−0.09 metabolic equivalent of task hour/day; 95% CI, −0.16 to −0.02)した
肥満となる尤度、身体不活発となる尤度は、何れも治療開始群の方が高値 (odds ratio: 1.82; 95% CI, 1.63–2.03、1.08; 95% CI, 1.01–1.17)

しかし、薬剤開始者では、平均アルコール摂取量大幅低下 (−1.85 g/週; 95% CI, −3.67 to −0.14、禁煙オッズ比減少 (2回目の調査での現行喫煙オッズ比低下( 0.74; 95% CI, 0.64–0.85)


2019年8月10日土曜日

認知症発症に関わるライフスタイルと遺伝子リスク

”予防・治療に関連する基礎研究を強化すると共に、予防に関するエビデンスの収集の推進”というのが日本の施策にも提言されているようだ
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/ninchisho_kaigi/yusikisha_dai2/siryou2.pdf


若年発症認知症の一部は原因遺伝子明確なものがあり早期の研究進展が望まれる
一方、一般的な高齢発症認知症は遺伝的要素としてpolygenicであり、さらにはライフスタイルの影響あり、遺伝的影響が希釈化あるいは濃縮化する可能性がある




Association of Lifestyle and Genetic Risk With Incidence of Dementia
Ilianna Lourida, et al.
JAMA. 2019;322(5):430-437. doi:10.1001/jama.2019.9879

意義  遺伝的要素は認知症リスクを増加させるが、これはライフスタイルによりどれほどoffsetできるかは不明

目的  健康的ライフスタイルは遺伝的リスクにかかわらず認知症リスク低下と関連するか?


デザイン、セッティング、被験者 後顧的コホート研究でヨーロッパ民族60歳以上成人でベースラインで認知機能異常や認知症を有さない成人
 UK Biobank study (2006年から2010年からフォローアップ 2016 or 2017年まで)

暴露 polygenic risk score:低(最小5分位)、中間(2-4位置の5分位)、高(最大5分位)リスク影後李、加重健康ライフスタイルスコア(現行喫煙なし、定期的身体活動、健康食、中等アルコール摂取を良好、中間、不良ライフスタイル分け)

主要アウトカムと測定項目 全原因認知症(入院・死亡記録確認)

結果 196,383名(平均{SD]年齢 , 65[2.9]歳、女性 52.7%)、フォローアップ 1,545,433人年(中央IQR フォローアップ 8.0[7.4-8.6]年間]
全体でライフスタイル 良好 68.1%、中間 23.6%、不良 8.2%

polygenic risk scoreに関し、20%が高リスクスコア、60% が中間リスクスコア、20%が低リスクスコア

高遺伝リスク 発症 1.23% (95% CI, 1.13%-1.35%)  vs 低遺伝リスク 0.63%  (95% CI, 0.56%-0.71%) (補正ハザード比, 1.91  [95% CI, 1.64-2.23])

高遺伝リスク&不良ライフスタイル 認知症発症 1.78% (95% CI,  1.38%-2.28%)  vs 低遺伝リスク&良好ライフスタイル 発症  0.56% (95% CI, 0.48%-0.66%)  (ハザード比, 2.83 [95% CI, 2.09-3.83])

遺伝リスク、ライフスタイル要素の有意相互相関認めず (P = .99)

高遺伝リスク被験者中、良好ライフスタイル発症 1.13%  (95% CI, 1.01%-1.26%) vs 不良ライフスタイル  1.78% (95% CI, 1.38%-2.28%)  (ハザード比, 0.68 [95% CI, 0.51-0.90]).



結論と知見 認知障害・認知症なし高齢成人において、不良ライフスタイル&高遺伝リスクは有意に認知症リスク増加と関連する
良好なライフスタイルは高遺伝子リスクを有する被験者において認知症リスク低下と関連する





遺伝的要素とライフスタイル要素がアルツハイマー病や他の認知症タイプでも一定の役割を果たす。amyloid precursor protein(APP; OMIM;104760)、presenilin 1 (PSEN1; OMIM:1-4311)、presenilin 2(PSEN2: OMIM:600769)遺伝子は若年アルツハイマー病の原因だが極限られた比率。多くの認知症では多遺伝子リスク要素で、ε4 allele(APOE; OMIM; 107741)が知られている。欧州民族での老年発症アルツハイマー病の多数リスクallele複合スコアが定量的に検討されている




遺伝子スコア:

LambertJ-C,Ibrahim-VerbaasCA,HaroldD, et al; European Alzheimer’s Disease Initiative (EADI); Genetic and Environmental Risk in Alzheimer’s Disease; Alzheimer’s Disease Genetic Consortium; Cohorts for Heart and Aging Research in Genomic Epidemiology. Meta-analysis of 74,046 individuals identifies 11 new susceptibility loci for Alzheimer’s disease. 
Nat Genet. 2013;45(12):1452- 1458. doi:10.1038/ng.2802


2019年4月23日火曜日

2型糖尿病:メトホルミンの方が集中的ライフスタイル介入より減量維持に有効だったという衝撃

メトホルミンは2型糖尿病患者の長期体重減少維持の助けになる

DPPトライアル、Outcomes Study (DPPOS) トライアル1年後5%減少被検者においてメトホルミン群は6.2%、プラシーボは 2.8%、食事運動プログラムでは 3.7%の平均体重

集中的ライフスタイル介入(ILS)患者の62.6%が1年後体重減少 5%に対し、メトホルミンは 28.5%

ILS は行動修正プログラム(6−8ヶ月、ゴールは7%減少で、食事と150分/週の中等度運動 2ヶ月後と介入強化)

Long-Term Weight Loss With Metformin or Lifestyle Intervention in the Diabetes Prevention Program Outcomes Study
John W. Apolzan, et al.; for the Diabetes Prevention Program Research Group
Ann. Int. Med.
https://annals.org/aim/article-abstract/2731601/long-term-weight-loss-metformin-lifestyle-intervention-diabetes-prevention-program


メトホルミンはエネルギー消費に有意に影響を与えることはないが食欲低下や食事量低下をもたらすという研究はある。補正的ニューロン、内分泌的、代謝的変化により減量効果を示すのでは?

5年後、10年後、15年後、そして全体的な減量維持独立予測因子 (P<0 .001="" all="" for="" p="">
ベースライン年齢多いほど: OR 1.74, OR 2.25, OR 2.37, OR 1.74
1年後減量幅大きいほど (per 5% loss): OR 2.08, OR 1.97, OR 1.14, OR 1.70
メトホルミンのActive useほど (use vs nonuse): OR 4.83, OR 4.02, OR 2.17, OR 1.91

DPPトライアルオリジナル10年後治験ではメトホルミン、ILSで2型糖尿病の発生率をプラシーボ比較で有意に減少





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<0 .001="" all="" for="" p="">集約的ライフスタイル修正はやはり重要と解説
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そもそもILS割り付けやプラシーボ割り付けも、次第にメトホルミン処方率増加し、メトホルミン群のアドヒアランスは低下し10年後72%となり、15年後は49%程度
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2015年12月18日金曜日

心血管疾患系、2015年10の話題

こういうまとめを概覧すると、なんだか勉強した気になる



Mandrola's Top 10 Cardiology Stories 2015
John Mandrola, MD 
http://www.medscape.com/viewarticle/856104| December 17, 2015




1. PCSK9 Inhibitors Released Into the Real World:注射モノクローナル抗体 evolocumabとalirocumab、心血管発作、卒中、死亡減少させるか未だ不明。長期安全性も不明。


2. SPRINT Delivers, but Not Without Trade-offs:理想的降圧目標は不明。SPRINT研究は、従来の140 mmHgから120 mmHgへ。早期トライアル中止。従来降圧目標群で心血管イベント数増加がその理由。課題はコスト、強化群での失神、急性腎障害、電解質異常など。リアルワールドへの適応について課題が残る。

3. Coffee and Fat Are Back2015 Dietary Guidelines Advisory Committee. Advisory:適度のカフェイン摂取量設定と食事カロリー制限排除。2015年は糖類が健康悪化をもたらすということで、税制を用いた制限がコンセンサスになった(※)

4. The Basics Make a Comeback in AF Treatment:心房細動について3つの知見、STAR-AF 2トライアルは、肺静脈isolation追加ablationでアウトカム改善せず、 LEGACYトライアル・CARDIO-FITトライアルは、減量・フィットネス増加は抗不整脈作用有り、ARREST-AF Substrate研究:リスク要素修正でヒト心房の電気生理・構造特性を改善


5. SGLT-2 Inhibitors Impress, but Concerns Remain:EMPA-REG Outcome trialは欧州糖尿病学会で報告され、SGLT-2阻害剤、ジャディアンスのプラシーボ比較治験で死亡率低下が示された、糖尿病薬剤に関して画期的知見。いままで2型糖尿病薬剤は血糖・糖化ヘモグロビンは下げるが真に合併症・死亡率低下させるか、潜在化疑念があった。ただ、なぜ死亡率減少したのか機序解明されてない。さらにケトアシドーシスや骨折リスクに関して関心が甘くなってはならないし、不明の長期的副事象についても今から明らかになるかもしれない。

6. NOAC Reversal Agents Soothe Our Worrying Minds:ワルファリン比較でNOAC群の死亡率減少が全ての治験でみられたが、リスクを嫌う人間にとって出血ありきシナリオに疑念を持つ向きもある。その中、idarucizumabのFDA承認と、抗凝固可逆性製剤, andexanet alfa:Xaリバーサルの報告は今後の方向性を与えているのかもしれない


7. Cutting the Cord in Pacing:ペーシングデバイスのアキレス腱であるリード、ワイヤレス化へ  NanoStim LP[leadless pacemaker (St Jude Medical) and the Micra TPS(Medtronic) 


8. nterventional Breakthrough Not in the Heart but in the Brain:おそらく発症後迅速導入とステントの介入のおかげで、急性卒中において5つの臨床治験で血管内治療単独でのベネフィットとtPA add-on治療のベネフィットクリアとなり重大長期身体障害予防NNT10超判明となりBreakthroughとなった


9. For Most Patients, Say No to Bridging:BRIDGEトライアルと1つの観察研究で、Bridgingは出血増やすだけで血栓イベント減少しないという報告


10. MOC, Still in the ICU, but Off Pressors:ABIMのボードについてPCI成績に関してネガティブな意見頻出




※ 日本は、加工食品まで消費税8%据え置きにしてしまったが、取り過ぎで健康有害性を示す食品は税金アップすべきだったのではないか? 政府や財務省や自民・公明には、そういう発想がない


2015年10月15日木曜日

Whitehall II研究:座位と生命予後関連無し

心血管疾患既往無しの男性3720名、女性141名のWhitehall II コホート



Apple Watchなんか 座り続けると怒られるのだが・・・




座位時間と寿命・・・関連無し



Associations of sitting behaviours with all-cause mortality over a 16-year follow-up: the Whitehall II studyRichard M. Pulsford , et. al.
Int. J. Epidemiol. (2015) doi: 10.1093/ije/dyv191
First published online: October 9, 2015



座位時間(仕事、余暇、TV視聴時間、TV以外余暇時間、仕事・余暇組み合わせ)と共役要素(1997-99年)



Cox proportional hazards modelで座位時間(時間/週)と死亡リスクを検討

フォローアップは、死亡日までか、鉗子終了日までか、2014年7月31日


 
フォローアップ8万1373人年  (平均フォローアップ期間 15.7 ± 2.2 年間)・450名死亡記録

5つの座位指標と、死亡率リスクの相関性認めず
補正モデルでも、moderate to vigorous physical activity (MVPA)を含む共役要素補正モデルでも同様



2015年1月8日木曜日

メタアナリシス: 冠動脈・頸動脈内動脈硬化病変は、ライフスタイルの強化介入にて改善する

冠動脈・頸動脈内動脈硬化病変は、ライフスタイルの強化介入にて改善する


Meta-Analysis of the Effects of Lifestyle Modifications on Coronary and Carotid Atherosclerotic Burden
Sunny Jhamnani,et. al.
Received: September 1, 2014; Received in revised form: October 17, 2014; Accepted: October 17, 2014; Published Online: October 31, 2014
DOI: http://dx.doi.org/10.1016/j.amjcard.2014.10.035


ライフスタイル修正は、冠動脈動脈硬化病変減少と相関( −0.34 (95% CI −0.48 to −0.21) SMD、出版バイアス、heterogeneity認めず (p = 0.21, I2 = 28.25).

同様に、総頸動脈内にて、CIMTの減少  mm単位にて、バイアス補正前  −0.21 (95% CI −0.36 to −0.05) SMD、補正後 −0.13 (95% CI −0.25 to −0.02) SMD減少(p = 0.13, I2 = 39.91; p = 0.54, I2 = 0)




スタチンとどっちが有効?

2014年9月25日木曜日

心筋梗塞予防を主眼とした、健康ライフスタイルの効果の実証

心筋梗塞予防を主眼とした、健康ライフスタイルの効果


理想的な生活を送ってる人って現実的には対象人口の1%程度で、大概はなんらかのリスクを有する生活を送ってる。
理想的生活では確かにリスク軽減効果がありそうだが、大半をしめる怠け者にとっては仙人のような生活はやはり難しいのだろう・・・


Low-Risk Diet and Lifestyle Habits in the Primary Prevention of Myocardial Infarction in Men
A Population-Based Prospective Cohort Study
Agneta Åkesson, et. al.
J Am Coll Cardiol. 2014;64(13):1299-1306. doi:10.1016/j.jacc.2014.06.1190



心筋梗塞一次予防に対して、健康食生活とライフスタイル実践の組み合わせへのアドヒアランスは大きなインパクトを持つのかもしれない。

1997年の食事・ライフスタイルのアンケート基礎調査
45-79歳のスウェーデン男性の住民ベース前向きコホート
癌、心血管疾患、糖尿病、高血圧、高コレステロール血症病歴無しの2万721名の男性

5つの健康要素(低リスク要素):
・適正アルコール摂取(10~30g/日)
・非喫煙
・運動活動性(ウォーキング/サイクリング 40分以上/日、週1時間以上の運動)
・内臓肥満(ウェスト径95cm未満)

11年間のフォローアップ中、心筋梗塞1361名

5つの健康要素(低リスク要素)のうち低リスク性食事選択とアルコール適正摂取の場合、低リスクアンケート因子5つのうち0該当例殿比較すると、相対リスク 0.65(95% 信頼区間 [CI]: 0.48 - 0.87)

5つの健康要素全てを有する場合を全て無い場合を比較すると、相対リスクは 0.14 (95% CI: 0.04 to 0.43)

この健康行動因子組み合わせは男性で1%のみしか存在せず、研究住民のベースとして心筋梗塞79%(95% CI : 34% to 93%)予防に相当。
・Recommended Food Score(推奨食事スコア)

2014年8月25日月曜日

2型糖尿病:強化ライフスタイル介入によりかなりのコスト削減(入院・薬物コストなど)

2型糖尿病5121名、過体重・肥満成人に強化ライフスタイル介入(ILI)を割り付け vs diabetes support and education (DSE).比較

             
Impact of an Intensive Lifestyle Intervention on Use and Cost of Medical Services Among Overweight and Obese Adults With Type 2 Diabetes: The Action for Health in Diabetes
Diabetes Care September 2014 vol. 37 no. 9 2548-2556


10年間フォローアップ比較

・ ILIにより、年次入院率 11%、入院期間15%、 薬物数 6%減少 
・ 入院コストを10%、薬物コストを7%引き下げた。(all  p < 0.05)
 
ILIは、10人年コスト削減、5280米ドル(95%信頼区間 3385 - 7175米ドル) 

しかし、心血管既往患者ではあきらかなコスト削減効果不明



ランニングなど習慣化を強要するわけにはいかないだろうが、なんらかのインセンティブを与えるべき金額になっている(アメリカの話で、そのまま日本に適応できるかはしらないが・・・)。


2013年11月13日水曜日

2013年ACC/AHA関連ガイドライン:動脈硬化疾患・コレステロール治療、心血管疾患リスク・ライフスタイル、肥満・体重過多

その後議論となった以下も参照のこと  

"CAlculator-gate": 心血管疾患予測式 リスクかさ上げ問題 http://kaigyoi.blogspot.jp/2013/11/calculator-gate.html





2013 ACC/AHA Guideline on the Treatment of Blood Cholesterol to Reduce Atherosclerotic Cardiovascular Risk in Adults: A Report of the American College of Cardiology/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines

・動脈硬化性心血管疾患イベント10年の新しい予測式
・30年後のリスクを見越した計算式、20−59歳という若年者のリスクを重視
・スタチンのエビデンスがダントツ
・スタチン治療特にベネフィットあり→
○ 動脈硬化性心血管疾患既往
○ LDL 190 mg/dL以上(家族性を含む)
○ 40−75歳の糖尿病(動脈硬化性心血管疾患既往なくても、LDL 70-189mg/dLでも)
○ 10年心血管疾患リスク新予測式で、7.5%以上で、LDL 70-189 mg/dL
・スタチン強化療法(LDL 半減)は動脈硬化性心血管疾患既往群及びLDL 190mg/dL群で適応
・糖尿病患者では、高・中程度強化スタチン治療用いるかはリスク公式で判断


2013 AHA/ACC Guideline on Lifestyle Management to Reduce Cardiovascular Risk: A Report of the American College of Cardiology/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines2013 ACC/AHA guideline on the treatment of blood cholesterol to reduce atherosclerotic cardiovascular risk in adults

・フルーツ、野菜、全粒穀物、低脂肪乳製品、legume(豆類)、魚、家禽(poultry)、ナッツ(nuts)、糖・糖加飲料・レッドミートを少なくする、いわゆる、DASHやMediterranean dietに沿った食事指導
・飽和脂肪酸・トランス型脂肪酸制限のエビデンスあり
・身体活動・運動のエビデンス(2008年・Department of Health and Human Servicesガイダンス)により、40分以上・週3−4日の中等度・高度運動を推奨



2013 AHA/ACC/TOS Guideline for the Management of Overweight and Obesity in Adults: A Report of the American College of Cardiology/American Heart Association Task Force on Practice Guidelines and The Obesity Society

・指標として、BMIを、まず優先。ウェスト系測定はその後。心血管疾患リスク・糖尿病・死亡リスクでもその順に重視。
・減量−3%から−5%でも、臨床的ベネフィットあり
・ガイドラインには特異的減量食事指導のどれが望ましいか、優先度は記載無く、カロリー摂取のみを基本とし、患者の好み・健康状態に従ったものとする
・減量達成のためのライフスタイル介入に関して、6ヶ月以上のダイエット・運動のカウンセリングを含み、強く推奨
・最も強い推奨は、on-site、トレーニングを受けた医療専門家によるon-siteの包括的プログラム
・減肥手術は、肥満関連合併症がある場合BMI 35以上、無い場合でも40以上の場合に適切なオプションとなる



2013年9月17日火曜日

【健全なライフスタイル変化により細胞変化】テロメア長・延長へ

全般的なライフスタイル改善により、前立腺がん低リスク判明組織内のテロメラーゼ活性とテロメラーゼ長改善する

食事、運動、ストレスマネージメント、社会的サポートという包括的介入プログラム


ベースラインからの相対的テロメア長延長は、介入後、テロメア/single-copy gene比(T/S単位)長 中央値(IQR 0.05-0.11)延長。
しかし、対照群は減少  (−0·03 T/S units, −0·05 to 0·03, 差 p=0·03)

2群からのデータを組み合わせたところ、ライフスタイル・アドヒアランス変化は年齢補正後の相対的テロメア長と有意相関し、フォローアップでの長さとも有意相関 (ライフスタイル変容アドヒアランススコア改善%比率毎  T/S units increased by 0·07, 95% CI 0·02—0·12, p=0·005) 
5年後、ライフスタイル介入群では、テロメラーゼ活性は0.25低下 (—2·25 to 2·23) 。対照群では1.08低下 (relative risk 0·93, 95% CI 0·72—1·20, p=0·57)。



"Effect of comprehensive lifestyle changes on telomerase activity and telomere length in men with biopsy-proven low-risk prostate cancer: 5-year follow-up of a descriptive pilot study"
 Ornish D, et al
Lancet Oncol 2013; DOI: 10.1016/S1470-2045(13)70366-8. 


テロメア長 減少率改善ではなく、延長


2013年6月25日火曜日

Look AHEADトライアル:2型糖尿病肥満への強化ライフスタイル介入 心血管イベントベネフィット証明できず

2型糖尿病患者への強化的ライフスタイル介入は、食事・運動に対してフォーカスした場合、心疾患予防的効果認めず

Look AHEAD トライアル終了し、心血管ベネフィットに関し有意差を認めなかった


この研究の先行分析では、mobility改善効果はあった
Look AHEAD 研究:2型糖尿病肥満患者でのライフスタイル変容とmobility 2013/03/29

だが、それが心血管疾患イベント改善までは至ってないということか?
あるいは、検出パワーの問題かということだが、実際には対照群の方がスタチン投与量が多く、そのため効果評価を薄めてしまったというのが一解釈らしい。

この研究は無価値かというとそうではなく、減量と体重減少維持が可能であることが示された部分は大きく評価されるべきとのこと


"Cardiovascular effects of intensive lifestyle intervention in type 2 diabetes
Wing R, et al
N Engl J Med 2013; DOI: 10.1056/NEJMoa1212914.

【背景】短期研究ベースでは、2型糖尿病患者過体重・肥満者に対して減量を推奨しているが、心血管疾患への長期的効果は不明。
上記患者での減量への強化ライフスタイル介入が心血管合併症や死亡率減少させるかの検討。 
【研究方法】
米国内16の研究センターで、5145名の2型糖尿病過体重・肥満患者を、カロリー摂取制限と身体活動性増加による減量目的強化ライフスタイル介入(介入群)と、糖尿病サポートと教育(対照群)に割り付け
プライマリアウトカムは、心血管疾患原因死亡、非致死的心筋梗塞、非致死的卒中、狭心症入院組み合わせで、最大13.5年間のフォローアップ 
【結果】
フォローアップ9.6年間で、トライアルはfutility analysis(無用性解析、無益性解析?)に基づき早期中断。減量は対照群比較にて強化群でより減少(1年次 8.5% vs 0.7%、 研究終了時 6.0% vs 3.5%)
強化ライフスタイル介入は、また、糖化ヘモグロビン減少、フィットネス改善、LDLコレステロール以外の心血管疾患全リスク要素減少が観察された。
プライマリアウトカムは、介入群 403名、 対照群 418名 (100人年あたり 1.83 vs 19.2、介入群ハザード比 0.95:95%信頼区間 0.83-1.09; p=0.51) 
【結論】
2型糖尿病・過体重・肥満患者に対する、減量にフォーカスした強化ライフスタイル介入では、心血管イベント率減少認めず
(Funded by the National Institutes of Health and others; Look AHEAD ClinicalTrials.gov number, NCT00017953.)


研究者たちの分析
・検出パワーの問題だが、ベネフィット18%前提に至ってなかったことが主因
・生活スタイル介入に関して現実面重視であったため、差が出にくかった。
・対照群の教育が効果を与え、差が出にくかった。




Additional source: New England Journal of Medicine
Gerstein HC, et al "Do lifestyle changes reduce serious outcomes in diabetes?"
N Engl J Med 2013; DOI: 10.1056/NEJMe1306987.

2013年6月5日水曜日

理想的ライフスタイル → 8年後 全原因死亡率8割減

タバコを吸わず、地中海料理のような理想的食事をとり、正常体重を維持し、定期的運動することは、健康なライフスタイル。どの程度健康になるのか?・・・8年間で、全原因死亡率の80%まで減少することができる。


だが、この研究対象者で、健康ライフスタイル全てに合格する率はわずか2%

食事では、フルーツ、野菜、豆類、オリーブオイル、全粒穀物・魚を多く含み、ワイン・乳製品・肉を少なくという全ての要素が必要・・・まぁあくまで理想ということで・・・


Low-Risk Lifestyle, Coronary Calcium, Cardiovascular Events, and Mortality: Results From MESA
Am. J. Epidemiol. (2013) doi: 10.1093/aje/kws453 First published online: June 2, 2013

不健康ライフスタイルは冠動脈性心疾患の主要素
この研究の目的は、喫煙、体重維持、運動、食事と、冠動脈石灰化、心血管イベント、死亡率との関連を調査
Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis (2000-2010)の44-84歳の米国人登録者(n=6,229)
ライフスタイルスコアを0-4に分ける
・食事
・運動
・BMI
・喫煙状態
冠動脈石灰化をベースラインと、事後評価平均3.1年(SD 1.3)
冠動脈イベントあるいは死亡フォロー7.6年間 SD 1.5)

対照群比較すると、ライフスタイルスコア1、2、3、4で、年次石灰化進行は、それぞれ、3.5 (95% 信頼区間 (CI): 0.0,7.0) 、4.2 (95% CI: 0.6, 7.9)、 6.8 (95% CI: 2.0, 11.5), 、 11.1 (95% CI: 2.2, 20.1)点ずつ年間緩徐化   (P = 0.003)
死亡に関するライフスタイルスコア非補正ハザードは、
スコア1 0.79 (95% CI: 0.61, 1.03)
スコア2 0.61 (95% CI: 0.46, 0.81)
スコア3 0.49 (95% CI: 0.32, 0.75)
スコア4 0.19 (95% CI: 0.05, 0.75) (P < 0.001 by log-rank test)

結論としては、定期的運動、健康食、喫煙回避、体重維持は、冠動脈石灰化発症低率化と関連し、冠動脈石灰化緩徐化し、総原因死亡率を7.6年間に相当するほど減少する。


考えてみると、わずか2%の人しか達成できないような”理想”を掲げて、全員まるでできるかのように指導するってのもどうなんだろ。




2013年6月2日日曜日

健康ライフスタイル(食の健康、無喫煙、定期的運動)は記憶能力と関連、意外と若年・中年でも記憶障害多く、不健康行動と関連

健康的行動は、アルツハイマー病や認知症のリスク低下と関連する報告があるが、寄与リスクについてはその知見は少ない。ポジティブなライフスタイル選択と、中年、特に若い頃の訴えの寄与リスクの知識は少なく、そして、後年の問題の指標となりうるか?


健康ライフスタイルのインパクトを調査、18-99歳までの1万8千5百名超の国内調査

多くの年齢世代で、健康食、非喫煙、定期的運動は、自己報告記憶能力と関連する。
加齢とともに記憶障害の報告は当然増えるが、、健康的行動習慣は、高齢(60-99歳)に多く、中年(40-59歳)、若年(18-39歳)より多い。

これは、ステレオタイプな、加齢ほど、他者依存・衰弱増加という話と相反する話である。

加えて、予想より若年者での記憶障害率が高かった。これは、若年者でも健康教育が必要であることを示唆する。

Healthy behavior and memory self-reports in young, middle-aged, and older adults - Corrigendum
Gary W. Small, et. al.
International Psychogeriatrics / Volume 25 / Issue 06 / June 2013, pp 991-991
高齢者は、中年・若年成人より健康行動となりやすい。
加齢とともに記憶障害の報告、若年 14%、 中年 22%、 高齢 26%で、健康行動(Healthy Behavior Index)と逆相関。
健康食は、記憶自己報告良好性と相関し、年齢と関連なし。
一方、喫煙なしは、若年・中年での記憶報告と関連し、定期的運動と記憶に関しては中年・高齢で相関。

2013年4月12日金曜日

座位時間長いと心血管疾患リスク増加

"sit on one's laurel" :あぐらをかく ・・・ということらしい

人間、あぐらをかくと、やっぱりだめなようだ。
でも、好きこのんで、座位仕事してるわけでもない場合もあるわけで・・・



座ってるばかりだと心血管系リスク増加するわけで、ある程度の運動量でないとなかなか相殺されない。

WHIコホートの報告

Relationship of Sedentary Behavior and Physical Inactivity to Incident Coronary Heart Disease: Results from the Women's Health Initiative
Circulation. 2012; 125: A006




上記AHA報告のJACCの4月9日出版で、閉経後女性に関する分析で、心血管疾患既往のない対象者で報告

Chomistek AK, Manson JE, Stefanick, ML, et al. The relationship of sedentary behavior and physical activity to incident cardiovascular disease: Results from the Women's Health Initiative. J Am Coll Cardiol 2013. Available at: http://content.onlinejacc.org.


運動活動群(高、中、低、無活動定義での)どの群でも、座位時間長いほど有害
例外は、運動カテゴリー最大群で、ジョギング4−5時間あるいは、ウォーキング7時間にそうとする群で、これらの女性では心血管リスク増加は見られず。
上から2番目の高運動群、中等度運動群、中等度運動週2.5時間、週8.4−20met-時間
中央値12.2年間のフォローアップで、座位時間が内外ほど、運動の少ないほど、心臓疾患、卒中のリスク増加と相関。

心血管疾患補正ハザード比は、座位時間1時間/1日増加毎にリスク増加 1.02(95% CI, 1.01-1.03)、また、運動週MET-hour増加毎に 0.990(95% CI, 0.987-0.992)。座位時間長いほど、運動が少なく、逆も同様。



2013年2月28日木曜日

座位主体のライフスタイルだと、食後血糖、脂質系に悪影響

座位主体のライフスタイルだと、食後血糖、脂質系に悪影響を与える。
"Associations of objectively measured sedentary behavior and physical activity with markers of cardiometabolic health"
Henson J, et al 
Diabetologia 2013; DOI:10.1007/s00125-013-2845-9.
http://www.diabetologia-journal.org/files/Henson.pdf

2型糖尿病リスク対象者での、客観的測定された座位時間、座位中断、中等度・強度運動活動性(MVPA)、総身体活動と、心血管疾患関与マーカー

ongoingな2つの糖尿病予防プログラム
英国East Midlandに位置するプライマリケア診療施設から登録された既知リスク要素ありの被験者(2010-2011) 

ActiGraph GT3X accelerometer (15 s epochs)を用い
座位時間   (<25 15="" p="">MVPA (≥488 カウント/ 15 秒)
総運動活動性 (総カウント)
座位時間の中断(25カウント以上/15秒)


878名から構成サンプル: ; 153 名のProject STAND (Sedentary Time And Diabetes) (年齢 32.9± 5.6 歳, 男性 28.8%) 、 725 名の Walking Away from Diabetes (年齢 63.7±7.8 歳, 男性 64.8%)

MVPAやBMIを含む共役要素補正後、座位時間は、食後2時間血糖値と線形に相関  (標準β係数) (β= 0.220, p <0 .001="" hdl-="" p="0.029)と相関</span">

座位時間のbreak、総運動活動性、MVPAは、adiposityと有意に相関
しかし、座位時間やBMI補正後は、他の心血管代謝系に影響与えず
 
sedentary behavior:座位なんだけど、bed-riddenも 同義語に使われることがある・・・ってのを思い出した。ヨーロッパに寝たきりないという妄想は、"sedentary behavior"を座位と訳してねたきりと訳さないことから始まった。

外来などは基本座位仕事なので、食後血糖増加・HDL低下・TG増加リスクの高いことになる

2012年12月19日水曜日

Look AHEAD: ライフスタイル強化介入追加により、糖尿病寛解増加

2型糖尿病患者へ、通常の糖尿病指導である、“糖尿病サポート・教育コントロール(diabetes support and education control condition (DSE))だけじゃなく、より積極的に、ライフスタイル強化介入を行ったところ、やはり、糖尿病寛解は増加した。

ライフスタイル介入に関して解説してるところがあるので、ご参考に →  http://rockymuku.sakura.ne.jp/naibunnpitunaika/Look%20AHEAD%20trial.pdf
 

でも、寛解にいたる絶対数少なく、7%から10%・・・ この病気の難しさを実感する。
大多数は、ライフスタイル介入だけでは、寛解導入はやはり困難。

要約を逐語訳してみた・・・

Association of an Intensive Lifestyle Intervention With Remission of Type 2 Diabetes  
Edward W. Gregg, et. al. for the Look AHEAD Research Group
JAMA. 2012;308(23):2489 doi:10.1001/jama.2012.67929
【序文】  ライフスタイル介入による2型糖尿病寛解導入の程度は明らかでない。

【目的】  2型糖尿病から長期減量介入と、2型糖尿病からのprediabetes or normoglycemia状態への寛解頻度の関連性研究

【デザイン、セッティング、登録者】 4つのRCT(ベースライン受診、2001年8月から2004年4月)の 副次的観察研究(Ancillary observational)解析で、、“diabetes support and education control condition (DSE)”と、“intensive lifestyle intervention (ILI)”( 4503 名のUS 成人、BMI 25以上、2型糖尿病)比較

【介入】IL1ランダム割り付け登録者は、最初の6ヶ月は、週毎のグループ、個別カウンセリングを行う、続く6ヶ月は月3回のセッション、そして2-4年間月2回の接触と定期的リフレッシュ化群シリーズ・キャンペーン施行(n=2241)

DSE( education control condition)、年毎の3つのグループセッションで、食事、運動、社会的サポート (n=2262)

【主要アウトカム測定】  部分、完全寛解
prediabetesあるいはnondiabetic levelの血糖に合致する状態への移行と定義 (血糖降下剤無使用 空腹時血糖< 126mg/dL 及び HbA1c< 6.5%)

【結果】 ライフスタイル強化介入群では、DSE登録者に比べ、有意に、以下変化
1年後体重減少 (net difference, −7.9%; 95% CI, −8.3% to −7.6%)
4年後体重減少 (−3.9%; 95% CI, −4.4% to −3.5%)

1年後フィットネス増加 (net difference, 15.4%; 95% CI, 13.7%-17.0%)
4年後フィットネス増加(6.4%; 95% CI, 4.7%-8.1%) (P < .001 for each)

 ILI (ライフスタイル強化介入)群では、寛解(部分・完全)経験が多い
1年目頻度 11.5% (95% CI, 10.1%-12.8%)
4年目頻度 7.3% (95% CI, 6.2%-8.4%)
vs DSE群では両ポイントとも2.0%
(1年目 95% CIs, 1.4%-2.6% 、4年目 1.5%-2.7% at year 4) (P < .001 for each)

ライフスタイル強化介入群のうち、寛解持続は、2年目  9.2% (95% CI, 7.9%-10.4%)、 3年目 6.4% (95% CI, 5.3%-7.4%)、 4年目 3.5% (95% CI, 2.7%-4.3%)
vs DSE群では2%未満 (2年目 1.7% [95% CI, 1.2%-2.3%]; 3年目 1.3% [95% CI, 0.8%-1.7%]; 4年目 0.5% [95% CI, 0.2%-0.8%] )

【結論】  体重増加成人への上記研究解析にて、ライフスタイル強化介入は、糖尿病サポート・教育システムに比べ、2型糖尿病寛解尤度増加に有意に相関。
しかしながら、絶対的寛解はそれでも軽度である。



Look AHEAD 研究:2型糖尿病肥満患者でのライフスタイル変容とmobility 2012/03/29 

HPVワクチンをめぐる日本の"失われた8年"と、私たちが検証すべきこと

「子宮頸がんワクチン」という呼び方に、以前から違和感があります。 HPVワクチンが子宮頸がん予防に重要であることは間違いありません。日本では女子への定期接種として導入され、子宮頸がん予防を中心に説明されてきたため、この名称が広まった経緯も理解できます。 しかし、このワクチンが...